iPhoneで衛星通信による「緊急SOS」が利用可能に!

iPhoneの「衛星経由の緊急SOS」が、2024年7月30日から日本で利用可能になりました

衛星通信を利用する事で、携帯電話ネットワークやWi-Fiが圏外でも緊急通報サービスに救難メッセージを送ったり、家族や友人に現在地を共有したり、衛星中継センターの専門スタッフと詳細な情報をやり取りすることが可能です

なお、短時間にわずかなデータ帯域で通信するため、音声通話ではなく緊急メッセージで送受信する仕組みとなっています。

これからの時期、キャンプや登山で活躍しそうですね

衛星経由の緊急SOSは、iOS 17.6以降にアップデートしたiPhone 14とiPhone 15で利用可能です

申し込みや手続きの必要はなく、本日から2年間、または対応iPhoneを今後新たにアクティベーションした時点から2年間は無料で利用が可能です。

この機能は、2022年の発表以来、世界16ヵ国で提供されており、日本は17ヵ国目となります。

参考:衛星経由の緊急SOS、本日提供開始 – Apple

WordPressの固定ページとは?使い方や投稿との違い、編集方法

WordPressの固定ページとはなんなのか?

使い方や投稿との違い、編集方法について解説します。

固定ページの使い方

WordPressの固定ページは、更新頻度が低く、分類分け(カテゴリーやタグ)が必要ないコンテンツを表示する際に利用するのが一般的です。

具体的には以下の様なページです。

  • このサイトについて
  • お問い合わせフォーム
  • プライバシー・ポリシー
  • 利用規約

他にも、サイトマップや記事一覧を作成して、サイトのナビゲーションとして利用する事も多いです。

投稿との違い

WordPressでは「固定ページ」のほかに「投稿」があります。

「投稿」と「固定ページ」の違いは、目的や内容、表示方法などで異なる点があります。

投稿はブログやニュースのように、一つ一つが自動的に時系列で表示されるのが特徴です。カテゴリーとタグで分類する事ができ、また自動的に日付(主に年と月)で分類されるのも特徴です。

一方、固定ページは時系列による分類やカテゴリー・タグを利用した分類には対応していません。それらに対応させるには、別途カスタマイズが必要です。

「投稿」はブログやニュースといった記事を、「固定ページ」は運営者情報やプロフィール、利用規約といった、更新頻度が低く、サイトのサイドバーやフッターに常設しておく(≒固定しておく)コンテンツを公開する際に利用するのが一般的です。

また、WordPressの上級者になると、特定の固定ページだけデザインを変えたり、独立したサイトのように利用する方もいます。投稿とうまく使い分けることで、無料ブログでは作りづらい高機能なウェブサイトを作る事が可能です。

固定ページの作り方

WordPressで固定ページを作成するには、以下の様な手順を踏みます。

  1. WordPressの管理画面から「固定ページ」を選択して、「新規追加」をクリック(もしくは上部の「新規」にカーソルを当て、「固定ページ」をクリック)。
  2. ページのタイトルと本文を入力。
  3. 「公開」をクリックして公開。

固定ページの編集をしたい場合は、管理画面の「固定ページ」→「固定ページ一覧」をクリックし、編集したいページを選択します。

まとめ

WordPressの「固定ページ」は、アメブロやnoteといった無料ブログには無い機能なので、初心者の方は戸惑うかもしれません。

しかし、”固定ページ”という名前の通り、プロフィールや利用規約など、通常の記事とは違う、更新頻度が低いが常設(固定)しておきたいコンテンツを公開する際に利用すれば間違いありません。

参考

税金や年金が払えない時は滞納する前に必ず役所や税務署等に相談すべき

税金や年金、健康保険等が払えず困っている方は少なくないと思います。

特に、失業した方や収入が不安定なフリーランスやアルバイトの方は現在の収入が少ないのに前年分の税金、年金、健康保険が多く、支払いが困難になりやすいと思います。

もし、税金、年金、健康保険の支払いが困難な方は滞納する(期日までに払わない)前に必ず役所や税務署等に相談しましょう!

滞納する前に税金や年金を減免できる制度を探す

税金や年金、健康保険が払えずに困った場合は、滞納する前に、支払いを減免できる制度(税金等の支払いを減らす、もしくは免除する制度)がないか確認しましょう。

自身で確認することが困難な場合は役所や税務署等に相談すると良いでしょう。

例えば年金には低所得者向けに減免の制度が用意されています。

国民年金保険には失業などにより収入が減少した方やフリーターやパートなど収入が少ない方、ニートや無職の方など収入がない方等、年金を納めることが経済的に困難な方のために年金の支払いを免除、猶予できる制度が用意されています。

それが「保険料免除制度」と「納付猶予制度」です。

これらの制度は所得(収入)が条件を下回っている方なら誰でも利用できます。障害の有無や仕事の種類などは関係ないので安心してください。

参考:国民年金が払えない場合の対処法(保険料免除制度・納付猶予制度)

しかし、条件に当てはまらず、こうした税金等の支払いを減免する制度が使えない場合もあります。そのような場合は、残念ですが税金等を滞納するしかありません。

ですが、滞納する場合も、必ず役所や税務署等に税金が支払えない旨を相談しておくことが大切です。

滞納する前に相談することで、分納(税金の分割払い)や延納(支払い期限が延長される)に応じてくれたり、差し押さえなどのリスクを抑えられる可能性があります。

滞納する場合も必ず役所や税務署に相談を!

税金や年金、健康保険の支払いができず、また支払いを免除、減額する制度も使えない場合は滞納するしかありません。

滞納は本来するべきではありませんが、無い袖は振れないので仕方がありません。しかし、税金や年金等を滞納する場合も事前に役所や税務署等にしっかりと相談しておくことが重要です。

発生した税金や年金がなくなるわけではありません。ですが、何も言わずに滞納するのと、事情を話した上で滞納するのとでは役所や税務署側の心象や対応が変わってきます。

ただ滞納をしただけでは、経済的に苦しく致し方がなく滞納したのか、税金を払いたくなくて滞納したのかがわからないからです。

事前に相談し「税金を払う意思はあるが、経済的に苦しいのでどうしても払えない」ということを理解してもらえれば、滞納しても催促状が届いたり、財産の差し押さえなどが執行される危険性が下がる可能性があります。

まとめ

自治体はしばしば、税金や年金を払える資産が十分にあるにも関わらず支払わない者を「悪質な滞納者」と表現しています。

自治体は悪質な滞納者を優先して差し押さえなどを行なっていると言われています。事実、自治体が悪質な滞納者に厳しく対応するとウェブサイト等で表明している例は多くあります。

逆に言えば、税金や年金を滞納してしまう場合にも、納税の意思をハッキリと示し、「納税できないのは止むを得ない事情があるからである」ということを示すことで、差し押さえなどの最悪の事態を回避できる可能性が高くなります。

事実、筆者は困窮し税金を支払えなかったときに役所に相談したら、「困窮したことを理解した上で対応する(≒催促等は控える)」とこちらの状況に理解を示してくれました。

税金や年金、健康保険等を支払うことができず滞納する場合も、黙って滞納するのと、しっかりと役所等に相談した上で滞納するのとでは相手の対応が大違いです。

お金がなくて税金等を支払うことができない場合は、滞納する前にできる限り早く役所や税務署等に相談しましょう!

年金は独身男性税?

スター・ウォーズとポリコレ

コンテンツファームとは?意味を解説

コンテンツファーム(Content farm)とは、Google等の検索エンジンの検索結果で上位に表示される事を目的に、さまざまなトピックに関する内容が浅い記事や低品質の記事を大量に作成・掲載しているウェブサイトおよびその運営企業のことです。

Weblio辞書ではこのように解説されています。

コンテンツファームとは、検索エンジンからの訪問者を増やして広告収益を得るために、必ずしも品質の高くないコンテンツを大量に作成・配信する企業やサービスのことである。

コンテンツファームでは、一般的に、主にフリーランスのライターを多数雇用したり、機械的に文章を生成したりといった方法でコンテンツを作成するとされる。他の情報源からの単なる複製や、多少手直ししただけで内容は同一のコンテンツ、あるいは、当り前の事ばかり連ねてあり有益な情報を持たない、といった品質の低いコンテンツを、量を重視して大量に生成・配信する。

出典:コンテンツファームとは何?

日本では2016年に起ったDeNAの「WELQ騒動」や2020年に終了した「NAVER まとめ」等がコンテンツファームといえるでしょう。

また、永江一石氏のWELQに対する評は、コンテンツファームの定義をそのまま示していると思います。

ユーザーに役立つという視点ではなく、検索されやすいキーワードを徹底して調べ上げて、とにかくライター(じゃなくてパクリ屋)にそれについての記事を書かせる。内容の真偽は全くチェックも精査もしない。

出典:DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件

最初は高品質でも、経年でコンテンツファーム化する事も…

元祖生活情報メディアであるアメリカの「About.com」は、専門家が記事を執筆していましたが、経年によって記事の情報が古くなり、コンテンツファームと化していました。

そこで、About.comは名前をDotdashと変えサイトをテーマごとに分割、さらに情報が古くなった記事の削除や加筆修正を行い、ユーザーにも検索エンジンにも評価される高品質なメディアの集合体へと生まれ変わりました

About.com改めDotdashの事例は、真面目に記事を書き、情報サイトを作っていても、うまく運用できなければサイトがコンテンツファームと化してしまう(コンテンツファームと思われてしまう)著名な例です。

Googleは10年以上前に対策済み

Googleは2011年1月にコンテンツファーム対策のアップデート(アルゴリズムの改良)を行っています

まとめ

「コンテンツファーム」に具体的な定義はありませんが、「SEO目的で大量に低品質な記事を作っているメディア」は基本的に全てコンテンツファームといっていいでしょう。

現在でも2chまとめ(5chまとめ)など、コンテンツファームといえるメディアは多くあるように感じます。

また、昨今はAIを活用して低品質な記事を大量に生成するメディアも登場しているようです。

広告収入目的の「MFA」と呼ばれる低品質なWebサイトで、生成AIの導入が進んでいることが分かった。中には1日1200本以上の記事を生成しているサイトもあり、自動化が急速に進んでいる様子が伺える。

出典:生成AIで広告収入目的のゴミサイトが急増、1日1200本更新も

コンテンツファームによる問題は、今後も発生しそうですね…

参考

WordPressで画像の読み込みを高速化する方法

WordPressで使用する画像の表示スピードを高速化する方法を解説します。

サイズの小さい画像を使う

大きなサイズの画像は(えてして)画像のデータサイズも大きく、ページの表示スピードを遅くします。

文字が書かれている画像など、画質が重要な画像ならばともかく、サムネイルなど、さほど画質が重要でない画像はサイズを小さくしましょう。

パソコンによっては4Kの画像なども表示できますが、ウェブサイトに4K(3840×2160px)やフルHD(1920×1080px)の画像は大きすぎるのではないかと思います。

ではどのサイズが最適かというと、一概には言えませんが、自分が納得できる範囲でできる限り小さいサイズの画像を使いましょう。

デジカメやスマートフォンで撮った画像をそのまま使うと、非常に大きなサイズになってしまうので気をつけてください。

画像は圧縮して使う

画像はそのままアップロードするのではなく、事前に圧縮してからアップロードしましょう。

筆者は「Ccompressor.io」というウェブ上で使えるツールを利用しています。

また、WordPressにはアップロードされた画像を自動で圧縮してくれるプラグインもあります。筆者は「EWWW Image Optimizer」を使用しています。

画像の遅延読み込み(Lazy-loading)

WordPressに「画像の遅延読み込み(Lazy-loading)」を設定しましょう。

画像の遅延読み込みを設定することで、サイトやブログを読み込む際、サイトの下部などページをスクロールしなければ表示できない画像の読み込みを遅らせる(後回しにする)ことで、サイトの高速化が期待できます。

画像の遅延読み込み機能はWordPress 5.5から標準で搭載されています。

WordPress 5.5から、画像遅延読み込みが標準機能になりました。プラグインを使わなくても遅延読み込みさせることができます。

出典:画像の遅延読み込みが標準機能に【WordPress5.5の新機能】 | WordPress超初心者講座

なので、最新のWordPressを使っている方は何もしなくてもOKです。

画像をCDNで配信する

画像をCDNを使って配信しましょう。

ブログの画像などを専用のサーバーにキャッシュし、WordPressを設置しているサーバーの負荷を減らすことで高速化が期待できます。

画像をCDN経由にすると、ブログによっては大幅な高速化が期待できます。

オススメのCDN

CDNサービスは「Clodflare」やWordPressのプラグインである「Jetpack」が有名です。どちらも無料で使用できます。

筆者はJetpackの画像CDNを使っています。管理画面から有効化するだけで難しい設定が不要で利用できるのでオススメです。

高速化の効果もかなりありました。

まとめ

画像はデータ量が特に重いので、画像のサイズを小さくしたり、圧縮したりすることは、WordPressの高速化にとても効果的です。

初心者の方でも取り組みやすいことが多いので、ぜひ試してみてください。

マークダウンとは?書き方の一覧(チートシート)

マークダウン(Markdown)はテキストをHTMLに変換するための記法です。

「マークダウン記法」と呼ぶこともあります。

マークダウンの例

マークダウンはブログなどの文章をHTMLで書きたいときに知っていると便利です。

例えば、以下のような文章を書くとします。

<h1>こんにちは</h1>

<p>元気ですか?</p>

<ul>
<li>りんご</li>
<li>みかん</li>
<li>ぶどう</li>
</ul>

これを全て入力するのは面倒です。

しかし、マークダウンなら以下のように入力するだけで同じ意味になります(正確には対応しているサービスを使うことで、上記のHTMLに変換されます)。

#こんにちは
元気ですか?

- りんご
- みかん
- ぶどう

マークダウンに対応しているサービスを使えばHTMLの文書も非常にカンタンに書くことができるので便利です。

マークダウンが使えるサービス

マークダウンは有名なサービスだとWordPressやTumblr、Qiita、GitHubなどで使用することができます。

ただし、これらの中には完全に対応していないサービスもあります(WordPressなど)。

マークダウンの基本情報

マークダウンで作ったファイルの拡張子は「.md」「.markdown」です。

公式サイトは「Daring Fireball: Markdown」になります。(英語)

また、以下のページで実際にマークダウンをHTMLに変換し、プレビューすることができます。

Daring Fireball: Markdown Web Dingus

(マークダウンを入力したら「Convert」をクリック)

マークダウンの書き方のまとめ(チートシート)です。

段落を表す方法(pタグ)

マークダウンで段落を表す場合は、空行を入れます。

以下のように1行空ければOKです。

こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。

さようなら。さようなら。さようなら。さようなら。

HTMLに変換すると以下のようになります。

<p>こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。</p>

<p>さようなら。さようなら。さようなら。さようなら。</p>

それぞれの行がpタグで囲まれていて、段落が変わったことがわかると思います。

改行する方法(brタグ)

マークダウンではどれだけ改行しても、最終的な結果(HTMLに変換した結果)では無視されます。

改行したい場合は、行末に半角スペースを2つ挿入しましょう。

こんにちは  
こんにちは

わかりづらいですが、最初の「こんにちは」の後ろに半角のスペースが2つ入っています。これをHTMLに変換すると以下のようになります。

<p>こんにちは <br />
こんにちは</p>

改行を表すbrタグ<br />が挿入されているのがわかると思います。

また、2行に渡っていますが、1組のpタグで囲まれており、1つの段落であることがわかるかと思います。

強調(斜体・emタグ)

文字を斜体(イタリック)にするには斜体にしたい文字をアスタリスク「*」かアンダースコア「_」で挟めばOKです。

*斜体*
_斜体_

これをHTMLに変換すると以下の様になります。

<em>斜体</em>

文字を斜体にするemタグ<em>に変わったのがわかると思います。

強い強調(太字・strongタグ)

文字を強い強調(太字)にする方法もあります。

太字にしたい文字を2つのアスタリスク「*」かアンダースコア「_」で挟めばOKです。ちなみに<b>タグではなく<strong>になります。

**強調**
__強調__

こちらをHTMLに変換すると以下の様になります。

<strong>強調</strong>

strongタグ<strong>で囲まれているのがわかりますね。

引用(blockquotタグ)

引用を表すためには、文の先頭に半角で「>」を入れればOKです。空行を入れなければ、複数行でも問題ありません。

>こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。

マークダウンをHTMLに変換すると、以下のようになります。

<blockquote>
  <p>こんにちは。こんにちは。こんにちは。こんにちは。</p>
</blockquote>

空行を入れたい場合は、全ての行に「>」をつければOKです。

>テキストテキストテキストテキストテキスト

>テキストテキストテキストテキスト
<blockquote>
<p>テキストテキストテキストテキストテキスト</p>
<p>テキストテキストテキストテキスト</p>
</blockquote>

二重引用

「>」の記号を複数つけることで何重にも引用をすることができます(引用した文章内に引用文がある状態)。

>テキストテキストテキストテキスト
>>テキストテキストテキストテキスト
>>>テキストテキストテキストテキスト
>>>>テキストテキストテキストテキスト
<blockquote>
  <p>テキストテキストテキストテキスト</p>

<blockquote>
  <p>テキストテキストテキストテキスト</p>

<blockquote>
  <p>テキストテキストテキストテキスト</p>

<blockquote>
  <p>テキストテキストテキストテキスト</p>
</blockquote>
</blockquote>
</blockquote>
</blockquote>

順序なしのリスト(ulタグ)

マークダウンで順序なしのリストを書くにはハイフン「-」、「+」プラス、「*」アスタリスクを使います。

これらの記号を使って箇条書きに書くと、リストタグに変換されます。

- ハイフン
- ハイフン
- ハイフン

+ プラス
+ プラス
+ プラス

* アスタリスク
* アスタリスク
* アスタリスク

このように書きます。記号の後に半角スペースを必ず入れてください。

このように書いたマークダウンをHTMLに変換すると以下のようになります。

<ul>
<li>ハイフン</li>
<li>ハイフン</li>
<li>ハイフン</li>
</ul>

<ul>
<li>プラス</li>
<li>プラス</li>
<li>プラス</li>
</ul>

<ul>
<li>アスタリスク</li>
<li>アスタリスク</li>
<li>アスタリスク</li>
</ul>

リストの中に文章を入れる

また、リストの中に文章を入れることもできます。

文章の前後に空行を入れ、行頭に半角スペースを1つ入れればOKです。

- りんご
- みかん

 フルーツです。

- ぶどう

わかりにくいですが「フルーツです。」の行頭には半角スペースが1つ入っています。

これでリスト内の項目として字下げされたHTMLに変換できます。

<ul>
<li>りんご</li>
<li><p>みかん</p>

<p>フルーツです。</p></li>
<li><p>ぶどう</p></li>
</ul>

リストの中にリストを作る(入れ子)

リスト内にリストを作る(入れ子)こともできます。

半角スペースを1ついれて、字下げすればOKです。

- りんご
 - 青リンゴ
 - ブレイバーン
- みかん
- ぶどう

この様にマークダウンを書くと、「青リンゴ」と「ブレイバーン」が「りんご」内に入ったリストになります。

<ul>
<li>りんご
<ul><li>青リンゴ</li>
<li>ブレイバーン</li></ul></li>
<li>みかん</li>
<li>ぶどう</li>
</ul>

ちょっとわかりづらいかもしれませんが、以下の様になるということです。

  • りんご
    • 青リンゴ
    • ブレイバーン
  • みかん
  • ぶどう

ちなみに、階層構造は番号なしリストの中に番号付きリストを作ることもできます。

順序ありのリスト(番号付きリスト、olタグ)

マークダウンでは順序ありのリスト(行頭に数字が付いた箇条書き)も書くには、リストの最初に半角数字とピリオドを書けばOKです。

1. 番号
2. 番号
3. 番号

ピリオドの後には半角スペースを必ず入れてください。

これをHTMLに変換すると、以下のようになります。

<ol>
<li>番号</li>
<li>番号</li>
<li>番号</li>
</ol>

なお、数字は以下のように全て同じ数字を使たり、順番がめちゃくちゃでもOKです。

1. 番号
1. 番号
1. 番号
5. 番号

これでも問題なくHTMLに変換できます。

全て同じ数字でリストを作ると、リストに後から項目を足したり、順番を変える際にも番号を振り直さずに済むのでオススメです。

また、こちらも順序なしのリストと同様の方法で、リスト内に文章を入れたり、階層構造(入れ子)にすることができます。

コード(codeタグ)

プログラミング等のコードをシンタックスハイライトでインライン(文中)に記すには、コードをバッククオート(`)で囲めばOKです。

HTMLの例です。`<h1>Hello World</h1>`こんな感じ。
<p>HTMLの例です。<code>&lt;h1&gt;Hello World&lt;/h1&gt;</code>こんな感じ。</p>

また、複数行にわたるコードをシンタックスハイライト(codeタグで囲む)には、タブもしくは4つ以上の空白(半角スペース)を行頭におくか、3つのバッククオートで囲めばOKです。

    function x() {
      return x;
    }
```
function x() {
    return x;
}
```

これらをHTMLに変換すると、codeタグがpreタグで囲まれ、複数行のコードをシンタックスハイライトすることができます。

<pre><code>function x() {
  return x;
}
</code></pre>

画像(imgタグ)

画像を表示するには以下のように書きます。

![image](https://example.com/image.jpg)

![image](https://example.com/image.jpg "画像です。")

角括弧([])の中に書いたテキストがalt属性、ダブルクォーテーションで囲ったテキストの中身がtitle属性になります。

<p><img src="https://example.com/image.jpg" alt="image" title="" /></p>

<p><img src="https://example.com/image.jpg" alt="image" title="画像です。" /></p>

画像をリンクにする

画像を表示するマークアップをリンクを表示するマークアップと組み合わせれば、画像をリンクにすることができます。

[![image](https://example.com/image.jpg "画像です。")](https://example.com)
<p><a href="https://example.com"><img src="https://example.com/image.jpg" alt="image" title="画像です。" /></a></p>

水平線・区切り線(hrタグ)

1行の中に、3つ以上のアスタリスク(*)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)だけを並べると水平線になります。

***
---
___
- - -

これらは全て<hr>/に変換されます。

<hr />

なお、ハイフン、アスタリスク、アンダースコアを並べる際は、間にスペースが入っていても構いません(表示は同じです)。

また、ハイフンで水平線を表す時は、その前のパラグラフ(段落)との間に空行を入れないと<h2>の見出しになってしまう場合があるので注意しましょう。

マークダウンの方言

マークダウンは使用するサービスやエディタによってローカルルール(方言)があるため、ここで記載した通りに動かない場合もあります。

この記事の通りに記述してもうまく表示されない場合は、サービスのローカルルールを確認してみてください。