Anduril Industries Inc.(アンドゥリル・インダストリーズ)は、軍事機関や国境監視のための技術を開発する南カリフォルニアの防衛スタートアップ企業です。
公式サイト:Anduril
Andurilとは?
| 正式名称 | Anduril Industries Inc. |
| 業界 | AI、ドローン、防衛製品 |
| 創業 | 2017年 |
| 本社 | カリフォルニア州コスタメサ |
| 日本支社 | Anduril Industries Japan 合同会社 |
| 創業者 |
|
| CEO | ブライアン・シンプフ |
| 会長 | トレイ・スティーブンス |
| COO | マット・グリム |
| ティッカーシンボル | – |
Andurilは、防衛技術企業として、21世紀のテクノロジー産業が培ってきた専門性、スピード感、企業文化を国家安全保障分野にもたらしています。AI、ソフトウェア、先端ハードウェアを組み合わせることで、同盟国がその価値観と国益を守るために必要な優位性をもたらす自律型システムを構築しています。2017年の設立以来、空・海・陸・宇宙の各領域にわたり、グローバルに事業を展開しています。
VRヘッドセットを開発する「Oculus VR」を創業しFacebook(現Meta)に30億ドルで売却したパルマー・ラッキー氏がティール氏らと組んで2017年に創業しました。
創業者のラッキー氏は「AI企業」としてAndurilを創業しており、社名の「Anduril Industries」の「AI」は、「Artificial Intelligence(人工知能)」のAIに掛けて名付けている。
AndurilはAIやドローンを活用した防衛システムを開発しており、PalantirのTITANも同社が製造に関わっています。
何千ものセンサー・データソースから戦場のリアルタイムデータを収集・解析し、陸・海・空の全てにおいて、AIが自律的に戦略・戦術の策定するOSプラットフォーム「Lattice」と、自律型兵器を大量生産する製造プラットフォーム「Arsenal」を米国とその同盟国向けに展開しています。
台湾への武器販売を理由に中国政府から「テロリスト」と認定されているため、中国製の部品を使うことが出来ない。
日本での展開
Anduril Industriesは2025年12月3日に日本法人の設立を発表しました。
| 正式名称 | Anduril Industries Japan 合同会社 |
| フリガナ | アンデュリルインダストリーズジャパン |
| 創業 | 2024年11月19日 *新規設立(法人番号登録) |
| 所在地 | 東京都千代田区 (登記上は東京都新宿区新宿1丁目36番2号新宿第七葉山ビル3階) |
| 法人番号 | 7011103015191 |
| 代表者 | パトリック・ホーレン(Patrick Hollen) |
| 公式サイト | – |
多くのメディアで「アンドゥリル」と表記されますが、登記上のフリガナは「アンデュリル」となっています。
純日本産のドローン「Kizuna」を開発しました。
歴史
2024年
シリーズF資金調達ラウンドを開催。15億ドルを調達。
2025年
5月29日、米軍向けAI搭載XRシステム開発でMetaと提携すると発表した。
10月31日、Andurilが開発した試作無人機「YFQ-44A」(開発名称「Fury」)が飛行テストを開始したと米空軍が発表した。
12月3日、日本での事業展開をより一層強化すべく、日本法人「Anduril Industries Japan合同会社(アンドゥリル・ジャパン)」を設立したことを発表。
防衛テック企業「Anduril」創業者パルマー・ラッキー氏は、日本に事業所を開設した理由として、日本独自の製造力向上と地政学的緊急性を強調しつつ、高性能電子機器やマイクロエレクトロニクス分野で世界トップクラスの人材が多く、文化などを通じて人を惹きつけるソフトパワーも備えていると説明。 pic.twitter.com/iY6Z0XQY7I
— あいひん (@BABYLONBU5TER) 2025年12月24日
チーム
従業員は2024年時点で1500人を超えています。
チームの20%以上が退役軍人で、その防衛分野での経験を活かし、軍人のニーズに応える製品の開発に取り組んでいます。
Palantirの元従業員であるトレイ・スティーブンス氏は、現在同社で会長を務めています。
評価額
評価額は2025年時点で約300億ドル(約4兆5000億円)
Andurilは2022年12月の資金調達ラウンドで、評価額は85億ドル(約1兆3000億円)に、2024年に行われた投資ラウンド後の評価額は約140億ドル(約2兆2300億円)は達しています。
Palantirは2017年の設立時に融資をしている他、同じくティール氏が率いるFounders Fundは2017年のシードラウンドから全ラウンドで出資しています。
また、Palantirの初期投資家であるCIAの政府系ベンチャーキャピタルであるIn-Q-Telも投資を行っています。
Andurilの製品
Lattice
Lattice(ラティス)はAIを搭載したソフトウェアプラットフォーム。
人間のオペレーターが自立型装置を制御できる指揮統制システム。
Ghost
Ghost(ゴースト)は2分以内に組み立てることが出来る小型の監視ドローンです。
Bolt
2024年10月に発表された、バックパックに収まるAI誘導小型ドローン。
システムの基本構成は、ISR(情報監視・捜索救助)任務における標的の検知・識別を目的としてプログラムされています。
軽車両や塹壕などの標的を「致死的な精度」で自律的に追跡・攻撃できる派生モデル「Bolt-M」も存在します。
Ghost Shark
オーストラリア海軍が配備している自立型水中潜水艦。
Altius-600 UAS
無人機。米国、英国、ウクライナに供給されている。
Andurilの活躍
Andurilは自国(アメリカ)だけでなく、イギリスやウクライナ、オーストラリアなど同盟国の国防にも貢献しています。
2024年には日本でも海上自衛隊にLatticeを提供する為に、住友商事の防衛専門商社である住商エアロシステムと契約をしています。
ICE
米移民税関捜査局(ICE)に、ドローンの映像とセンサーから得たデータで国境警備を行う「ヴァーチャル・ボーダー・ウォール」と呼ばれるシステムを提供している。
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