パーマリンクとはパーマネントリンク(Permanent Link)の略で、ウェブサイトやブログの各記事やページ毎に設定したURLのことです。
パーマリンクとは、ウェブサイトの各ページに対して個別に与えられているURLのことです。つまりURL自身のことになります。パーマネントリンク(Permanent Link)の略で、ページが増えても恒久的に変わることのないリンクであることから、固定リンクとも呼ばれます。
パーマリンクの「パーマ」は「パーマネント」の略で「長持ち、半永久的」という意味です。髪の毛のパーマと同じですね。
意味どおり、URLが半永久的に変わらないため、パーマリンクと言います。
このパーマリンクを自分で設定できるものだと、URLを見ただけで記事の内容が分かる上、ブログサービスなどを引っ越しても記事のURLが変わらないのでとても便利です。
noteやライブドアブログなど、無料ブログの場合はパーマリンクを自由に設定できませんが、WordPressなどCMSであれば、自由にパーマリンクを設定できます。
最適なパーマリンク
WordPressなどを使用していて、自分でパーマリンクを設定できる場合にはどのような形にするのが良いのか?
基本的には、できる限りシンプルで分かりやすいパーマリンクを設定する事が大切です。
無意味な英数字や長く複雑なパーマリンクは避けるべきです。
また、ニュースサイトや日記ブログであれば日付を入れる(例:https://example.com/2023/0131/apple/)、複数人で展開するメディアであれば記者名を入れる(例:https://example.com/yamada/apple/)など、ウェブサイトに応じて工夫をする事も大切です。
決まった答えがある訳ではなく、ウェブサイトの種類や性質、機能や目的によって最適なパーマリンクの形は変わるという事です。
基本的にパーマリンクは一度決めたら後から変更するべきではありません。
しかし、何らかの理由でパーマリンクを変更する事になった場合は、リダイレクトを行い、過去のパーマリンクにアクセスしたユーザーが新しいURLの記事に移動できるように調整することが大切です。
パーマリンクを変更したままにしておくと、リンク切れを起こし、過去のパーマリンクを使ったリンクが機能しなくなってしまいます。
SEOへの影響
パーマリンクがSEO(検索順位)に影響を与えることは基本的にありません。
しかし、どんなパーマリンクでも良いという訳ではありません。
あまりに複雑なパーマリンクは検索エンジンがサイトを認識する際に支障が出る可能性があるため、SEOにおいて(間接的に)マイナスになる可能性もあります。
Googleはパーマリンクをシンプルに分かりやすいものにすることや、単語を区切る際はアンダーバー(_)ではなく、ハイフン(-)を使うことなどを推奨しています。