Instagramには公式のフォローボタンが存在しない

Instagramはかつて公式に以下のような紺色のフォローボタンを提供していました。

Instagramにはかつて、紺色の公式フォローボタンが存在しました。

しかし、このフォローボタンはもう何年も前に無くなっています。

Instagramのフォローボタンを自分のウェブサイトやブログに掲載したい場合は、ボタンを自作するしかありません。

参考:Instagramのフォローボタンをサイトに設置する方法(非公式)

公式がアイコンの素材は提供しているので、これをフォローボタンとして活用すると良いでしょう。

WordPressで数字だけのパーマリンクを設定する事はできない

今日知ったのだが、WordPressは数字だけのスラッグ(パーマリンク)を設定する事は不可能らしい(投稿IDの数字のみを設定する事は可能)。

自分はどういう訳か数字だけのURLで記事を公開する事ができたのだが、これはバグの様子…

数字だけのスラッグを設定できない理由は、ページャーや年月アーカイブのURLとの競合を避ける為とのこと。

一応、古いプラグイン(8年前)を使うと、無条件に数字だけのURLにできる。

高品質のコンテンツはより頻繁にクロールされる

これは実感としてもちょっと分かる。

ChatGPTで有名なOpenAIのクローラーをブロックする方法

ChatGPTで有名なAI開発企業・OpenAIは、自社のAI開発のために「GPTbot」を使って各ウェブページをクロールしています。

このGPTbotに自分のウェブサイトをクロールされたくない方は、robots.txtに以下の2行を追加すればOKです。

User-agent: GPTBot
Disallow: /

また、以下のように記述する事で、一部のディレクトリ(サイトの一部)だけを許可・ブロックする事もできます。

User-agent: GPTBot
Allow: /directory-1/
Disallow: /directory-2/

(Allowは許可、Disallowはブロック)

GPTbotで収集した情報は、ペイウォール(課金コンテンツ)や個人情報などを削除するためにフィルタリングされます。

しかし、そうしたコンテンツを扱っているウェブサイトは、あらかじめrobots.txtに上記の記述を行い、GPTbotがウェブサイトの情報を収集するのをブロックしておくと良いでしょう。

なお、これは今後のデータ収集をブロックする方法であって、既にOpenAIに収集された情報には影響を及ぼしません。

参考:GPTBot – OpenAI API

GoogleのAI学習をブロックする方法

Googleは会話型のAI・Geminiを提供しており、そのためにウェブ上のコンテンツを学習(トレーニング)に利用しています

自身のウェブサイトがGoogleの生成AIモデルの学習に利用されないようにするには、robots.txtに以下を記述し、「Google-Extended」をブロックすればOKです

User-agent: Google-Extended
Disallow: /

この2行を記述すれば、自身のウェブサイトがGoogleの生成AIモデルの学習に利用されるのを防ぐことが可能です

関連:ChatGPTのクローラーをブロックする方法はこちら

既に学習されたコンテンツは削除できない

今回紹介したのは、コンテンツがGoogleに新たに学習されるのを防ぐオプションであり、Googleに既に学習されたコンテンツを削除する事は不可能です。

Googleはこのオプションを発表する前から、ウェブ上のコンテンツを学習に利用していました。

その為、このオプションをrobots.txtに記述しても、既に自分のウェブサイトがGoogleに利用されている可能性がある点に注意しましょう。

【Google AdSense】無料ブログではアカウントが開設できない

Google AdSense(グーグル・アドセンス)は無料ブログ(他人が保有するドメイン)ではアカウントを開設できません。

AdSenseの審査と利用の条件

AdSenseアカウントを開設するためには、AdSenseを利用する予定のURLを申請し、審査を受けなくてはなりません。

申請するURLは、自身が所有するドメイン(URL、example.comの部分)である必要があります。

参考:AdSense アカウントの開設時にサイトの URL を入力する方法 – AdSense ヘルプ

いわゆる「独自ドメイン」というものです(自分で所有しているドメインのこと)。

無料ブログは、そのサービスが提供するドメインをサブディレクトリ(example.com/path)やサブドメイン(subdomain.example.com)の形で借りている状態です。

ドメイン(example.com)の部分を自身で所有しているわけではないので、Google AdSenseを利用することはできません。

Googleで約5年間、AdSenseの営業担当として働いていた石田健介氏もこう述べています。

AdSenseで収益をあげるためには、まずAdSenseアカウントの申請をする必要があります。その際、AdSenseを利用する予定のサイトURLも届け出なければならないのですが、無料のブログサービスは利用できません。

以前はLivedoorブログやFC2ブログなど、無料のブログサービスのURLを用いてAdSenseアカウントの申請をすることも可能でした。しかし、2018年1月現在では、こういった無料のブログサービスのURLではAdSenseアカウントの新規申請ができなくなっています。

この背景としてあるのはGoogleによるスパム対策です。

無料のブログサービスは誰でもタダで、複数開設することが可能です。ただ中にはこの仕組みを悪用する人もいて、一人でたくさんのAdSenseアカウントを申請するケースが起きていました。

そしてこういったサイトは共通してサイトの質が悪く、結果としてAdSenseアカウントが次々に凍結されるケースが発生しました。同様の事態が多発するのを未然に防ぐため、Googleではひとつのドメイン配下に開設できるAdSenseアカウントの数に条件を設けてしまったのです。

ここに加えて、少し前より無料のブログサービスのURLが使えなくなったという変更点は、Googleがスパム対策に対して新たな一手を打ったということです。

出典:元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍Upするプロの技60(35ページ)

かつては無料ブログでもAdSenseに申請できた

以前はFC2ブログやライブドアブログなど、無料ブログでAdSenseのアカウントを開設することが可能でした。筆者もGoogle AdSenseの申し込みにFC2ブログを利用したことがあります。

しかし、無料ブログは誰でも容易に量産できるため、1人でたくさんのAdSenseアカウントを申請するなどの問題が起こりました(AdSenseは1人につき1アカウントまでです)。

そうした不正行為(スパム)への対策としてGoogleはAdSenseの審査基準を厳しくしました。その結果、無料ブログではAdSenseの利用が出来なくなりました。

Google AdSense 公式ヘルプコミュニティ エキスパートの竹中文人氏も、自身のウェブサイトでこう述べています。

昔は Google アドセンスに新規に申し込みをする場合、申請する Web サイト/ブログの URL は基本的にどのようなものでも大丈夫でした。つまり無料ブログサービスを利用した際に使えるサブドメイン形式やディレクトリ形式の URL でも申請ができていました。

しかし 2016 年 3 月中旬頃から新規にアドセンスに申し込みをする際の URL は基本的に独自ドメインでなければならなくなったのです。それまで海外の多くの国では独自ドメインである必要がありましたが、日本でも独自ドメインで申請することが基本となりました。

出典:アドセンスの新規申し込みには 独自ドメインが必須!? | イズクル

ただし、無料ブログの中でも、Googleが所有(運営)している「Blogger」であればAdSenseの申し込みが可能です。

詳しくは以下のページをご覧ください。

参考:ブログに広告を表示する – Google AdSense ヘルプ

まとめ:AdSenseを始めるなら独自ドメインで!

Google AdSenseを始めたい方は独自ドメインを取得しましょう。

無料で気軽に始められないのは残念ですが、本格的にGoogle AdSenseやアフィリエイトに取り組んでいる方は、独自ドメインを利用しています。

無料ブログで提供されるURL(ドメイン)は、規約違反でブログが削除されたり、サービスが終了して使えなくなってしまうリスクがあるからです。

その点、独自ドメインであれば、そうしたリスクを回避することができます。

文字列(アルファベットの部分)も自分で決められる上に、SEOでもさまざまな対策を施すことができるので、無料ブログを利用するよりもメリットが多いです。

独自ドメインを利用するにはお金がかかりますが、(種類にもよりますが)年間1,000~3,000円くらいで利用できるので大きな負担にはなりません。

筆者もウェブサイトを作成する際は独自ドメインを利用しています。

余談:お名前.comはオススメしない

余談ですが、ドメイン取得サービスで大手の「お名前.com」は悪質&不誠実なのでおすすめしません。

https://twitter.com/Gane_DD/status/1344970358865022976

https://twitter.com/nkjzm/status/1493046019692822530

筆者は「Xserverドメイン」を利用しています。

JavaScriptとは?

「JavaScript」は、1995年に誕生したウェブやブラウザ向けのプログラミング言語です(プログラミング言語「Java」とは別物)。

略称は「JS」です。

同名のプログラミング言語があるので(後述)、「Java」と略すのは絶対に止めましょう。

ウェブ開発に必須の言語・JavaScript

JavaScriptを使うと、ウェブサイト(ウェブページ)に動的な機能を実装する事ができます。

動的な機能とは、例えばポップアップやスライドショー、ログイン機能などです。

ウェブサイトを作る際に必須の言語と言っても過言ではなく、W3Techsの調査では、世界のウェブサイトの98%でJavaScriptが使われています。

JavaScriptは基本的にブラウザ上で実行されるプログラミング言語ですが、Node.jsなどのプラットフォーム(実行環境)を使う事で、サーバー側で実行することも可能です。

「Java」とは別物です。

JavaScriptと似た名前のプログラミング言語に「Java」というものがあります。

こちらは、名前は似ていますが、JavaScriptとは全く別物です。上位互換や同じシリーズという訳ではありません。

Javaの公式ウェブサイトにも、両者が別物であることが記されています。

JavaScriptプログラミング言語は、Netscape, Inc. により開発されたプログラミング言語で、Javaプラットフォームの一部ではありません。

出典:JavaScriptとJavaとの違い

名前が似ている理由は解説すると長くなってしまうので割愛しますが、とにかく“JavaScriptとJavaは完全に別物”だという事を覚えておきましょう。

参考:日本語さえわかればわかる!JavaとJavaScriptの違い

FirefoxとBraveは”兄弟”

余談ですが、JavaScriptを開発したブレンダン・アイク氏は、Mozillaを共同設立し、ウェブブラウザのFirefoxを作った人物です。

アイク氏は現在、自身が創業したBrave Softwareで、デフォルトで広告ブロックを搭載したブラウザ・Braveなどを開発しています。

まとめ

JavaScriptはウェブ開発をする上で非常に重要なプログラミング言語で、世界でも特に人気のプログラミング言語の1つです。

ウェブサイトやウェブアプリを作成したいなら、ぜひ身に付けたい言語です。

筆者はUdemyでJavaScriptを学んでいます。

参考

EWWW Image Optimizer:画像を自動で圧縮

「EWWW Image Optimizer」はWordPressのメディアライブラリにアップロードされた画像を自動で圧縮し、データを削減してくれるプラグインです。

使い方はインストールして有効化するだけでOK。特別な設定は必要ないので便利です。

また、管理画面から「メディア」→「一括最適化」→「最適化されていない画像をスキャンする」をクリックすることで、過去にアップロードした画像も全て最適化(圧縮)ができます。

公式サイト:EWWW Image Optimizer

Jetpack:CDNやセキュリティがこれ1つで

JetpackはWordPressの開発において中心的な役割を果たしているAutomattic社が提供しているプラグインです。

このプラグイン1つで、以下の様な機能を利用する事ができます。

  • 画像やCSSを高速な別サーバーから配信するCDN
  • 画像やJavaScriptを遅延読み込みするLazy Load
  • スパム対策や総当たり攻撃からの保護(セキュリティ)

他にもアクセス解析や動画ホスティングなど、さまざまな機能が搭載されています(一部は有料です)。

公式サイト:Jetpack – WP セキュリティ、バックアップ、高速化、成長

WP Limit Login Attempts

WordPressの管理画面のセキュリティを強化するためにオススメのプラグインは「WP Limit Login Attempts」です。

このプラグインはインストールして有効化するだけで、ログイン試行回数に制限を加え(何度もログインに失敗すると、一定時間ログインができなくなる)、さらに下の画像のようなキャプチャ画面(ログインする際に画像の英数字を入力する手順)を追加することができます。

こうすることで、画像の英数字を入力してからでないとユーザー名とパスワードを入力できなくなります。

公式サイト:WP Limit Login Attempts