Colossus(コロッサス)は、SpaceXが保有するAIコンピュータ・クラスターです。データセンターそのものを指す場合もあります。
公式サイト:Colossus | xAI
Colossus(コロッサス)とは?
Colossus(コロッサス)はテネシー州メンフィスにあるデータセンターで運用されているAI用のスーパーコンピューター(コンピューター・クラスター)です。
このコンピュータークラスターは、大規模な言語モデル、マルチモーダルシステム、科学シミュレーション、および最先端の生成型AIにおいて、極めて高い並列処理性能を実現します。
xAIによって開発・運用されており、現在はxAIを買収したSpaceXによって所有されています。
なお、xAIとSpaceXはどちらも起業家のイーロン・マスク氏が創業した企業です。
Colossus 1
最初のColossusである「Colossus 1」はわずか1`22日で構築されました。
「コンピューティングのギガファクトリー」と呼ばれるColossus 1は、AIトレーニング、ファインチューニング、推論、および高性能コンピューティングワークロードにおいて、かつてない規模の処理能力を提供します。
Colossus 1には当初、NVIDIA Hopper アーキテクチャをベースとするデータセンター向けGPU「NVIDIA H200」が10万基搭載されており、それらを制御する為にIntelのワークステーション向けプロセッサ「Xeon」が使用していました。
その後、xAI(現在はSpaceXの一部門であるSpaceXAI)はColossus 1の規模を倍増し、合計20万基のNvidia Hopper GPUを搭載させました。
現在、Colossus 1は、NVIDAの「H100」「H200」および「GB200」といったアクセラレータを高密度に配置した22万個以上のGPUを搭載しています。
2026年5月6日、SpaceXはColossus 1の全計算能力をAI企業のAnthropicに貸し出すリース契約を結びました。これにより、Anthropicは同社のAIであるClaude CodeとClaude APIの利用制限を引き上げました。
なお、SpaceX自体はAIのトレーニング環境を次期システムである「Colossus 2」へ移行済みです。
Colossus 2
Colossus 1に続くスーパーコンピューターです。現在、SpaceXはColossus 2を使用しています。
使用している半導体は全てNvidiaのBlackwellです。
2025年12月31日時点ではまだ建設中でした。
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