コンテンツファームとは?意味を解説

コンテンツファーム(Content farm)とは、Google等の検索エンジンの検索結果で上位に表示される事を目的に、さまざまなトピックに関する内容が浅い記事や低品質の記事を大量に作成・掲載しているウェブサイトおよびその運営企業のことです。

Weblio辞書ではこのように解説されています。

コンテンツファームとは、検索エンジンからの訪問者を増やして広告収益を得るために、必ずしも品質の高くないコンテンツを大量に作成・配信する企業やサービスのことである。

コンテンツファームでは、一般的に、主にフリーランスのライターを多数雇用したり、機械的に文章を生成したりといった方法でコンテンツを作成するとされる。他の情報源からの単なる複製や、多少手直ししただけで内容は同一のコンテンツ、あるいは、当り前の事ばかり連ねてあり有益な情報を持たない、といった品質の低いコンテンツを、量を重視して大量に生成・配信する。

出典:コンテンツファームとは何?

日本では2016年に起ったDeNAの「WELQ騒動」や2020年に終了した「NAVER まとめ」等がコンテンツファームといえるでしょう。

また、永江一石氏のWELQに対する評は、コンテンツファームの定義をそのまま示していると思います。

ユーザーに役立つという視点ではなく、検索されやすいキーワードを徹底して調べ上げて、とにかくライター(じゃなくてパクリ屋)にそれについての記事を書かせる。内容の真偽は全くチェックも精査もしない。

出典:DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件

最初は高品質でも、経年でコンテンツファーム化する事も…

元祖生活情報メディアであるアメリカの「About.com」は、専門家が記事を執筆していましたが、経年によって記事の情報が古くなり、コンテンツファームと化していました。

そこで、About.comは名前をDotdashと変えサイトをテーマごとに分割、さらに情報が古くなった記事の削除や加筆修正を行い、ユーザーにも検索エンジンにも評価される高品質なメディアの集合体へと生まれ変わりました

About.com改めDotdashの事例は、真面目に記事を書き、情報サイトを作っていても、うまく運用できなければサイトがコンテンツファームと化してしまう(コンテンツファームと思われてしまう)著名な例です。

Googleは10年以上前に対策済み

Googleは2011年1月にコンテンツファーム対策のアップデート(アルゴリズムの改良)を行っています

まとめ

「コンテンツファーム」に具体的な定義はありませんが、「SEO目的で大量に低品質な記事を作っているメディア」は基本的に全てコンテンツファームといっていいでしょう。

現在でも2chまとめ(5chまとめ)など、コンテンツファームといえるメディアは多くあるように感じます。

また、昨今はAIを活用して低品質な記事を大量に生成するメディアも登場しているようです。

広告収入目的の「MFA」と呼ばれる低品質なWebサイトで、生成AIの導入が進んでいることが分かった。中には1日1200本以上の記事を生成しているサイトもあり、自動化が急速に進んでいる様子が伺える。

出典:生成AIで広告収入目的のゴミサイトが急増、1日1200本更新も

コンテンツファームによる問題は、今後も発生しそうですね…

参考

WordPressのパスワードを変更する方法

WordPressのパスワードを管理画面から変更する方法を解説します。

WordPressでパスワードを変更する手順

WordPressの管理画面を開き、サイドバーにある「ユーザー」→「プロフィール」をクリックします。

(もしくは右上の「こんにちは、**さん」にカーソルをあて、「プロフィールを編集」をクリックします)

「プロフィール」というページが表示されるので、下の方にある「アカウント管理」という項目の中の「新しいパスワードを設定」をクリックします。

「新しいパスワードを設定」をクリックすると、自動的に新しい(強力な)パスワードが生成され、入力されます。

あとはページの一番下にある、青い「プロフィールを更新」ボタンをクリックすれば、パスワードの変更が完了します。

パスワードを自分の好きな文字列にしたい場合は、生成されたパスワードを消して書き換えればOKです。

ですが、WordPressが生成してくれたパスワードは大文字・小文字・記号・数字が混ぜられた非常に強力で優良なパスワードなので、そのまま利用するのがオススメです。

もし、パスワードを覚える(控える)前に「プロフィールを更新」をクリックしてしまった場合は、ログアウトせずに再度「パスワードを生成」をクリックして新しいパスワードに変更しましょう。

ログアウトしてしまった場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」をクリックし、パスワードを再設定しましょう。

パスワードは必ず「強力」に設定するのが大事

短いパスワードやシンプルなパスワードを設定しようとすると、パスワードが「普通」や「脆弱」、さらに悪いと「非常に脆弱」と判断されてしまいます。

「脆弱」や「非常に脆弱」と判断されると、確認のため「脆弱なパスワードの使用を確認」にチェックを入れなければ「プロフィールを更新」をクリックできなくなってしまいます。

短いパスワードやシンプルなパスワードを設定すると、WordPressが乗っ取られるリスク等があがります。

WordPressでパスワードを設定する際に、「普通」や「脆弱」「非常に脆弱」と判断された場合には、インジケーターが緑色になり「強力」と表示されるまで、パスワードを工夫して複雑にすることを強くオススメします。

それだけで、WordPressのセキュリティがグッと向上します!

まとめ

私が利用しているレンタルサーバー「エックスサーバー」ではWordPressを自動インストールする際にパスワードを決めるのですが、そこでは短いパスワードしか設定できません。

それではセキュリティが甘く、困るので、筆者はWordPressをインストールしたあと、必ずパスワードを強力なものに変更しています。

もし短いパスワードを使っている方は、いますぐWordPressのパスワードを「強力」なものに変更しましょう!

WordPressで画像の読み込みを高速化する方法

WordPressで使用する画像の表示スピードを高速化する方法を解説します。

サイズの小さい画像を使う

大きなサイズの画像は(えてして)画像のデータサイズも大きく、ページの表示スピードを遅くします。

文字が書かれている画像など、画質が重要な画像ならばともかく、サムネイルなど、さほど画質が重要でない画像はサイズを小さくしましょう。

パソコンによっては4Kの画像なども表示できますが、ウェブサイトに4K(3840×2160px)やフルHD(1920×1080px)の画像は大きすぎるのではないかと思います。

ではどのサイズが最適かというと、一概には言えませんが、自分が納得できる範囲でできる限り小さいサイズの画像を使いましょう。

デジカメやスマートフォンで撮った画像をそのまま使うと、非常に大きなサイズになってしまうので気をつけてください。

画像は圧縮して使う

画像はそのままアップロードするのではなく、事前に圧縮してからアップロードしましょう。

筆者は「Ccompressor.io」というウェブ上で使えるツールを利用しています。

また、WordPressにはアップロードされた画像を自動で圧縮してくれるプラグインもあります。筆者は「EWWW Image Optimizer」を使用しています。

画像の遅延読み込み(Lazy-loading)

WordPressに「画像の遅延読み込み(Lazy-loading)」を設定しましょう。

画像の遅延読み込みを設定することで、サイトやブログを読み込む際、サイトの下部などページをスクロールしなければ表示できない画像の読み込みを遅らせる(後回しにする)ことで、サイトの高速化が期待できます。

画像の遅延読み込み機能はWordPress 5.5から標準で搭載されています。

WordPress 5.5から、画像遅延読み込みが標準機能になりました。プラグインを使わなくても遅延読み込みさせることができます。

出典:画像の遅延読み込みが標準機能に【WordPress5.5の新機能】 | WordPress超初心者講座

なので、最新のWordPressを使っている方は何もしなくてもOKです。

画像をCDNで配信する

画像をCDNを使って配信しましょう。

ブログの画像などを専用のサーバーにキャッシュし、WordPressを設置しているサーバーの負荷を減らすことで高速化が期待できます。

画像をCDN経由にすると、ブログによっては大幅な高速化が期待できます。

オススメのCDN

CDNサービスは「Clodflare」やWordPressのプラグインである「Jetpack」が有名です。どちらも無料で使用できます。

筆者はJetpackの画像CDNを使っています。管理画面から有効化するだけで難しい設定が不要で利用できるのでオススメです。

高速化の効果もかなりありました。

まとめ

画像はデータ量が特に重いので、画像のサイズを小さくしたり、圧縮したりすることは、WordPressの高速化にとても効果的です。

初心者の方でも取り組みやすいことが多いので、ぜひ試してみてください。

マークダウンとは?書き方の一覧(チートシート)

マークダウン(Markdown)はテキストをHTMLに変換するための記法です。

「マークダウン記法」と呼ぶこともあります。

マークダウンの例

マークダウンはブログなどの文章をHTMLで書きたいときに知っていると便利です。

例えば、以下のような文章を書くとします。

<h1>こんにちは</h1>

<p>元気ですか?</p>

<ul>
<li>りんご</li>
<li>みかん</li>
<li>ぶどう</li>
</ul>

これを全て入力するのは面倒です。

しかし、マークダウンなら以下のように入力するだけで同じ意味になります(正確には対応しているサービスを使うことで、上記のHTMLに変換されます)。

#こんにちは
元気ですか?

- りんご
- みかん
- ぶどう

マークダウンに対応しているサービスを使えばHTMLの文書も非常にカンタンに書くことができるので便利です。

マークダウンが使えるサービス

マークダウンは有名なサービスだとWordPressやTumblr、Qiita、GitHubなどで使用することができます。

ただし、これらの中には完全に対応していないサービスもあります(WordPressなど)。

マークダウンの基本情報

マークダウンで作ったファイルの拡張子は「.md」「.markdown」です。

公式サイトは「Daring Fireball: Markdown」になります。(英語)

また、以下のページで実際にマークダウンをHTMLに変換し、プレビューすることができます。

Daring Fireball: Markdown Web Dingus

(マークダウンを入力したら「Convert」をクリック)

マークダウンの書き方のまとめ(チートシート)です。

段落を表す方法(pタグ)

マークダウンで段落を表す場合は、空行を入れます。

以下のように1行空ければOKです。

こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。

さようなら。さようなら。さようなら。さようなら。

HTMLに変換すると以下のようになります。

<p>こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。</p>

<p>さようなら。さようなら。さようなら。さようなら。</p>

それぞれの行がpタグで囲まれていて、段落が変わったことがわかると思います。

改行する方法(brタグ)

マークダウンではどれだけ改行しても、最終的な結果(HTMLに変換した結果)では無視されます。

改行したい場合は、行末に半角スペースを2つ挿入しましょう。

こんにちは  
こんにちは

わかりづらいですが、最初の「こんにちは」の後ろに半角のスペースが2つ入っています。これをHTMLに変換すると以下のようになります。

<p>こんにちは <br />
こんにちは</p>

改行を表すbrタグ<br />が挿入されているのがわかると思います。

また、2行に渡っていますが、1組のpタグで囲まれており、1つの段落であることがわかるかと思います。

強調(斜体・emタグ)

文字を斜体(イタリック)にするには斜体にしたい文字をアスタリスク「*」かアンダースコア「_」で挟めばOKです。

*斜体*
_斜体_

これをHTMLに変換すると以下の様になります。

<em>斜体</em>

文字を斜体にするemタグ<em>に変わったのがわかると思います。

強い強調(太字・strongタグ)

文字を強い強調(太字)にする方法もあります。

太字にしたい文字を2つのアスタリスク「*」かアンダースコア「_」で挟めばOKです。ちなみに<b>タグではなく<strong>になります。

**強調**
__強調__

こちらをHTMLに変換すると以下の様になります。

<strong>強調</strong>

strongタグ<strong>で囲まれているのがわかりますね。

引用(blockquotタグ)

引用を表すためには、文の先頭に半角で「>」を入れればOKです。空行を入れなければ、複数行でも問題ありません。

>こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。

マークダウンをHTMLに変換すると、以下のようになります。

<blockquote>
  <p>こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。</p>
</blockquote>

空行を入れたい場合は、全ての行に「>」をつければOKです。

>テキストテキストテキストテキストテキスト

>テキストテキストテキストテキスト
<blockquote>
<p>テキストテキストテキストテキストテキスト</p>
<p>テキストテキストテキストテキスト</p>
</blockquote>

二重引用

「>」の記号を複数つけることで何重にも引用をすることができます(引用した文章内に引用文がある状態)。

>テキストテキストテキストテキスト
>>テキストテキストテキストテキスト
>>>テキストテキストテキストテキスト
>>>>テキストテキストテキストテキスト
<blockquote>
  <p>テキストテキストテキストテキスト</p>

<blockquote>
  <p>テキストテキストテキストテキスト</p>

<blockquote>
  <p>テキストテキストテキストテキスト</p>

<blockquote>
  <p>テキストテキストテキストテキスト</p>
</blockquote>
</blockquote>
</blockquote>
</blockquote>

順序なしのリスト(ulタグ)

マークダウンで順序なしのリストを書くにはハイフン「-」、「+」プラス、「*」アスタリスクを使います。

これらの記号を使って箇条書きに書くと、リストタグに変換されます。

- ハイフン
- ハイフン
- ハイフン

+ プラス
+ プラス
+ プラス

* アスタリスク
* アスタリスク
* アスタリスク

このように書きます。記号の後に半角スペースを必ず入れてください。

このように書いたマークダウンをHTMLに変換すると以下のようになります。

<ul>
<li>ハイフン</li>
<li>ハイフン</li>
<li>ハイフン</li>
</ul>

<ul>
<li>プラス</li>
<li>プラス</li>
<li>プラス</li>
</ul>

<ul>
<li>アスタリスク</li>
<li>アスタリスク</li>
<li>アスタリスク</li>
</ul>

リストの中に文章を入れる

また、リストの中に文章を入れることもできます。

文章の前後に空行を入れ、行頭に半角スペースを1つ入れればOKです。

- りんご
- みかん

 フルーツです。

- ぶどう

わかりにくいですが「フルーツです。」の行頭には半角スペースが1つ入っています。

これでリスト内の項目として字下げされたHTMLに変換できます。

<ul>
<li>りんご</li>
<li><p>みかん</p>

<p>フルーツです。</p></li>
<li><p>ぶどう</p></li>
</ul>

リストの中にリストを作る(入れ子)

リスト内にリストを作る(入れ子)こともできます。

半角スペースを1ついれて、字下げすればOKです。

- りんご
 - 青リンゴ
 - ブレイバーン
- みかん
- ぶどう

この様にマークダウンを書くと、「青リンゴ」と「ブレイバーン」が「りんご」内に入ったリストになります。

<ul>
<li>りんご
<ul><li>青リンゴ</li>
<li>ブレイバーン</li></ul></li>
<li>みかん</li>
<li>ぶどう</li>
</ul>

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、以下の様になるということです。

  • りんご
    • 青リンゴ
    • ブレイバーン
  • みかん
  • ぶどう

ちなみに、階層構造は番号なしリストの中に番号付きリストを作ることもできます。

順序ありのリスト(番号付きリスト、olタグ)

マークダウンでは順序ありのリスト(行頭に数字が付いた箇条書き)も書くには、リストの最初に半角数字とピリオドを書けばOKです。

1. 番号
2. 番号
3. 番号

ピリオドの後には半角スペースを必ず入れてください。

これをHTMLに変換すると、以下のようになります。

<ol>
<li>番号</li>
<li>番号</li>
<li>番号</li>
</ol>

なお、数字は以下のように全て同じ数字を使たり、順番がめちゃくちゃでもOKです。

1. 番号
1. 番号
1. 番号
5. 番号

これでも問題なくHTMLに変換できます。

全て同じ数字でリストを作ると、リストに後から項目を足したり、順番を変える際にも番号を振り直さずに済むのでオススメです。

また、こちらも順序なしのリストと同様の方法で、リスト内に文章を入れたり、階層構造(入れ子)にすることができます。

コード(codeタグ)

プログラミング等のコードをシンタックスハイライトでインライン(文中)に記すには、コードをバッククオート(`)で囲めばOKです。

HTMLの例です。`<h1>Hello World</h1>`こんな感じ。
<p>HTMLの例です。<code>&lt;h1&gt;Hello World&lt;/h1&gt;</code>こんな感じ。</p>

また、複数行にわたるコードをシンタックスハイライト(codeタグで囲む)には、タブもしくは4つ以上の空白(半角スペース)を行頭におくか、3つのバッククオートで囲めばOKです。

    function x() {
      return x;
    }
```
function x() {
    return x;
}
```

これらをHTMLに変換すると、codeタグがpreタグで囲まれ、複数行のコードをシンタックスハイライトすることができます。

<pre><code>function x() {
  return x;
}
</code></pre>

画像(imgタグ)

画像を表示するには以下のように書きます。

![image](https://example.com/image.jpg)

![image](https://example.com/image.jpg "画像です。")

角括弧([])の中に書いたテキストがalt属性、ダブルクォーテーションで囲ったテキストの中身がtitle属性になります。

<p><img src="https://example.com/image.jpg" alt="image" title="" /></p>

<p><img src="https://example.com/image.jpg" alt="image" title="画像です。" /></p>

画像をリンクにする

画像を表示するマークアップをリンクを表示するマークアップと組み合わせれば、画像をリンクにすることができます。

[![image](https://example.com/image.jpg "画像です。")](https://example.com)
<p><a href="https://example.com"><img src="https://example.com/image.jpg" alt="image" title="画像です。" /></a></p>

水平線・区切り線(hrタグ)

1行の中に、3つ以上のアスタリスク(*)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)だけを並べると水平線になります。

***
---
___
- - -

これらは全て<hr>/に変換されます。

<hr />

なお、ハイフン、アスタリスク、アンダースコアを並べる際は、間にスペースが入っていても構いません(表示は同じです)。

また、ハイフンで水平線を表す時は、その前のパラグラフ(段落)との間に空行を入れないと<h2>の見出しになってしまう場合があるので注意しましょう。

マークダウンの方言

マークダウンは使用するサービスやエディタによってローカルルール(方言)があるため、ここで記載した通りに動かない場合もあります。

この記事の通りに記述してもうまく表示されない場合は、サービスのローカルルールを確認してみてください。

パーマリンクとは?意味やSEOへの影響を解説

パーマリンクとはパーマネントリンク(Permanent Link)の略で、ウェブサイトやブログの各記事やページ毎に設定したURLのことです。

パーマリンクとは、ウェブサイトの各ページに対して個別に与えられているURLのことです。つまりURL自身のことになります。パーマネントリンク(Permanent Link)の略で、ページが増えても恒久的に変わることのないリンクであることから、固定リンクとも呼ばれます。

出典:パーマリンクとは?SEOへの影響や注意点について解説

パーマリンクの「パーマ」は「パーマネント」の略で「長持ち、半永久的」という意味です。髪の毛のパーマと同じですね。

意味どおり、URLが半永久的に変わらないため、パーマリンクと言います。

このパーマリンクを自分で設定できるものだと、URLを見ただけで記事の内容が分かる上、ブログサービスなどを引っ越しても記事のURLが変わらないのでとても便利です。

noteやライブドアブログなど、無料ブログの場合はパーマリンクを自由に設定できませんが、WordPressなどCMSであれば、自由にパーマリンクを設定できます。

最適なパーマリンク

WordPressなどを使用していて、自分でパーマリンクを設定できる場合にはどのような形にするのが良いのか?

基本的には、できる限りシンプルで分かりやすいパーマリンクを設定する事が大切です。

無意味な英数字や長く複雑なパーマリンクは避けるべきです。

また、ニュースサイトや日記ブログであれば日付を入れる(例:https://example.com/2023/0131/apple/)、複数人で展開するメディアであれば記者名を入れる(例:https://example.com/yamada/apple/)など、ウェブサイトに応じて工夫をする事も大切です。

決まった答えがある訳ではなく、ウェブサイトの種類や性質、機能や目的によって最適なパーマリンクの形は変わるという事です。

基本的にパーマリンクは一度決めたら後から変更するべきではありません。

しかし、何らかの理由でパーマリンクを変更する事になった場合は、リダイレクトを行い、過去のパーマリンクにアクセスしたユーザーが新しいURLの記事に移動できるように調整することが大切です。

パーマリンクを変更したままにしておくと、リンク切れを起こし、過去のパーマリンクを使ったリンクが機能しなくなってしまいます。

SEOへの影響

パーマリンクがSEO(検索順位)に影響を与えることは基本的にありません。

しかし、どんなパーマリンクでも良いという訳ではありません。

あまりに複雑なパーマリンクは検索エンジンがサイトを認識する際に支障が出る可能性があるため、SEOにおいて(間接的に)マイナスになる可能性もあります。

Googleはパーマリンクをシンプルに分かりやすいものにすることや、単語を区切る際はアンダーバー(_)ではなく、ハイフン(-)を使うことなどを推奨しています。

参考:Google における URL 構造のベスト プラクティス | Google 検索セントラル

参考

WordPressを高速化する7つの方法

WordPressで作ったウェブサイトやブログの表示スピードを高速化する方法を解説します。

WordPressを高速化する重要性

WordPressに限らず、ブログやサイトは高速化すべきです。

ウェブサイトの速度が遅く、サイトの表示に時間がかかると、ユーザーはしびれを切らし、サイトへの訪問を諦めてしまいます

また、あまりにサイトの表示スピードが遅いと、SEO(Googleからの評価)も落ちる可能性があります

サイトの読み込みを分析する

WordPressの高速化に着手する前に、まず自分のブログがどのような状態なのか解析しましょう。

サイトのスピードを解析できるツールは色々ありますが、おすすめは「PageSpeed Insights」というウェブサービスです。

公式サイト:PageSpeed Insights

これはGoogleが提供しているサービスで、速度を確認したいページのURLを入力するだけで、カンタンにウェブサイトの速度が測れます。自分が所有していないサイトでもOKです。

このウェブサービスを使えば、自分のサイトがなぜ遅くなっているのか原因を確認できるので、参考にしながらWordPressの高速化に取り組むのがオススメです。

また、Google以外だとPingdomの「Pingdom Tools」(英語)などがオススメです。

WordPressを高速化するには

  • 軽いテーマを選ぶ
  • テーマのソースを圧縮する
  • 小さいサイズの画像を使う
  • 画像は圧縮して使う
  • 画像を遅延読み込みする
  • 使用するプラグインを減らす
  • 高速なレンタルサーバーを選ぶ

軽いテーマを選ぶ

画像が多く使われていたり、機能が豊富だったり、作りや装飾が複雑で重いテーマは避けましょう。

できる限りシンプルで軽いテーマを選ぶのがポイントです。

テーマのソースを減らす

もし自分でWordPressのテーマをカスタマイズできるなら、不要な要素を削除してしまうと良いでしょう。

筆者はWordPressのデフォルトテーマをカスタマイズして使っていますが、コメント欄など、使わない機能を大幅にテーマのソースから削除しています。

テーマのソースを圧縮する

WordPressのテーマに使われている、JavascriptやCSSを圧縮しましょう。

筆者は以下のサービスを使っています。

JavaScript Compression

使い方は上のボックス(欄)に自分のWordPressテーマのCSSを全てコピペして「compress」をクリック。

すると、下のボックスに圧縮されたCSSが表示されるので、それをコピペして自分のテーマファイルに入力、保存すれば完了です。

小さいサイズの画像を使う

ブログで利用する画像は小さいサイズのものを使いましょう。

デジカメやスマートフォンで撮影した画像は非常に大きいので、ブログに載せる際はサイズを小さくしてから載せましょう。

筆者はサムネイルなど、あまり高画質でなくても良いものは800 x 450、記事内で説明のために使う画像など、ある程度画質が良いものを使いたい場合は1280 x 720(HD)から1920 x 1080(フルHD)くらいの画像を使用しています。

画像はデータ量を圧縮して使う

WordPressで利用する画像は圧縮し、データ容量を減らしましょう。

圧縮と言っても難しい作業は必要ありません。プラグインやウェブサービスを使ってカンタンに画像を圧縮することができます。

プラグインを使って圧縮する

WordPressではプラグインを使うことで画像をカンタン&自動で圧縮できます。

筆者のオススメは「EWWW Image Optimizer 」というプラグインです。

これはアップロードした画像を自動的に圧縮してくれるプラグインです。

公式サイト:EWWW Image Optimizer – WordPress プラグイン

このプラグインなら、事前に圧縮をし忘れても、自動的に画像の圧縮を行ってくれるのでカンタンです。

ツールを使って圧縮する

パソコンのツール(アプリ)やウェブサービスを使って画像を圧縮するのも効果的です。

筆者は「TinyPNG」というウェブサービスを利用しています(PNGだけでなく、JPEGやWebPも圧縮できます)。

Macを利用していた際は「ImageOptim」というアプリを愛用していました。

画像の遅延読み込み(Lazy-loading)

WordPressに「画像の遅延読み込み(Lazy-loading)」を設定しましょう。

画像の遅延読み込みを設定することで、サイトやブログを読み込む際、サイトの下部などページをスクロールしなければ表示できない画像の読み込みを遅らせる(後回しにする)ことで、サイトの高速化が期待できます。

画像の遅延読み込み機能はWordPress 5.5から標準で搭載されています。なので、最新のWordPressを使っている方は何もしなくてもOKです。

画像をCDNで配信する

画像をCDNを使って配信しましょう。CDNとは、コンテンツ・デリバリー・ネットワークの略です。

ブログの画像などを専用のサーバーにキャッシュし、WordPressを設置しているサーバーの負荷を減らすことで高速化が期待できます。

画像はブログの要素の中でも特に容量が大きく、重いので、画像をCDN経由にすると、ブログによっては大幅な高速化が期待できます。

オススメのCDN

CDNサービスは「Clodflare」やWordPressのプラグインである「Jetpack」が有名です。どちらも無料で使用できます。

私はJetpackを使っています。管理画面から有効化するだけで難しい設定が不要で利用でき、高速化の効果もかなり高いのでオススメです。

静的ファイルをCDNを使って配信する

CSSやHTMLなどの静的ファイルをCDNを使って配信することで、ページの読み込みを高速化することができます。

筆者は、静的ファイルも画像同様、JetpackのCDNを使っています。

使用するプラグインを減らす

WordPressではプラグインを使ってカンタンに機能を追加することができます。

ですが、あまりにたくさんのプラグインを追加してしまうと、WordPressが重くなってしまいます。

WordPressを高速化するために、使用するプラグインは最低限に押さえましょう。目安があるわけではありませんが、一般的なブログなら、プラグインの数は10~15個以下に抑えましょう。

参考:WordPressのプラグインは何個まで入れて良いのか?

また、使っていないプラグインはセキュリティのためにも、停止するだけではなく削除してしまった方がオススメです。

記事一覧を減らす

トップページやカテゴリーページには記事の一覧が表示されていますよね。

この記事一覧に表示される記事の数を減らしましょう。あまりに表示件数が多いと、表示スピードが落ちてしまいます。

記事一覧の表示件数を減らすには「設定」→「表示設定」と進み、その中の「1ページに表示する最大投稿数」の数字を減らせばOKです。

また、管理画面の投稿一覧なども、同様に表示件数を減らすことで、軽量化が期待できます。

高速なレンタルサーバーを選ぶ

WordPressを高速化するためには高性能なレンタルサーバーを選ぶことも重要です。

サーバーのスペックが低いと、どれだけWordPress側で高速化を頑張っても限界があります。

もし、格安レンタルサーバーなど低スペックなレンタルサーバーを使っている方は、サイトの規模に応じて、より良いスペックのサーバーに移ることをオススメします。

ただし、記事や画像が少ない場合や、アクセスが少ない場合はレンタルサーバーのスペックを高くしてもそこまで性能に影響はありません。

なので、トラブルが多いというならともかく、特に現在のレンタルサーバーで困っていないなら、すぐにサーバーを引っ越す必要はありません。

オススメのレンタルサーバー

レンタルサーバーはスペックが高く、転送量が非常に多い「エックスサーバー」がオススメです。

エックスサーバーは性能が高く、WordPressが高速に動きます。安定感も高く、24時間365日ずっと安定して速いのでオススメです。

まとめ

ウェブサイトの高速化ができれば、ウェブサイトを読んでくれる方はもちろん、管理する自分も快適になりますし、SEO的にも良い効果が得られるので良いことずくめです。

WordPressでサイト表示スピードを高速化する方法の中には難しいものもありますが、気軽にできることも多いので、ぜひ臆せずチャレンジしてみてください。

エックスサーバーでアダルトサイトを作るのは禁止

エックスサーバー(Xserver)は非常に万能でコスパの良いレンタルサーバーです。

そのため、「アダルトサイトを作る際もエックスサーバーを使いたい!」という方も少なくないと思います。

しかし、エックスサーバーではアダルトサイト(エロサイト)をはじめ、年齢制限が必要なコンテンツを扱うサイトは公開できません。

アダルトサイト(エロサイト)は禁止

エックスサーバーの「よくある質問」の中に、コンテンツの制限について記述があります。

該当のコンテンツを運用されていることが発覚した場合、サービスの提供を停止することがございます。

  • ポルノサイト、またはそれに類似するもの
  • 売春を助長するようなもの
  • 第三者の知的財産権や肖像権・プライバシーを侵害する、または侵害するおそれのあるもの
  • 無限連鎖講(ねずみ講)、マルチ商法、またはそれらに類似するもの
  • 日本国内の法律に違反するもの
  • 以上のようなサイトへのリンクが含まれるもの

なお、当サービスでは、風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は、禁止事項に該当をいたしません。
しかしながら、性行為、またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、禁止事項に該当するコンテンツであるとの判断をいたします。

出典:レンタルサーバーならエックスサーバー

アダルトサイト(エロサイト)に該当するのは最初の「ポルノサイト、またはそれに類似するもの」という項目ですね。

明らかなポルノサイトだけでなく、「それに類するもの」もアウトなので注意しましょう。

「風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は、禁止事項に該当をいたしません」ともありますが、性行為、またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、NGなので、事実上、それらのコンテンツを扱うことも難しいと思います。

アダルトサイトへのリンクもNG

気を付けたいのは、リストの最後に「以上のようなサイトへのリンクが含まれるもの」という記述がある点です。

つまり、引用やまとめ、キュレーションなどの形でアダルトサイトへのリンクを貼ることもNGということです。

アダルトコンテンツがNGだからといって、「アダルトサイトはこちら」と別サイトに誘導するのもNGということですね。

エックスサーバー上で運用するサイトは、アダルトサイトとは完全に切り離して運用しましょう。

利用規約にも同様の記述が

よくある質問だけでなく、利用規約の第16条である「禁止事項」にも同様の記述があります。

猥褻な表現を含む情報、または公衆に羞恥心を抱かせるおそれのある情報、その他公衆の射幸心を仰ぐ情報を掲載し、または他の利用者もしくは第三者に提供する行為

不倫・援助交際・売春・買春等の勧誘行為

人の死体、裸体、児童ポルノ、人を殺傷する現場もしくは児童虐待に相当するおそれのある画像または動画を掲載する行為

固い表現ですが、基本的には「よくある質問」と似たようなことが書かれています。

まとめ

エックスサーバーでアダルトサイト(エロサイト)を作りたい方もいるかと思いますが、規約で禁止されている以上、諦めるしかありません。

もし、規約を破ってアダルトサイトを運用すると、最悪の場合、エックスサーバーを利用できなくなる可能性もあります。

どうしてもアダルトサイトを作りたい方は、別途アダルトOKのレンタルサーバーを選びましょう。

昔は、アダルトサイトを運営できるレンタルサーバーは少なく、海外のレンタルサーバーやスペックの低いレンタルサーバーなど限られた選択肢しかありませんでした。

しかし、近年は日本国内でもアダルトOKのレンタルサーバーが充実してきています。

例えば、「mixhost」はアダルトサイトの運営OKです。公式サイトに明記されています。

全てのプランで合法なコンテンツに限りアダルトサイトを運営していただけます。

出典:mixhost(ミックスホスト)

アダルトサイトを運営したい方は、mixhostなどアダルトOKのレンタルサーバーを選びましょう。

ちなみに、筆者はアダルトサイトは運営していないので、当サイトを含め、全てのウェブサイトをエックスサーバーで運営しています。

公式サイト:エックスサーバー|高速・安定の高性能レンタルサーバー

【HTML】リンクの張り方

HTMLでリンクを記述するには、以下の様に記述します。

<a href="リンク先のURL">アンカーテキスト</a>

例えば、「Example Domain」へのリンクを作成したい場合は、以下のように記述します。

<a href="https://example.com/">Example Domain</a>

リンク(aタグ)のマークダウン

リンクをマークダウンで記述するには、URLを大なり記号と小なり記号で囲めばOKです。

<https://example.com>

この様に記述すると、リンク先とアンカーテキストにURLが入ったHTMLに変換されます。

<p><a href="https://example.com">https://example.com</a></p>

マークダウンでアンカーテキストを指定する

アンカーテキストを自由に指定したい場合は、まずアンカーテキストにしたいテキストを角括弧([])で囲みます。そして、その後ろに丸括弧で囲んだURLを記述すればOKです。

[Example](https://example.com)

これをHTMLに変換すると、以下の様に角括弧の中のテキストがリンクのアンカーテキストに、丸括弧の中のURLがリンク先のURLになります。

<p><a href="https://example.com">Example</a></p>

リンクにタイトル属性を入力する

リンクにタイトル属性(title、要素の補足的な情報)を入力したい場合は、「アンカーテキストを指定する」と同じ形式でリンクを作り、URLの後ろ(丸括弧の中)にダブルクォーテーション(”)でテキストを囲います。

[Example](https://example.com "This is Example")

HTMLに変換すると、ダブルクォーテーションで囲ったテキストがタイトル属性になります。

<p><a href="https://example.com" title="This is Example">Example</a></p>

まとめ

余談ですが、リンクタグ(a要素)の「a」はAnchorの意味で、「href」はHypertext Refernceの意味です。

参考

JavaScriptで基本演算(四則演算)をする方法

JavaScriptで四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)をする方法を解説します。

足し算「+」

加算(足し算)では「+」を使います。記号の左右の数字を足します。

一般的な算数と同じなので、分かりやすいかと思います。

例えば、以下のように記述すると、コンソールに「12」と出力されます。

console.log(10 + 2);

引き算「-」

減算(引き算)では「-」を使います。記号の左の数値から右の数値を引きます。

足し算同様、こちらも一般的な算数と同じなので、分かりやすいかと思います。

例えば、以下のように記述すると、コンソールに「8」と出力されます。

console.log(10 - 2);

掛け算「*」

乗算(掛け算)では「*」を使います(「*」は「アスタリスク」といいます)。

左右の数値を掛けます。

こちらは一般的な算数と違い、「×」を使用しないので注意してください。

以下のように記述すると、コンソールに「20」と出力されます。

console.log(10 * 2);

割り算「/」

除算(割り算)では「/」を使います。記号の左の数値を右の数値で割ります。

こちらも一般的な算数と違い、「÷」を使用しないので注意してください。

以下のように記述すると、コンソールに「5」と出力されます。

console.log(10 / 2);

なお、余りは表示されません。JavaScriptで割り算を実行した場合、小数点以下まで計算します。

例えば、以下のように記述すると、コンソールには「3.3333333」と表示されます。

console.log(10 / 3);

割り算の余りを求めるには以下で解説している「%」を使います。

余り「%」

除算(割り算)で余りを求める際は「%」を使います。

この場合、出力されるのは余りの数字だけです。

例えば、以下のように記述すると、コンソールに「1」と出力されます。

console.log(10 % 3);

参考

多言語サイトを作る際の7つのポイント

多言語サイト(複数の言語に対応したウェブサイト)を作りたい場合は、どうすれば良いのでしょうか?

多言語サイトは、ただ複数の言語で記事を書けばよいという単純なものではありません。様々な工夫や調整が必要です。

SEOやブランディング、そして何よりユーザーのために、多言語サイトを作る際に注意したい点を解説します。

1.言語をユーザーに選択させる

言語はユーザーが選択できるようにしましょう。

リダイレクトを設定し、ユーザーを強制的に特定の言語に飛ばすのは好ましくありません。

筆者はあるビジネスニュースサイトのアメリカ版を閲覧しようと〇〇〇.comにアクセスしたら、強制的に日本語版である〇〇〇.jpにリダイレクトされた事があります。

.jpを.comに変えてアクセスしてもまた日本版にリダイレクトされた時には本当にうんざりさせられました。

ユーザーが日本に住んでいるからと言って、必ずしも日本の(日本語の)ウェブサイトを読みたいと思っているとは限りません。

ユーザーの住んでいる国を勝手に判断してリダイレクトするのは止めましょう

利便性を追求するなら、強制リダイレクトの代わりに、日本語版(日本版)がある事を示すメッセージを表示しましょう。

例えば、AppleWordPressのウェブサイトは、英語版にアクセスした際、勝手にリダイレクトするのではなく、日本語版(日本版)がある事を示すメッセージが表示されます。

2.言語選択機能は分かりやすい場所に置く

言語を選択するためのボタンやリンクは分かりやすい場所に設置しましょう。

ナビゲーションメニューやサイドバーの一番上など、理想はファーストビュー(ウェブサイトを開いた際に、最初に表示される部分。スクロールせずに表示される範囲)に設置する事です。

言語選択機能はフッターに用意されている事が多いですが、一番下までサイトをスクロールするのは面倒なので、もしファーストビューに設置できるなら、ファーストビューに設置する事をおすすめします。

3.国旗アイコンを使用しない

多言語サイトを作る際、言語選択メニューに国旗のアイコンを使用するのは止めましょう。

多国籍サイトを作成する際に、各サイトが対象としている国を国旗のアイコンで示すのは構いません。

しかし、言語を表す際に国旗を使用するのは不適切です

ニュージーランドのように複数の言語が公用語となっている国や、英語のように複数の国家で使われている言語が存在する為です。

国旗と言語は対応しません言語選択のデザインに国旗を使うのは止めましょう

参考:多言語サイトの言語選択メニューに国旗アイコンの使用を避けるべき2つの理由

4.言語名は各言語の言葉で示す

リンク等で言語名を表示する際は、各言語の言葉で表示しましょう。

例えば、英語とスペイン語のリンクを表示する際は、それぞれ「English」と「Español」です。

日本語であれば、「Japanese」ではなく「日本語」です。

それぞれの言語で記した方が、その言語を利用する人にとって分かりやすく、ありがたいですよね。

言語名を表示する際は各言語の言葉で言語名を表示する方がより見つけやすくなります。例えば英語がメインのWebサイトにおいて、英語で「Japanese」と書かれるよりも、日本語で「日本語」と書かれたほうがわかりやすいですね。

出典:多言語Webサイトを制作する時に気をつけたいポイント

5.言語ごとに独立したURLを設定する

TwitterやInstagramは、1つのURLで複数の言語に対応しています(日本語でも英語でも同じURLで表示できる)。

しかし、SEOの面では、こうした1つのURLで複数の言語に対応するのはよくありません。

各言語のコンテンツには別々の URL を使用してください。つまり、多言語間で同一の URL を使って Cookie でコンテンツを切り替えるような構造は避け、それぞれの言語ごとに URL を設定しましょう。

出典:多言語ウェブサイトの作成について

1つの言語につき1つのURLを使用する事は、URLを直接書き換えるだけで言語が変更できるため、UI/UXの面でも好ましいです。

ユーザーによってはURLの言語部分を直接変更して言語選択しているユーザーも存在します。それができるためには分かりやすいURL設計をオススメします。

出典:多言語サイト構築時に知っておきたい【5つのポイント】

6.自動翻訳を利用しない

Google翻訳などの翻訳ツールを利用してコンテンツを訳すのはやめましょう。

ライターを補助するツールとしては使えるかもしれませんが、訳した内容をそのまま掲載できるレベルではありません。

時々、Google翻訳をサイトに搭載して多言語対応しているサイトを見かけますが、絶対に避けるべきです。

また、自動翻訳による誤った文章をサイトに載せていると、Googleにスパムサイトと見做され、検索で不利になる可能性もあります。

自動翻訳したページをインデックスの対象としないようにしてください。自動翻訳は意味が通じない場合があるため、スパムとみなされる可能性があります。また、自動翻訳されたコンテンツは、しばしばユーザーにとって理解できなかったり、不自然に感じることがあります。そのようなコンテンツを多言語のウェブサイトとして作成するのは、ユーザーにとって有益ではありません。

出典:多言語ウェブサイトの作成について  |  Google 検索セントラル ブログ

最近は「DeepL翻訳」という翻訳ツールが高性能で人気ですが、こちらもまだ完ぺきではありません。

翻訳は必ず言語の能力がある人が訳しましょう。もし自分で翻訳できないならプロの翻訳を利用しましょう。

7.本文だけでなく、全てのコンテンツを訳す

多言語サイトを作る際は、本文などメインコンテンツさえ訳せばよいというものではありません。

ナビゲーションや各種通知、SNSのシェアボタン、お問い合わせフォームの自動返信メールなど、メインコンテンツ以外も全て、ユーザーが選択した言語を表示・使用するようにしましょう。

参考

HTMLとは?

HTML(エイチ ティー エム エル)とは、ウェブページの作成に使用される言語の1つです。

ウェブページを作成する際は、そのページのコンテンツをHTMLを使ってマークアップ(ブラウザが理解できる様に定義)します。

HTMLを使うことで、文章に見出しを設定したり、リンクを設定したり、画像や動画を設置する事ができます。

例えば、ウェブページの中にGoogleへのリンクを掲載したい場合には、HTMLを使って以下のように記述します。

<a href="https://www.google.com/">Google</a>

この記述は、「リンクの文字は”Google”で、リンク先のURLは”https://www.google.com/”です」という意味です。

ブラウザはこのHTMLを読み込むと、Googleへのリンクが設定された「Google」を表示します。

ちなみに、HTMLとはHyperText Markup Language(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)の略です。

HTMLの使い方

  • 【h】文章に見出しを設定する方法
  • 【ruby】文字にルビ(ふりがな)を振る方法

見た目は別の言語・CSSで決める

HTMLは、文章に見出しを付けたり、文の一部を別ページへのリンクにしたり、画像や動画を表示したりするためのものです。

文字の大きさや背景の色、ウェブページのレイアウトなど、見た目(デザイン)については、CSS(シー エス エス)という別の言語を使って設定します。

HTMLでもある程度はウェブページの見た目を設定できますが、基本的にはCSSを使います。

参考

WordPressで記事を複数ページに分割する方法

WordPressならタグを入れるだけでカンタンにページを複数に分割することができます。

プラグインや特別な設定は不要です。

<!–nextpage–>を入れるだけ

WordPressではページを分割したい行に「<!--nextpage-->」を入れるだけでページ分割をすることができます。

<!--nextpage-->

WordPressはこのタグを入れるだけで、ページが分割されます。

記事ページを見ると、下記のようなページネーション(ページャー)が表示され、タグ以降に記述した内容は2ページ目以降に表示されます。

WordPressのページャー

タグを複数入れれば、3ページ以上に分割する事も可能です。

まとめ

特に設定せずに使えるのは便利ですね。

ブログの記事が長くなってしまった時など、1つの記事を複数のページに分割したい際にぜひ活用してみてください。

ただ、WordPressはテーマやプラグインによって機能が競合することがあるので、利用する際は自身のWordPressの環境に注意してくださいね。

紹介しておいて言うのもなんですが、筆者はページ分割は嫌いですね…読むのが面倒です。長文でも1ページに書いてほしいですね(´・∀・`)

エックスサーバーの料金|おすすめのプランは何?

エックスサーバーには以下の3つのプランがあります。

  • スタンダード
  • プレミアム
  • ビジネス

プランごとの月額料金(税込)は以下の通りです。

プラン スタンダード プレミアム ビジネス
月額料金 990円~ 1,980円~ 3,960円~
容量(SSD) 300GB 400GB 500GB
データベース(MySQL) 無制限
転送量 無制限

プランが一つ上がるごとに料金も倍になります。

なお、これはもっとも長い36ヶ月契約をした場合の1ヶ月あたりの料金です。契約期間が短いと、1か月あたりの料金が高くなるので注意してください。

例えばスタンダードの月額料金は契約期間によって以下のように変わります。

契約期間 利用料金 合計
3ヶ月 1,320円×3ヶ月 3,960円
6ヶ月 1,210円×6ヶ月 7,260円
12ヶ月 1,100円×12ヶ月 13,200円
24ヶ月 1,045円×24ヶ月 25,080円
36ヶ月 990円×36ヶ月 35,640円

エックスサーバーは長期契約するとお得です。

筆者はいつも1年ごとに更新しているので、12ヵ月を選んで契約しています。

エックスサーバーの支払い方法

エックスサーバーの料金を支払う際に使える方法は以下の5種類です。

  • クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express)
  • 銀行振込
  • ペイジー
  • 翌月後払い(コンビニ・銀行)決済
  • コンビニ払い

デビットカードやプリペイドカードもVISA、Mastercard、JCBであれば利用することができます(ただし、カードの自動更新は使えません)。

筆者はプリペイドカードのKyashを使いましたが、問題なく支払うことができました。

ちなみに、筆者がオススメする支払い方法はもちろんクレジットカード(デビットカード、プリペイドカード)です。

自宅にいながらカンタンに支払うことができますし、1ヶ月自動更新で契約できるのもクレジットカードの特徴です!

オススメのプランはスタンダード

エックスサーバーは一番下のスタンダードでも十分ハイスペックなので、よほどアクセスがある大規模なサイトでもない限り、スタンダードがオススメです。

エックスサーバーの場合、再度契約をしなくても管理画面からカンタンにプランを変更することができます。

なので、「将来的には規模の大きいサイトにしたい」と考えている方も、最初はスタンダードで大丈夫です。

公式サイト:エックスサーバー|高速・安定の高性能レンタルサーバー

参考

WordPressのプラグインとは?

「プラグイン」はWordPressに新しい機能を追加するための仕組みです。

サイトの機能追加ができる55,000個以上のプラグインが無料で利用できます。 目的にあったWordPress に拡張しましょう。 プラグインを使えばお問い合わせフォーム、ECサイト、ギャラリー、メーリングリストや掲示板、アクセス統計情報などの機能が追加できます。

出典:ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語

WordPressには最初から様々な機能が搭載されています。ブログやカンタンなウェブサイトを作るだけならば、最初から備わっている機能だけでも十分です。

ですが、サイトを運営していると、WordPressに様々な機能を追加したり、複雑な設定をしたくなる時があります。

例えばSNSのシェアボタン、お問い合わせフォーム、スパム対策、セキュリティ向上、SEOのための設定、表示スピードを速くするための設定…

こうした機能や設定を自分で実装するには、プログラミングの知識等が必要なのでとても大変です。

しかし、プラグインを利用すれば、管理画面からカンタンな操作をするだけで、様々な機能や設定をすることができます。

WordPressにプラグインをインストールする方法

WordPressのプラグインは管理画面からカンタンに追加できます。

管理画面のサイドバーから「プラグイン」→「新規追加」と進み、「プラグインを追加」の画面でプラグイン名で検索します。

任意のプラグインを見つけたら、「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが完了したら、「今すぐインストール」が「有効化」というボタンに変わるので、「有効化」をクリックします。

これでプラグインを使う準備は完了です。

セキュリティには要注意!

プラグインを使えば、誰でもカンタンに高度なカスタマイズをすることが可能になります。

ですが、プラグインの中には古くてWordPressのセキュリティを低下させるものや、最初からウェブサイトに害を与えるために作られた悪意のあるものもあるので注意しましょう。

誤って危険なプラグインを追加してしまわない様に、事前にプラグインの評価を調べる等、対策しましょう。

基本的な対策として、WordPressのプラグインは公式サイト(WordPress プラグインディレクトリ)に掲載されているものの中から選ぶと良いでしょう。

まとめ

WordPressはプラグインを活用する事でカンタンに機能を追加する事ができ、非常に便利です。

うまく活用する事で、プログラミングの知識等が無くても、高機能なウェブサイトを作る事が出来ます!

公式サイト:WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

エックスサーバーとは?WordPress初心者にオススメのレンタルサーバーです!

筆者は趣味のブログやアフィリエイトサイトなどを複数持っており、それらを全てWordPressで作っています。

WordPressでサイトやブログを作るには、スペックが高くて安心できるレンタルサーバーを用意する必要があります。

筆者はこれまで何十というウェブサイトを作り、レンタルサーバーも格安サーバーを中心に多数利用してきましたが、その中でもっとも良かったレンタルサーバーが「エックスサーバー」です(もう圧倒的です)。

公式サイト:エックスサーバー|高速・安定の高性能レンタルサーバー

そんな訳で、この記事ではWordPressの利用にオススメのレンタルサーバーである「エックスサーバー」の料金や支払い方法、おすすめプランなどについて解説します。

続きを読む エックスサーバーとは?WordPress初心者にオススメのレンタルサーバーです!

Instagramには公式のフォローボタンが存在しない

Instagramはかつて公式に以下のような紺色のフォローボタンを提供していました。

Instagramにはかつて、紺色の公式フォローボタンが存在しました。

しかし、このフォローボタンはもう何年も前に無くなっています。

Instagramのフォローボタンを自分のウェブサイトやブログに掲載したい場合は、ボタンを自作するしかありません。

参考:Instagramのフォローボタンをサイトに設置する方法(非公式)

公式がアイコンの素材は提供しているので、これをフォローボタンとして活用すると良いでしょう。

WordPressで数字だけのパーマリンクを設定する事はできない

今日知ったのだが、WordPressは数字だけのスラッグ(パーマリンク)を設定する事は不可能らしい(投稿IDの数字のみを設定する事は可能)。

自分はどういう訳か数字だけのURLで記事を公開する事ができたのだが、これはバグの様子…

数字だけのスラッグを設定できない理由は、ページャーや年月アーカイブのURLとの競合を避ける為とのこと。

一応、古いプラグイン(8年前)を使うと、無条件に数字だけのURLにできる。

高品質のコンテンツはより頻繁にクロールされる

これは実感としてもちょっと分かる。

ChatGPTで有名なOpenAIのクローラーをブロックする方法

ChatGPTで有名なAI開発企業・OpenAIは、自社のAI開発のために「GPTbot」を使って各ウェブページをクロールしています。

このGPTbotに自分のウェブサイトをクロールされたくない方は、robots.txtに以下の2行を追加すればOKです。

User-agent: GPTBot
Disallow: /

また、以下のように記述する事で、一部のディレクトリ(サイトの一部)だけを許可・ブロックする事もできます。

User-agent: GPTBot
Allow: /directory-1/
Disallow: /directory-2/

(Allowは許可、Disallowはブロック)

GPTbotで収集した情報は、ペイウォール(課金コンテンツ)や個人情報などを削除するためにフィルタリングされます。

しかし、そうしたコンテンツを扱っているウェブサイトは、あらかじめrobots.txtに上記の記述を行い、GPTbotがウェブサイトの情報を収集するのをブロックしておくと良いでしょう。

なお、これは今後のデータ収集をブロックする方法であって、既にOpenAIに収集された情報には影響を及ぼしません。

参考:GPTBot – OpenAI API