SEOマニュアル

SEOに関する知識をまとめています。

文字数が少なくても低品質コンテンツにはならない

単に文字数が少ないだけで、Googleから低品質コンテンツと評価されることはありません。

写真サイトや辞書サイトを想像してみましょう。写真がメインで文字だけでは意味が分からないサイトも、単語の意味が数行で書かれているだけの辞書サイトも、決して質が低いサイトではありません。

むしろ、海外では文字数(英語なので正確には単語数)が少ないページを低品質コンテンツと考え削除したところ、アクセスの60%を失った事例もあります。

大切なのは読者にとって価値があるか否かです。文字数が多いか否かではありません。

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ブログ下部の関連記事は、回遊/内部リンク/トラフィックに効果がある

関連記事セクションを追加することで、特に内部リンクの少ないサイトでは、トラフィックが多少増加する可能性がある

出典:Web担当者Forum

サイトの高速化はSEOにおいても大事

ウェブサイトの表示速度が遅いと、ユーザーにとって不便なだけでなく、SEOの面でも悪い影響が出る可能性があります。

Googleは2018年7月から、ページの表示速度を検索順位のランキング要素として扱うようになりました。

検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する答えを見つけたいと考えています。研究によると、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけています。読み込み速度これまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、デスクトップ検索を対象としていました。そこで 2018 年 7 月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。

出典:ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します  |  Google 検索セントラル ブログ

対象となるのは、ユーザーがかなり遅いと感じるようなページのみです。

Googleのジョン・ミューラー氏は「既に十分表示速度が速いのであれば、それ以上に高速化しても何も変わらない」と言います

なので、普通にストレスなく閲覧できるウェブサイトであれば問題は無いでしょう。過剰に気にする必要はありません。

bタグとstrongタグの違いは?

Googleにとって、<b> タグと <strong> タグは別物らしい。

<b> タグと <strong> タグの両方とも、テキストが重要であることを指定する方法ですが、同じものではありません。<strong> タグは警告など、性質上特に重要、緊急、重大なものに使用します。「strong」は「bold」よりも強い形式だと覚えておくことをおすすめします。

出典:Google 検索セントラル

低品質コンテンツはサイト全体の評価に悪影響を及ぼす

サイトに読者の役に立たないクオリティが低いページ、いわゆる「低品質コンテンツ」がある場合、(それがサイトの一部であっても)サイト全体の検索順位(Googleからの評価)に悪影響を及ぼす可能性があります。

GoogleのSEOに関する公式ブログに明記されています。

ウェブサイトの一部に質の低いコンテンツが掲載されている場合に、サイト全体のランキングに影響が及ぶ可能性があります。

そのため、質の低いページを削除する、コンテンツの内容が薄いページを有用なページに統合あるいは改善する、または質の低いページを別のドメインに移動することによって、コンテンツの質が良くなり、掲載順位が上昇する可能性があることをもう一つの具体的なガイダンスとして提示しています。

出典:質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス  |  Google 検索セントラル ブログ

この記事が最初に公開されたの2011年ですが、2022年にも同様の方針がある事が示されました。

有用でないコンテンツ自体だけでなく、そうしたコンテンツを比較的多く含むと判断されたサイトにあるコンテンツも、表示すべきコンテンツがウェブの他の場所にあると考えられ、検索での掲載順位が下がります。そのため、有用でないコンテンツを削除することで、他のコンテンツのランキングが改善する場合があります。

出典:Google のヘルプフル コンテンツ アップデートについてクリエイターが知っておくべきこと  |  Google 検索セントラル ブログ

サブドメインとサブディレクトリのどちらが良いのか?

SEOにおいて、サブドメインもサブディレクトリも特に違いはないと、Googleは明言している。

サブフォルダやサブドメインを使用するメリットの有無

ご自身にとって整理や管理が最もしやすくなる方法を選んでください。インデックス登録や掲載順位に対する影響は特にありません。

出典:Google 検索セントラル

高品質のコンテンツはより頻繁にクロールされる

古いコンテンツがあってもサイトに悪影響は与えない

CNETがGoogle検索のランキングを向上させるために古い記事を大量削除、一方でGoogleは古いコンテンツでも大丈夫だと反論

Googleが “古い “コンテンツを好まないと思って、自分のサイトからコンテンツを削除していませんか?そんなことはありません!私たちのガイダンスでは、そのようなことは推奨していません。古いコンテンツもまだ役に立つことがあります。

出典:Google SearchLiaison

なんらかの方法でサイトを「新鮮」に見せれば全体的な検索ランキングが向上すると信じて、大量の新しいコンテンツを追加したり大量の古いコンテンツを削除したりしていますか(そのようなことをしてもランキングは向上しません)。

出典:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル