SpaceXAIとは?

SpaceXAI(スペースエックスエーアイ)は、イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「SpaceX」のAI開発部門です。

同氏がかつて設立したAI開発企業の「xAI」を前身としており、傘下には「X(旧Twitter)」を運営するX Corp.やAIコードエージェント「Cursor」を運営するAnyshpereも存在します。

名前 SpaceXAI(スペースエックスエーアイ)
タイプ 非公開企業
公式サイト x.ai
公式X SpaceXAI(@SpaceXAI)
設立日 2023年3月9日(xAIとして)
前身 xAI
母体 SpaceX

社長はSpaceXのStarlink部門で上級副社長を務めたマイケル・ニコルズ(Michael Nicolls)、法務責任者はジェームズ・バーンハム氏

製品・サービス

SpaceXAIが開発・提供するサービスには以下のようなものがあります。

SpaceXAI for Government

SpaceXAI for Governmentは、米国の連邦政府、州政府、地方自治体におけるエンタープライズユースケース向けに設計されたAIプラットフォームです。

このプラットフォームは、SpaceXAIの業界をリードするAIモデル、エージェントツール、リサーチプラットフォーム、APIへのアクセスを提供します。

当初の名称は「Grok for Government」で、「xAI for Government」を経て「SpaceXAI for Government」となりました。

下位組織

X

正式名称は「X Corp.」です。かつてTwitterとして知られた企業です。

同名のSNSを運営しています。

日本法人は「X Corp. Japan株式会社」です。

Anysphere

AIコーディングツール「Cursor」を開発する企業。

SpaceXが600億ドル(約9.6兆円)で買収することを決定しており、2026年8月9日現在規制当局の承認等を待っている状態。

2026年6月16日にSpaceXが600億ドル(約9.6兆円)で買収すると発表。買収は2026年第3四半期(7〜9月)の完了を見込んでいる

歴史

SpaceXAIの主な出来事。

xAI時代

2023年~2026年

2023年

4月14日、イーロン・マスク氏が2023年3月にネバダ州で「X.AI Corp.」を設立していたことが報じられる(第一報はWSJ)。

7月12日、マスク氏が自身のXに「現実を理解するため、xAIの設立を発表します」と投稿し、xAIの設立を正式に発表

また、マスク氏は2023年4月17日に公開されたFoxNewsのインタビューで、「TruthGPT」(トゥルースGPT)という「宇宙と自然を理解しようとするAI」を開発すると述べている

11月4日、独自の言語モデルである「Grok」を発表

2024年

3月11日、Grokについて、マスク氏は「今週、オープンソース化します」と発言。その後、3月17日にGrokがオープンソース化。

2024年5月26日、シリーズB資金調達ラウンドで60億ドル(約9400億円)を調達したとブログで発表。主要投資家にValor Equity Partners、Vy Capital、Andreessen Horowitz、Sequoia Capital、Fidelity Management & Research Company、Prince Alwaleed Bin Talal、Kingdom Holdingなど。

6月5日、テネシー州メンフィスのGreater Memphis商工会議所が、xAIがメンフィスに“世界最大のスーパーコンピュータ”である「Gigafactory of Compute」を建設すると発表

9月2日、AI学習用のコンピュータークラスタ「Colossus」を稼働開始したとマスク氏がXで発表

12月6日ごろからXの無料ユーザーにもGrokを提供開始

12月23日、シリーズC資金調達ラウンドで60億ドル(約9420億円)調達したと発表。Andreessen HorowitzやBlackRock、Sequoia Capitalなどの投資会社に加え、戦略的投資家としてNVIDIAとAMDも参加。xAIの評価額は400億ドル(約6兆2900億円)から500億ドル(約7兆8600億円)と見積もられている

2025年

1月9日、米国など一部の国で、Grokのスタンドアローンアプリ提供開始

1月19日に、日本でもGrokの独立したアプリを公開

2月4日、Android版Grokアプリの事前登録をGoogle Playで開始

2月18日、「Grok 3」を発表

2月20日、「Grok 3」がXで利用できるようになったと発表

2月22日ごろから、Grokのロゴが変更される

3月18日、テキストから動画を生成する高度な動画生成モデルを開発しているAIスタートアップ「Hotshot」を買収。この買収に関して、マスク氏は「クールなビデオAIが間もなく登場する!」とXにポストしました

3月29日、新たにxAI Holdingsが設立され、SNS「X」を運営するX Corp.と共に同社の傘下になる事が発表された。

4月17日、Grokにメモリ機能が搭載され、おすすめやアドバイスを求めると、パーソナライズされた回答が得られるようになる。

5月19日、MicrosoftのAzure AI FoundryでGrok 3の一般利用が可能になった。同日に開催されたイベント「Microsoft Build」で発表された。この動きについては5月2日にThe Vergeが報じていた

5月23日、マスク氏が率いるDOGE(政府効率化省)のメンバーが、Grokを利用して政府が保有する機密データの分析を行っている事が報じられる

6月5日、米テネシー州メンフィスのGreater Memphis商工会議所は、xAIがメンフィスに“世界最大のスーパーコンピュータ”である「Gigafactory of Compute」を建設すると発表

6月30日、100億ドル(約1兆4300億円)を調達したと公表。半分は社債の発行や借り入れ、もう半分は株式発行によるもの。

7月4日のアップデートで、Grokが反ユダヤ的な主張を行ったり、「メカ・ヒトラー」を自称して話題になる

7月9日、Grok 4を公開

7月15日、米国防総省とAI開発において最大2億ドルの契約を結び、「Grok for Government」を提供することを発表

8月19日、AIチャットアプリ「Grok」をアップデートし、「コンパニオンモード」のキャラクターに新衣装を追加

10月27日、Grokを活用した独自の百科事典サービス「Grokipedia」を公開

11月17日、Grok 4.1公開

11月20日に新しいAIモデル「Grok 4.1 Fast」と開発者がAIエージェントを構築するための「Agent Tools API」を発表

12月15日、トランプ政権が、2年間にわたって参加者を連邦政府で雇用し、その経験を通じて、将来的に民間企業での仕事につながる機会を提供するプログラム「USテックフォース(United States Tech Force)」の立ち上げを発表。xAIはこのプログラムにおいて政府と連携するテック企業の1社。

12月18日、科学的発見のためにAI活用を促進する米エネルギー省の「ジェネシス・ミッション」に参加する事が発表される。

12月22日、xAIの人工知能システム(Grokファミリーのモデルを搭載)を米戦争省のAIプラットフォーム「GenAI.mil」に組み込む契約を発表

2026年

1月6日、シリーズE資金調達ラウンドで200億ドル(約3兆1400億円)の資金を確保したと発表

1月28日、TeslaがxAIに約20億ドル(約3100億円)を投資すると発表

2月2日、イーロン・マスク氏が経営するSpaceXに2,500億ドル(約39兆円)買収される。動画生成AI「Grok Imagine 1.0」をリリース

2月10日、全社ミーティングを開催し、xAIの新たな組織体制を発表

2月18日、イーロン・マスク氏が「Grok 4.2」のパブリックベータ版が利用可能になったことを明かしました

3月12日、Ask Grok(「@grok」とメンションすることで、生成AI「Grok」に質問や投稿のファクトチェックを依頼できるXの機能)が有料会員限定に変更

3月21日、TeslaおよびSpaceXと共同で次世代半導体工場「Terafab」を構築する構想を発表

4月22日、AIコーディングツール「Cursor」を開発するAnysphereとの提携を発表。2026年後半に600億ドルでCursorを買収する権利も獲得

5月6日、xAIが親会社であるSpaceXのAI部門SpaceXAIに統合されるとマスク氏がXに投稿

5月15日、コーディングエージェントCLI「Grok Build」の初期ベータ版をリリース

5月26日、コーディングに特化したAIエージェント「Grok Build」早期ベータ版を公開

6月16日、「Cursor」を開発する米新興企業Anysphereを600億ドル(約9.6兆円)で買収すると発表。規制当局の承認を前提に、2026年第3四半期(7〜9月)の完了を見込んでいる

6月19日、GrokでWord・Excel・PowerPointを操作できる拡張機能が登場

SpaceXAI時代

2026年~

2026年

7月7日、組織名を「xAI」から「SpaceXAI」に変更。xAIの公式Xアカウントだった@xaiが@SpaceXAI変更され、ロゴも刷新

7月8日、AIモデル「Grok 4.5」を発表

7月10日、対話型AI「Grok」が日本のTeslaの車で利用可能になる

8月11日、常時稼働型のAIエージェントサービス「Grok Bot」(β版)を発表

8月12日、AIモデル「Grok 4.6」を発表

X投稿から性格診断 ID入力するだけ GPT-4o mini活用

Xポスト性格診断」を使えば、XのユーザーID(@ではじまる英数字)を入力するだけで、AIによる性格診断を行う事ができます。

会員登録は不要。IDだけで診断ができるため、友人や著名人の性格診断も可能です。

誰でも無料で利用できます!

提供しているのは株式会社ユーザーローカルで、ポストを分析するAI(大規模言語モデル)には、OpenAIのGPT-4o miniを活用しています(発表時点)。

Xのリンダ・ヤッカリーノCEOが辞任表明

(2025年7月10日)

2023年5月にTwitter(現X)のCEOに就任したリンダ・ヤッカリーノ氏は7月9日、XのCEOを辞任するとXで発表しました

次期CEOは不明です。

目立っていたのはマスク氏ばかりで、彼女が何を成し遂げたのか傍からは良く分かりませんでしたね…しかし、イーロン・マスク氏が大暴れする裏で懸命に働いてきたのだろうなぁと勝手に苦労を想像(´・ω・`)

X/Twitterのユーザー名を変更しても、これまでのポストは問題なく表示される

X/Twitterのアカウントを取得すると、@から始まる任意の英数字が割り当てられます(自分で設定することが出来る場合もあります)。

@から始まる英数字をユーザー名(もしくはハンドル名)と言います。

X/Twitterではユーザー名を変更しても、これまで投稿したポストには特に影響はありません。

各ポストのURLにはユーザー名が含まれています。

例えば、「x.com/jack/status/20」はXに初めて投稿されたポストのURLです。Xの前身であるTwitterを創業したジャック・ドーシー(@jack)によるポストです。URL内に「jack」が含まれているのが分かると思います。

ユーザー名を変更すると、この部分が変更されるので、ポストのURLも変更されます。しかし、Xではこのユーザー名が変更されても元のポストが問題なく表示されます。

ユーザー名が変更されても、その点は無視する仕様になっている為です。

例えば、 x.com/jack/status/20 を x.com/elon/status/20 に変更しても大丈夫です。

なので、普通にXを使っている場合は、特に問題はないでしょう。

xAI Holdingsとは?設立と解散の経緯

※この記事は、xAI Holdingsについて2025年3月〜2026年7月に判明した情報をまとめたものです。現在、xAIはSpaceXのAI部門「SpaceXAI」に統合されています。xAIに関する最新情報は「SpaceX」のページをご覧ください。


xAI Holdingsは、2025年にSNS「X」を運営するX Corp.と対話型AI「Grok」を開発するxAIの統合により誕生した持株会社です。

名前 xAI Holdings(エックス・エーアイ・ホールディングス)
正式名称 X.AI Holdings LLC
タイプ 持株会社(非公開企業)
創業者 イーロン・マスク
親会社 SpaceX

評価額は2025年3月28日時点で800億ドル(約12兆円)、2026年2月3日時点で2500億ドル

歴史

2025年3月28日、イーロン・マスク氏はxAIが全額株式交換で、Xを買収したと発表しました

新たに両社の持株会社となる「xAI Holdings(正式名称:X.AI Holdings Corp.)」が設立され、投資家が保有するxAIとXの株式は全てxAI Holdingsの株式と交換されます。これにより、XとxAIの2社はxAI Holdingsの傘下で運営される事になります。

つまり、以下のような構造です。

  • xAI Holdings
    • xAI
    • X

報道などでは、xAI Holdingsの存在を省略し、「xAI > X」という構造で言及される事も多いです。

単なる買収や合併ではなく、持株会社を設立する企業再編であり、両社は規模も大きい事から、経済誌のWall Street Journalはこの手法を「ウォール街のルール破り」「あらゆる通常の規則を破った」「異例のプロセス」と評しました

2026年2月2日、xAI Holdingsは、同じくイーロン・マスク氏が経営するSpaceXに買収されました

登記情報によれば、この買収のために「X.AI Holdings Corp.」は合併と解散による再編が行われ、2026年1月21日から「X.AI Holdings LLC」として存続しています

2026年5月6日、マスク氏はXに「xAIは独立した会社としての形態を解消し、SpaceXのAI部門SpaceXAIに統合される」と投稿しました

2026年7月7日、リブランドが行われ、xAIの公式XアカウントやロゴがSpaceXAIに変更されました

Xがアカウントの所在地を表示開始

筆者の感想

プライバシーを軽視する酷いアップデートですね。
現状、精度が低く、また表示されるのも国名なので多くの人にとっては大事にならないでしょうが、反政府活動家やジャーナリストにとっては国名を表示するだけでも安心できない仕様でしょう。

日本のようになんでも発言できる国ばかりでは無いですからね…

また、所在地が短期間で変更されるようになった場合には、旅行や出張で海外に行くタイミングもバレてしまうので、プライバシーや防犯の面で懸念があります。日本人の居場所が海外になっていたら、家を留守にしているとバレるわけですからね。

個人的には、信頼性を上げたい人だけが表示できる機能にして、デフォルトではオフにしてほしいですね。

X/Twitter用語集

Ask Grok

XでGrokへのメンション(@grok)を付けてポストすると、生成AI「Grok」のアカウントが質問に答えたり、投稿のファクトチェックをしてくれる機能。

当初は全てのユーザーが利用できたが、2026年3月ごろから利用できるのはPremiumおよびPremium+の会員のみとなっている。

Grok

Xの姉妹企業であるxAIが開発している対話型生成AI。

ChatGPTのような対話型AIで、Xの投稿とインターネット全体のウェブページから世界中の出来事をリアルタイムで学習しているのが大きな特徴です。

Xに統合されている他、独自のウェブサイトおよびアプリも用意されています。

Grok Translate

Xに搭載されているポストの翻訳機能。

2025年7月5日ごろからGoogle翻訳に変わって実装された。

Grokipedia

xAIが提供している辞書サイトです。

参考:GrokがファクトチェックしたWikipedia「Grokipedia」とは?

Xの各種サービスや用語

Cashtags

Cashtags(キャッシュタグ)は、「$」とティッカーシンボル(米国株や仮想通貨の銘柄を識別するコード)の組み合わせです。例えば、Appleであれば「$AAPL」になります。

ポスト内のキャッシュタグは自動でリンクになり、タップするとアプリを離れることなくリアルタイムの価格チャートや関連情報を閲覧できます

Certified Bangers

毎月人気ポストを5つ選び、Bangersの公式アカウントで紹介(公認)するXの公式企画

「Bangers」と呼ばれるこの機能は、Xに投稿されたポストの中から、人々を笑わせ、考えさせ、話題にさせるなど「プラットフォームを動かすポスト」をピックアップして紹介するというもの。

出典:X、人気投稿を称賛する機能をリリース。採用された人は認定バッジがもらえる【やじうまWatch】 – INTERNET Watch

ポストが選ばれると、プロフィールにその月の「Certified Banger」バッジが付与される

公式アカウント:Bangers(@Bangers) / X

Chat(チャット)

チャット」はエンドツーエンドで暗号化されたメッセージと音声通話およびビデオ通話が可能なメッセンジャーです。2025年6月2日に発表され、同年11月に正式リリースされました。

メッセージの自動消去機能やあらゆる種類のファイル共有機能、既読の取り消し機能なども備えています

Xのウェブサイトやアプリに統合されていますが、既存のDM機能とは別のサービスとしてリリースされましたが、最終的にChatに統合されました。

Community Notes

誤解を招くポストに一般ユーザーがnote(注釈)を付け、その注釈を他の多数のユーザーが評価すれば最終的にはポストにその注釈がラベルのように表示されるという、コミュニティ主体の取り組み。

旧称は「Birdwatch(バードウォッチ)」。

Smart Cashtags

Smart Cashtags(スマートキャッシュタグ)は、ユーザーがタイムライン上で特定のティッカーシンボルや暗号資産のコントラクトアドレスをタップすると、アプリから離れることなくリアルタイムの価格チャートや関連情報を閲覧できる機能です。

参考:イーロン・マスクが「X Money」で目指す「真の通貨」とは? P2P送金機能や株式・暗号資産チャート、デビットカードの発行も|FinTech Journal

ハッシュタグ

ハッシュ記号(#)と単語やフレーズを、スペース無しで連結させた形のラベルです。

例えば、ポスト内に「#アップル」と入力すると、「#アップル」が自動でリンクになります。それをタップすると、「#アップル」が含まれるポストがまとめて表示されます。

X

イーロン・マスク氏が率いるSpaceXのAI部門SpaceXAIが提供しているSNS型スーパーアプリ。

元Twitter(2006年~2022年)。

X:X(@X)

XChat

Xのチャット機能を独立させたアプリ

Twitter時代のDMと違い、完全に暗号化された仕様が特徴。

XChat(@chat) / X

X Handle Marketplace

Xの使われていないユーザー名を販売する公式サービスです。2025年10月19日に発表されました

悪用やスパムを防ぐため、このサービスを利用できるのはXへの課金や審査など条件をクリアしたユーザーのみとなっています。

また、古いユーザー名から新しいユーザー名へのリダイレクトオプションも追加料金で提供する可能性があると告知されています

X Lite

Android向けに提供されているアプリ。

参考:XがAndroid向け新アプリ「X Lite」を公開 有料ユーザー向けにテスト公開 – ろぼいんブログ

X Money

X MoneyはXのアプリ上で提供される多機能金融サービスです。

2026年6月25日に「Premium+」会員向けに先行リリースされ、フィードバックの収集が開始されました。その後、6月29日にはより広範な認証済みユーザーへと対象が拡大されています。7月27日にX PremiumとPremium+の加入者向けに正式提供を開始しました。

個人間送金を始め、年6%の預金金利やXのハンドル名が刻印されたデビットカードの提供、アプリ内での公共料金の支払いなど様々なサービスや機能が提供されています。

決済やデビットカードはVisa、預金はCross River Bankなど、X Moneyのインフラやサービスは他社と提携して構築されています。

7月4日時点では米ドルのみ対応ですが、日本にも展開予定です。また、法定通貨だけでなく、仮想通貨にも対応するみられています

なお、2026年4月時点で既に試験導入が開始されており、利用している初期ユーザーは、3%のキャッシュバックや6%の預金金利など、競争力のある特典を評価しているとのこと。

マスク氏は過去に「Xは世界最大の金融機関になり得る」と述べていた他、Twitter買収直後に開いたスペースでも決済サービス市場に参入する計画について話していました

X Originals

Xで配信されているオリジナル番組。

X Portal

Xの検索タブ内に特設サイトを設ける機能。

これまでに2024年のパリ五輪や米国のNFL・NBA、グラミー賞といった世界的なイベントで活用されている。日本では「鬼滅の刃」が映画のプロモーションのため7月20日から8月3日までの間、活用している

X Premium

Xによる月額制のサブスクサービスです。

登録する事で、ポストの編集機能や高解像度の動画投稿、ブックマークのフォルダ分けなどが可能になります。

X Shop

2024年11月5日に登場したXの公式オンラインストア。Tシャツやキャップ(帽子)等を販売している。

公式サイト:Official X Shop

X TV App

Xは2024年4月23日に発表した、スマートテレビ向けの公式アプリ。

Google Play:X TV

企業

Xを運営する企業に関する用語。

X Corp.

ネバダ州で設立され、カリフォルニア州サンフランシスコに事務所を構える非公開企業です。

日本のメディアでは「X社」と呼ばれる事もあります。

2023年3月15日にTwitterを運営するTwitter Inc.と合併。存続会社はX Corp.で、Twitter社(Twitter Inc.)は消滅

2025年3月28日に後述するxAIに買収されました。

xAI

xAI(エックス・エーアイ)はイーロン・マスク氏がアメリカのネバダ州で設立した、AIスタートアップです。「宇宙の真の姿を理解すること」を目標にしています。

2025年3月28日にXを運営するX Corp.を買収しました

公式サイト:xAI

xAI Holdings

上記xAIとXを運営するX Corp.を傘下に収める持株会社。

現在はSpaceXに買収され、同社のAI部門「SpaceXAI」となっている。

関連記事:xAI Holdingsとは?設立と解散の経緯

SpaceX

宇宙開発を行う米国の企業。イーロン・マスク氏が創業。

xAIを買収し、Xを傘下に収めている。

X Payments

X Payments LLCは、Xに決済サービスを搭載させるために設立されたX Corp.の完全子会社です。

Xの金融サービス「X Money」を提供している。

X Holdings Corp.

イーロン・マスク氏が所有する持株会社で、上記のX Corp.の親会社だった企業です

X Corp.と同様、ネバダ州で登記されました

2023年3月15日に、X Holdings Iとの合併が申請されました。こちらは存続会社なので、合併後も「X Holdings Corp.」という社名で残っています。

ワシントン・ポストの2024年8月21日の報道によると、X Holdingsに出資している会社や人物には、a16z8VC、Binance、アル=ワリード・ビン・タラール王子、ジャック・ドーシー氏、ラリー・エリソン氏などがいるとのこと。

2025年3月28日、X Holdings Corp.はxAIに買収されました

X Holdings III

マスク氏がTwitterを買収する際の資金調達の為に立ち上げた会社。

Morgan Stanley Bankが主幹事となり、三菱UFJ銀行やみずほ銀行も含む金融企業が、X Holdings IIIを支援し、同社はTwitter買収のための資金約465億ドル(約6兆円)の確保を行う。

X Corp. Japan 株式会社

Xを運営するX Corp.の日本法人。

X Japanではない?

米国のTwitter Inc.がX Corp.に社名変更する際、Twitterユーザーの間では「Twitter JAPANがX JAPANになるのでは?」と盛り上がり、一時は「X JAPAN」と「Twitter Japan」がトレンド入りしていました

X JAPANのリーダー・YOSHIKI氏も、Twitterで「X」という社名を「Cool name…!」(カッコいい名前…!)と称賛しています

しかし、実際はX JAPANにはならず、「X Corp. Japan 株式会社」になりました

「Corp.」は「Corporation」の省略形であり、会社や法人を意味する単語であるため、直訳すると「X社Japan株式会社」という意味不明な

Twitter

Twitter時代の用語。

Birdwatch

コミュニティノートの旧称

Odeo

同名のポッドキャストサービスを運営する企業。TwitterはOdeo内の1サービスとして開発されていた

Twitter

ツイッター。2006年にローンチされたSNS。

名前の由来は「鳥のさえずり」「童謡や興奮によるおののき」といった意味を持つ同名の英単語「twitter」。

SNSとして扱われることが多いが、公式には「SNSではない」としていた。

2022年、運営するTwitter Inc.がイーロン・マスク氏に買収され、2023年にサービスの名称も「X」に変更された。

Twitter Blue

Twitter Blueは、Twitterがかつて提供していた月額制のサブスクサービスです。

登録する事で、ツイートの編集機能や高解像度の動画投稿、ブックマークのフォルダ分けなどが可能になります

日本では2023年1月11日に開始されました。料金は月額980円ですウェブサイトから登録した場合)。

現在はリニューアルされ、「X Premium」となっています。

Twitter Inc.

かつて存在したTwitterを運営する上場企業。

イーロン・マスク氏に買収され、後に同氏が立ち上げたX Corp.と合併する形で消滅

Twitter Japan株式会社

Twitter Inc.の日本法人。2010年11月に設立。

現在はX Corp. Japan 株式会社。

ツイープス

ツイッター社員のこと。

Xの関係者

Xに関係する人物。

イーロン・マスク

Elon Musk

2022年にTwitterをポケットマネーで買収し、Xに作り替える。

ドゥルブ・バトゥラ

X Moneyの責任者

ベンジ・テイラー

XおよびxAIのデザイン責任者

Benji Taylor(@benjitaylor)さん / X

ニキータ・ビア

Nikita Bier

ティーンエイジャー向けSNSアプリ「Gas」や、同様のSNSでFacebookに買収された「tbh」の創業者

2025年7月にイーロン・マスク氏によってXの製品責任者に抜擢された人物。2026年8月6日に退任し、今後はアドバイザーとして関わっていくと表明

松山歩

Xの日本法人であるX Corp. Japan株式会社の代表取締役

XのJAPAC(日本及びアジア太平洋地域)を統括。

X:Ayumu Matsuyama 松山歩(@ayumu_matsuyama)

笹本裕

笹本裕(ささもと ゆう)。

新卒でリクルートに入社し、MTVジャパン、マイクロソフトなどを経て、Twitter Japan株式会社の代表取締役を務めた。

2023年5月末にTwitter Japanを退職。2024年2月からDAZN JapanのCEOを務めている

笹本裕 – Wikipedia

リンダ・ヤッカリーノ

Twitter/XのCEO(2023年5月~2025年7月9日)。

同社初の女性CEO。前職はNBCユニバーサルの広告およびパートナーシップ担当会長。XのCEOを辞任した後は米ヘルスケア企業のeMed Population HealthのCEOに就任(参考)。

Twitterの関係者

Twitterの関係者(当時)

ジャック・ドーシー

Jack Dorsey

Twitterの共同創業者、初代CEO。Twitterのアイデアを考案した人物。Block(旧Square)の共同創業者。

ビズ・ストーン

Twitterの共同創業者で元CEO。

2011年にTwitterを退社し、エヴァン・ウィリアムズ氏とMediumを創業。2013年にはJellyを立ち上げ。2017年5月16日、Twitterに完全復帰すると自身のMediumで発表した

ディック・コストロ

Twitterの元COO(最高執行責任者)、元CEO

2004年にRSSフィード「FeedBurner」を立ち上げ、2007年に同社をGoogleに売却して同社入りした人物。

エヴァン・ウィリアムズ

Evan Williams

Twitterの共同創業者。1999年にベンチャー企業のPyra Labsを設立し、ブログサービスの先駆けである「Blogger」を開発、2003年2月にGoogleに売却して富を得た人物。プラティッシャーの「Medium」を創業した事でも知られる。

ファーストネームはしばしば「Ev(イヴ)」と略される。

スティーブン・コーツ

Twitterで知的財産担当顧問を務めていた弁護士。

TwitterがXにリブランドされたため、新たなTwitterを作る「青い鳥作戦」を開始する。

参考:「Twitter」の商標取り消しを求めて元Twitter弁護士が活動開始、新たなTwitterを作る青い鳥作戦の一環 – GIGAZINE

フローリアン・ウェッバー

Florian Webber

Twitterの開発者。ジャック・ドーシーとノア・グラスと共にTwitterを開発した

ノア・グラス

ドーシーと共にTwitterを考案した人物。「Twitter」の名付け親同社を追放され、創業物語でもまず語られる事のない人物。

ウィリアムズの出資を受けポッドキャストサービスのOdeoを創業した人物。Twitterの開発を行っていたOdeoのCEO

ロビン・ウィーラー

Robin Wheeler

Twitterの広告販売責任者、営業責任者、クライアントソリューション部門のリーダーを務めていた人物。2022年11月19日にTwitter Inc.を離れた事を示唆

現在(2026年7月4日)は米国の報酬アプリ「Fetch(@FetchRewards)」で働いている。

パラグ・アグラワル

TwitterのCEOおよび取締役を務めていた人物。

マスク氏のTwitter買収(2022年10月27日)と同時に解雇される

現在(2026年7月4日)は自身が創業したParallel Web SystemsのCEOを務めている。

Parag Agrawal(@paraga) / X

ネッド・シーガル

Ned Segal

2017年7月11日からTwitterの最高財務責任者(CFO)を務めていた人物。

マスク氏のTwitter買収および取締役就任と同時(2022年10月27日)に解任される。

ビジャヤ・ガッデ

TwitterのCLO(最高法務責任者)。公共政策・信頼・安全担当。

マスク氏のTwitter買収および取締役就任と同時(2022年10月27日)に解雇される。

ショーン・エジェット

Sean Edgett

Twitterの法務担当。

2017年10月31日に米連邦政府上院司法委員会の犯罪・テロに関する小委員会が開いた公聴会に出席し、ロシアが不正なアカウントで選挙関連広告を出そうとしたことに気づき、Twitterがそれを阻止したと証言

マスク氏のTwitter買収および取締役就任と同時(2022年10月27日)に解雇される。

カイボン・ベイクプール

Kayvon Beypour

Twitterのコンシューマ担当ジェネラルマネジャー(GM)

2022年5月12日、パラグ・アグラワルCEOによって解雇される

ブルース・ファルク

Bruce Falck

収益担当GMを務めていた人物。現在はAIプラットフォームのHalcyon(@Halcyon)を構築している。

bruce(@boo)さん / X

ジェイ・サリバン

Twitterで製品担当上級副社長を務めていた人物。

MozillaのCOO(最高執行責任者)、GrouponのCPO(最高製品責任者)、Meta(当時はFacebook)のMessengerとInstagramの製品ディレクターを経て2021年11月にTwitterに入社した

アダム・ベイン

Adam Bain

Los Angeles Timesのプロデューサーや米Fox Interactive Mediaの幹部を経て2010年にTwitterに入社。

2015年からTwitterのCOO(最高執行責任者)を務めた。2016年11月9日、同社を去ることをツイートで発表

アントニー・ノト

Anthony Noto

TwitterでCFO(最高財務責任者)を務めていた人物

アダム・メッシンガー

TwitterでCTO(最高技術責任者)を務めた人物。

ケビン・ウェイル

Twitterの製品担当上級副社長を務めていた人物

ブレッド・テイラー

イーロン・マスク買収時のTwitterの会長。

マスク氏のTwitter買収および取締役就任と同時(2022年10月27日)に解雇される。

Facebookの「いいね!」ボタンの開発者であり、現在はOpenAIの会長を務めている(参考)。

マーク・ザッカーバーグ

Mark Zuckberg

Facebookの共同創業者。2008年11月に当時CEOであったドーシーにTwitterの買収を持ちかけていた。

Twitter(現X)のアカウントは保有しているが、よく分からないユーザー名であり、投稿もほとんどしていない。

Metaの傘下であるInstagramがThreadsをリリースした際は、11年ぶりにポストした。

Mark Zuckerberg(@finkd)/ X

X/Twitterの「使われていないユーザー名をオークション形式で販売する計画」が具体化し始めている

追記:2025年10月19日、Xは使われていないユーザー名を販売する公式サービス「X Handle Marketplace」を開始した発表しました

(2025年4月4日)

Xは認証済み組織(プレミアムサブスクリプションサービスに登録している企業や政府機関)に向けて、ユーザー名(@から始まる文字列)をオークション形式で販売する計画があると報じられています

すでに、2023年の段階で販売の打診を受けたユーザーが出ている様子

アプリ研究者のNima Owji氏によれば、オークションの開始価格は1万ドル(約146万円)からで、50万ドル(約7300万円)を超えることもあるとのことです。また、複数購入の場合は割引もあるとのこと

Xのプレミアムプラス料金、世界で値上げ 日本では約30%

(2024年12月24日)

Xは12月21日に、X Premiumの最上位プラン「プレミアムプラス」を月額2,590円(年額27,300円)に値上げしました。

スマホのアプリから加入する場合は、手数料が加算されるため、月額3,900円(年額39,000円)となります。

他のプランの料金に変更はありません

ちなみに、値上げ前の価格は月額1960円(年額20,560円)でした。

参考:Xのプレミアムプラス料金、世界で値上げ 日本では約30%(ITmedia NEWS)

余談:X Premiumは2025年2月17日に月額6,080円に値上げされました

イーロン・マスクのxAIがXを全額株式交換で買収し、xAIホールディングスが誕生

(2025年3月29日)

3月28日(現地時間)、イーロン・マスク氏は自身が率いるAIスタートアップのxAIが、同じくマスク氏が所有するSNSのX(旧Twitter)を全額株式交換で買収したと発表しました

マスク氏は今回の統合について、Xへの投稿で以下のように述べています。

xAIとXの未来は密接に結びついています。今日、私たちはデータ、モデル、計算リソース、配信網、人材を統合する第一歩を正式に踏み出しました。この統合により、xAIの高度なAI能力と専門知識をXの大規模な影響力と結びつけることで、計り知れないほどの可能性を解き放つことになります。統合された会社は、何十億もの人々によりスマートでより有意義な体験を提供しつつ、真実の追究と知識を発展させるという我々の核となる使命に忠実であり続けます。これにより、単に世界を反映するだけではなく、人類の進歩を積極的に加速させるプラットフォームを構築することが可能になります。

元々、xAIが開発したAIチャットボットである「Grok」がSNSの「X」に搭載されたり、XのデータをGrokの学習ソースとりて利用したりなど、xAIとXは密接に関わってきましたが、今回の買収により両社の連携は一段と強化される事になるとみられています。

なお、xAIの価値は800億ドル(約12兆円)、Xの価値は450億ドル(約6兆7500億円)から負債120億ドルを除いた330億ドル(約4兆9500億円)になるとマスク氏はXで明かしています。

今後、XとxAIのすべての株式は、新会社「xAI Holdings Corp.」の株式と交換される予定です

この新会社は2025年3月27日にネバダ州で登記されており、マスク氏が社長を務めています。

xAI Holdings Corp.の企業価値は負債を除き1000億ドル(約15兆円)を超える規模となる見通しであるとBloombergは報じています

マスク氏は2022年に440億ドル(約6兆6000億円)でX(当時の名称はTwitter)を買収していました