Mac(macOS)にPythonのディストリビューションである「Anaconda(Individual Edition)」をインストールする方法を解説します。
Anacondaをインストールすることで、プログラミング言語の「Python」とデータサイエンス等のプラットフォームである「Ananconda」がMacにインストールされます。
Anacondaのインストールは通常のアプリとそう変わらない手順でインストールできるので、とてもカンタンです。
AnacondaをMacにダウンロードする
まずはAnacondaをダウンロードしましょう。
Anacondaには複数のエディションがあります。今回ダウンロードするのは個人向けの「Anaconda Individual Edition」です。
まずはAnacondaの公式サイトにアクセスします。以下のリンクがAnaconda Individual Editionのページです。
公式サイト:Anaconda | Individual Edition
ちなみにURLは「https://www.anaconda.com/products/individual」です。
アクセスしたら緑の「Download」と書かれているボタンを押しましょう。
ダウンロードすると、Mac上に以下のようなアプリのpkgファイルがダウンロードされているはずです。
ちなみに私は2013年発売のMacBook Proで1分もかからずダウンロードできました。
AnacondaをMacにインストールする
Anacondaのpkgファイルを実行し、MacにAnacondaをインストールしましょう。
手順は通常のアプリと特に変わらないので同じ手順なので、Macにpkgファイルからアプリをインストールしたことがある方ならば難しくないと思います。
AnacondaをMacにインストールする手順
pkgファイルをクリック(デフォルトではダブルクリックのはず)して、インストーラーを起動します。
Anacondaのウェブサイトは英語ですが、アプリのインストールは日本語なので安心です(多分、Macの環境を日本語にする必要があると思います)。
インストーラーを起動すると、警告のメッセージが出てきます。「続ける」を押しましょう。
インストーラーが実行されます。最初に「はじめに」という画面が出てくるので「続ける」をクリックしましょう。
次に「大切な情報」が表示されます。「続ける」をクリックしましょう。
「ソフトウェア使用許諾契約」が表示されるので「続ける」をクリックしましょう。
「続ける」をクリックすると、「ソフトウェア使用許諾契約」の条件に同意するか否か問われるので、「同意する」をクリックしましょう。
「インストール先」の項目はスキップされ、「インストールの種類」の項目に移ります。「インストール」をクリックすると、Anacondaのインストールが開始されます。
なお、この際に「インストール先を変更…」をクリックすると、以下のように「インストール先」の項目が表示され、インストール先を変更できます。
こちらがインストール中の画面です↓
ちなみに私は5分ほどでインストールできました(2013年発売のMacBook Proです)
インストールが完了すると、Pycharm IDEの紹介画面が表示されますが、今回は必要ないですし、後からでも問題なく手に入るものなので無視して「続ける」を押してしまって大丈夫です。
インストールが完了したら、このインストーラは閉じてしまってOKです。
パッケージはゴミ箱に入れても構いません。
アプリ「Anaconda-Navigator」を起動する
Anacondaのインストールが完了すると、「Anaconda-Navigator」というアプリが追加されています。
Launchpadからアプリ「Anaconda-Navigator」を起動し、Anacondaを実行しましょう。
以下のような画面が表示されたらOKです。
なお、Anaconda-Navigatorは最初の起動時に以下のウィンドウが出ることがあります。
これは、エラーなどが発⽣した際に、その情報をAnacondaに送信して製品改良の情報として利⽤してよいかを尋ねるものです。
協⼒する場合はチェックを、協力しない場合はチェックを外して「Ok, and donʼt show again」をクリックしましょう。
まとめ
「PythonのディストリビューションをMacにインストールする」というと難しく聞こえますが、実際にはMacにアプリを入れるだけなのでとてもカンタンです。
筆者も最初は「難しいかも?」と思いましたが、やってみたらとてもカンタンで拍子抜けしました。