「Roundhill Memory ETF」は2026年4月2日に上場した米国初のピュアプレイ型メモリチップETF(上場投資信託)です。
ティッカーシンボルは「DRAM」です。
インデックス連動ではなくアクティブ運用で、HBM・DRAM・NAND等のメモリ半導体企業への集中投資を目指します。経費率は0.65%。
メモリ企業の定義は「売上または利益の50%以上がメモリ半導体の開発・製造に由来する企業」です。
公式サイト:Memory ETF | Invest in Memory Stocks with DRAM | Roundhill Investments
ポートフォリオ
Memory ETFに含まれる主な銘柄は以下の通りです(現金なども保有しています。完全なリストではありません)。
| 銘柄 |
ティッカー |
割合 |
| SK Hynix |
000660 KS |
24.75% |
| Samsung Electronics |
005930 KS |
25.17% |
| Micron Technology |
MU |
25.33% |
| Kioxia Holdings |
285A JP |
4.74% |
| SanDisk |
SNDK |
5% |
| Seagate Technology |
STX |
4.16% |
| Western Digital |
WDC |
4.24% |
| GigaDevice Semiconductor |
603986 C1 |
2.72% |
| Nanya Technology |
2408 TT |
1.78% |
| Winbond Electronics |
2344 TT |
1.10% |
(2026年6月25日時点)
3つの魅力
Roundhill Memory ETFには3つの魅力があります。
- 韓国株へのアクセス
- 高額な銘柄にお小遣いで投資できる
- AI銘柄に集中したポートフォリオ
それぞれ解説します。
1.韓国株へのアクセス
高性能なDRAMであるHBM(広帯域幅メモリー)を作っている主要プレイヤーは以下の3企業です。
DRAM市場はこの大手3社による寡占状態にあるため、AIブームにおいてメモリ市場に賭けるのならこの3社はぜひ押さえておきたい銘柄です。
ですが、3社のうちSKとSamsungは韓国企業です。
個人向けに韓国株を扱っている証券会社は少ないので、この2社に投資をするのは少々面倒でハードルが高いです(Micronは米国企業なので、多くの証券会社で購入できます)。
しかし、Roundhill Memory ETFは米国のETFなので、様々な証券会社で取り扱いがあり、購入のハードルはそこまで高くありません。
個別に買うと面倒なSKとSamsungの株を簡単に購入できるのは非常に魅力的です。
2.高額な銘柄にお小遣いで投資できる
2つ目のメリットは株価がかなり高額になっている株式に、お小遣いレベルのお金で投資できる事です。
MicronやKioxia、SanDiskといった銘柄は、AIブームにより2026年に入ってから株価が暴騰しました。
例えば日本のKioxiaは2026年6月21日時点では108,600円に達しています。2026年に入って取引開始された1月5日の株価は11,350円であり、年初来850%以上上昇していることになります。
株価が暴騰し、1株100,000円を超えてくると、趣味で投資をしている方にとって購入のハードルはかなり高くなりますよね。
しかし、Roundhill Memory ETFは約76ドルです。日本円にすると12,259円ほどです(共に2026年6月21日現在)。
お小遣いレベルの金額で、KioxiaやSanDiskといった趣味トレーダーには高すぎて手を出しづらい株に賭けることが出来るのはETFの大きな魅力です。
いきなり数十万円用意してKioxiaやSandiskに賭けるのはハードル高いですからね(´・∀・`)
3.AI時代のメモリ企業に集中したポートフォリオ
ETFのデメリットの1つが、自分が欲しくない株が含まれている点です。
例えば、先ほど紹介した韓国株のSKとSamsungは、Roundhill Memory ETFでなくても、韓国株のETFを購入すれば手に入ります。
しかし、それだと興味がない韓国株も購入することになってしまいます。
Micron TechnologyやSanDiskが含まれているテクノロジー系のETFもありますが、やはり興味がないIT企業に賭けることになってしまいます。
しかし、Roundhill Memory ETFは文字通りメモリ企業に特化したETFです。それも、AIブームにおいて非常に重要なプレイヤーを揃えています。
その為、「AIブームでメモリ企業の株価が上がる!」と信じる人にとっては、無駄のないポートフォリオとなっています。
まとめ
Roundhill Memory ETFに投資すれば、少ないコストと手間で、AI時代に注目されている有望なメモリ企業にまとめて投資ができます。
特にお小遣い価格でSK、Samsung、Micronの三大DRAM企業を抑えられるのは最高です。
情報サイト:DRAM ETF Stock Price & Overview
このコンテンツは情報提供のみを目的としています。投資アドバイスではありません。