PalantirとOracleが提携し、クラウドおよびAIソリューションを顧客に提供

(2024年4月4日)

Palantir Technologiesは4月4日、世界中の政府や企業に安全なクラウドおよび人工知能(AI)ソリューションを提供するためにOracleと提携したことを発表した

この契約により、PalantirのFoundryワークロードがOracle Cloud Infrastructureに移行される

参考:Palantir

ピーター・ティールが1億7500万ドル相当のPalantir株を売却

(2024年3月16日)

ピーター・ティール氏が、2024年3月12日に700万株以上(約1億7,500万ドル相当)のPalantir Technologies Inc.の株式を売却したとBloombergが報じた

ティール氏がPalantirの株を売却するのは2021年以来である。

ティール氏はこれまで、34億ドル相当のPalantir株を保有していた。

Bloomberg Billionaires Indexによれば、ティール氏は現在もPalantirの株式を約7%所有しており、これはティール氏の105億ドルの資産の中で最大のものとなっている。

参考:Bloomberg

サイバー犯罪の巣窟「防弾ホスティング会社」を実際に訪れるノートンのドキュメンタリー「インターネットで最も危険な街」

『インターネットで最も危険な街』は、現実世界とデジタル世界の境界をあいまいにするような未知の場所を探るドキュメンタリーシリーズです。ネット犯罪者の真の姿を明るみにして、ネットの脅威が現実世界にどのような影響をもたらすかを浮き彫りにします。『サイバー犯罪が潜む場所』では、地下壕、海上要塞、廃屋に設置されたりネット上に分散して設置されたりしている、防弾ホスティングの知られざる世界を探索します。匿名性がもたらす自由と混乱、そして有益な使用例と有害な使用例を、偏らない視点でご紹介します。

とても面白かった。ここから何年も経っている今ではまた状況は変わっているだろうけど…

参考:サイバー犯罪の巣窟「防弾ホスティング会社」を実際に訪れるノートンのドキュメンタリー「インターネットで最も危険な街」(GIGAZINE)

iPhoneがついにUSB-Cを搭載!Proの転送速度はLightningの20倍

(2023年9月13日)

Appleは9月12日にUSB Type-C(Appleの表記はUSB-C)を採用した初のiPhone(iPhone 15)を発表しました。

iPhone 15シリーズでは、Lightningではなく、USB-Cを利用して充電やデータ転送を行うことになります。

転送速度はLightningと変わらず?

USB-Cが搭載されたiPhone 15シリーズですが、モデルによって種類が違うので注意が必要です。

製品 iPhone 15/15 Plus iPhone 15 Pro/15 Pro Max
転送速度 最大480Mbps(USB 2) 最大10Gbps(USB 3)
映像出力 DisplayPort
充電 〇(USB-PD)

iPhone 15と15 Plusに搭載されたUSB-Cは、転送速度が従来のLightningと同じ480Mbpとなっています。

一方で、上位モデルであるiPhone 15 ProとPro Maxには、最大10Gbpsのデータ転送ができるUSB 3のUSB-Cが搭載されています。仕様的にはUSB 3.2 Gen 2になりますUSB 10Gbps)。

対応したUSB-Cケーブルを使用する事で、Lightningの約20倍のデータ転送速度を発揮することができます(ただし、iPhone 15シリーズに付属するケーブルはUSB 3に対応していないので、20倍の転送速度を発揮するには別途ケーブルの購入が必要です)。

平たく言うと、「iPhoneはProシリーズの方が転送速度が速い高性能のUSB-Cを搭載している。無印のiPhone 15はLightningとデータ転送速度が一緒」ということです。

USB-CにはAppleのMFi認証がなくなる

Appleには、「MFi認証」という他社(サードパーティ)のアクセサリにiPhoneやiPadとの互換性を保証するライセンス認証の仕組み(ライセンスビジネス)があり、LightningケーブルはこのMFi認証を通っているものしか使用ができませんでした。

MFi認証がされていないLightningケーブルは「認証されていない=素性が不確かなケーブル」として、iPhoneに挿しても使えない(正常な動作が保障されない)場合があったのです。

※筆者は以前、AmazonでMFi認証を通っていない安い4本セットのLightningケーブルを買ったのですが、1年で4本とも利用できなくなってしまいました(´・ω・`)

しかし、USB-CにはMFi認証による制限がありません!

Appleは「USB-CのケーブルにはMFi認証に類する技術を使わない」と決定しているので、今後はMFi認証がされていない&Apple純正品ではない安価な他社製のケーブルも利用する事が可能になります。

MFi認証が無いので、これまでMacやiPadで利用していたUSB-Cケーブルはもちろん、Google Pixelなど、他社のスマートフォンやパソコンで利用していたUSB-CケーブルもiPhone 15で問題なく使うことができます。

これは嬉しいポイントですね!(`・∀・´)

多様な周辺機器に対応

USB-Cのメリットとして、変換アダプターなどを使う事なく周辺機器をつなぐことが可能という点があります。

Appleのイベントを現地で取材しているジャーナリストの西田宗千佳にしだ むねちか氏によると、iPhone 15もProもさほど差はなく、大半の周辺機器を問題なく接続・利用する事ができたそうです。

※西田氏が実際につないで確かめたものには以下のようなものがあります

  • USBメモリー
  • SDカードリーダー
  • USBマイク
  • ハイレゾ対応USBオーディオDAC
  • イーサネットアダプター
  • HDMIケーブル

DisplayPortも対応

iPhone 15シリーズに採用されたUSB-Cは、DisplayPortもサポートしているため、対応ディスプレイとケーブルがあれば、ケーブル1本でiPhoneの画面を大画面に出力する事ができます

AirPodsとEarPods

AppleはiPhone 15シリーズの発表に合わせて、USB-Cに対応した新しい「AirPods」と「EarPods」も発表しました。

新しいAirPods Proは充電ケースにUSB-C端子を採用し、USB-C to CケーブルでiPhoneとつなぐことで、iPhoneからAirPods Proへ充電をすることが可能です。

ただし、AirPods Proの「USB Type-C対応充電ケース」は単体では販売されないので、ケースをUSB-Cに切り替えるには本体を丸ごと買い直す必要があります。

また、Appleの有線イヤフォン「EarPods」もコネクタにUSB-Cを採用したモデルを導入するとのことです。

まとめ

iPhoneはiPhone 5(2012年)から長らくApple独自のLightningを採用していました。

それから10年以上経って、Appleはついにコネクタを刷新し、USB-Cを採用しました。

USB-Cは他社のスマートフォンやタブレット、ゲーム機など様々なものに採用されているので、iPhone用のケーブルを他のデバイスと使いまわすことが可能になります。

便利になって嬉しいですね(`・∀・´)

公式サイト:iPhone – Apple

参考

イーロン・マスク、Windows 11のセットアップに苦戦。マイクロソフトCEOに改善要望

Wi-Fiをオフにしてセットアップを進めたときにのみ、MicrosoftアカウントではなくローカルアカウントでWindows 11のセットアップが続けられる

出典:Gadget Gate

へー。そんな仕様なんだ。

確かに、アカウント無しでもセットアップできたら便利だね。

元祖スマートフォン「BlackBerry」は激しく浮き沈みして消えていった

当時のBlackBerryは「物理キーボードがなく、電池が1日も持たずに少しの衝撃でスクリーンが破損してしまうスマートフォンなど誰も欲しがらない」という市場調査を信じていたとみられます。

出典:GIGAZINE

スティーブ・ジョブズの「人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ」という言葉が響くね。

GoogleはAMP以外の広告の読み込み時間に1秒の遅延を加えていた

司法省が集めた情報によると、Googleの社員は「AMPはパフォーマンスの中央値を改善するだけであり、顧客が使っていた速度最適化手法よりも読み込み時間が遅い」と知っていたとのこと。それにもかかわらず、GoogleはAMPの売り出しの際に「AMPを採用すると読み込み時間が速くなる」と説明していました。さらに、GoogleはAMP以外の広告の読み込み時に「人為的な1秒間の遅延」を加え、AMPを相対的に速く読み込むように設定していたことも明らかになっています。

出典:GIGAZINE

Googleってこんな卑怯なことしていたのか。

Do Evilじゃん…(´・ω・`)

NVIDIA Broadcastならヘアドライヤーの騒音でさえ消してくれる。

これめっちゃすごいやん。

NVIDIA BroadcastApp – AIで音声とビデオを強化

Tumblrの栄枯盛衰

かつてTumblrはマイクロブログサービスの市場を支配したサービスでした。

しかし、米Yahooに買収されて以降、調子は悪くFacebook、Instagram、Twitterを始めとするSNSとの競争に敗れました。

当時、米YahooのCEOだったマリッサ・メイヤー氏は「絶対に上手くやってみせる」と声明で述べていましたが、上手くはいきませんでした

米YahooとTumblrの相性は悪かったのです。その後、米YahooはVerizonに買収され、TumblrもそれによってVerizon傘下のサービスとなりましたが、Verizonとの相性はさらに悪かったようです。

特に「アダルトコンテンツの投稿を禁止する」という2018年の決定は、ビジネスに大打撃を与えたと見られています。

Sensor Towerの調査によれば、Tumblrのモバイルアプリをダウンロードするユーザーの数は対前年比で33%減少しました。

再出発するも相変わらず不調

2019年8月12日、Tumblrの親会社であるVerizon(現:Yahoo Inc.)は、TumblrをWordPress.com等を運営するAutomattic社売却しました

Automattic社はアダルトコンテンツの規制を緩和するなど、いくつかの改善を行いましたが、Tumblrの再興はできず、2023年11月10日に運営チームの大幅な縮小を発表しました

AutomatticはTumblrに1億ドル(約150億円)を超える費用を費やしたとの事ですが、それでも業績を好転させる事は出来なかったとの事です。