FDA(アメリカ食品医薬品局。日本の厚生労働省に相当)が公表している、コンタクトレンズ(特にハロウィンの仮装等で使うファッション目的のコンタクトレンズ)の使用によるトラブルを防ぐために重要な5つのことを紹介します。
眼科の検査を受ける
コンタクトレンズが正しく装着されているか、必ず資格を持った医師の検査を受けましょう。
自分の目に合わないコンタクトレンズを装着していると、目を損傷させてしまう可能性があります。
特に異常がなくても、定期的に目の検査を行うことが大切です。
処方箋をもらう
コンタクトレンズは通販でもカンタンに購入することができます。
ですが、コンタクトレンズを購入する際は、必ず眼科医に処方箋を作成してもらいましょう。
処方箋にはブランド名、正しいレンズ測定値、および有効期限を含める必要があります。
視力矯正用(度あり)のコンタクトレンズはもちろん、ファッション用のカラコン(カラーコンタクトレンズ)の場合も、処方箋をもらうようにしましょう。
処方されていないコンタクトレンズを買わない
眼科医の診察を受けずにコンタクトレンズを購入するのはやめましょう。
処方箋のないコンタクトレンズを購入した場合、コンタクトレンズが自分の目に合わない可能性があります。場合によっては目を傷つける可能性も。
現在問題が起こっていなくても、既にレンズが目を傷つけている可能性はあります。
コンタクトレンズは処方箋付きのものを買いましょう。
指示を守ってコンタクトレンズの手入れをする
コンタクトレンズの手入れや使用(着用、清掃、消毒)をする際は、コンタクトレンズに付属している説明書や注意書き等の指示に従いましょう。
もし説明書や注意書きが付属していない場合は眼科医に相談しましょう。
異常があったら、コンタクトレンズを外し、すぐに医師の診察を受ける
目が赤くなる、目が痛い、目から分泌物(目ヤニなど)が出るといったトラブルは感染症のサインです。
すぐにコンタクトレンズを外し、眼科医に相談してください。
コンタクトレンズを他人と共有しない
歯ブラシを共有しないように、コンタクトレンズも共有してはいけません。
目の大きさや形は人それぞれです。
自分のコンタクトレンズは自分にしか合わない可能性があります。ですから、他人とコンタクトレンズ を共有してはいけません。
まとめ:処方箋はとても大事!
言うまでもなく、目はとても大事なものです。
今回紹介したのはアメリカ合衆国の情報ですが、基本的に日本と変わりはありません。
日本でも雑貨店や通販などで売られているコンタクトレンズの中には、粗悪なものがあります。
そのようなものには手を出さず、眼科医の指示のもと安全にコンタクトレンズを入手・使用する事が大切です。
FDAのウェブサイトでは処方箋の大切さが繰り返し訴えられています。
念を押しているのか、最後の方には太字で「忘れるな。処方箋のないコンタクトレンズを購入するのは危険だ。」と書かれています。
処方箋なしで気軽に購入できるコンタクトレンズは便利ですが、粗悪な商品を選んでしまうリスクがあります。
処方箋がないコンタクトレンズが危険なのは日米共通です。
コンタクトレンズを購入する際は、処方箋を忘れないようにしましょう。