SEOのために長文を書く必要はない。文字数は検索順位に影響しない

SEOのためにウェブサイトの記事を長文にする必要はありません。

文字数が少ないからといって、記事の質が低いという事にはならず、検索順位が下がるということもないためです。

文字数は品質を示すものではない

Googleのジョン・ミューラー氏(John Mueller)らがTwitterで述べています。

一般的に言って、ページに文章がほとんどないからといって、必ずしも品質が低いとは限りません(写真のWebサイトを考えてみてください)。

出典:Mihai Aperghisさん / Twitter

私も同意します。文字数は品質を示すものではありません。

出典:John Muellerさん / Twitter

確かに、Googleで検索すると長文の記事が沢山出てくることもあります。

しかし、これは文字数が評価に直接つながっている訳ではありません。

「長文が評価されやすい」 「最低でも5000文字」といった長文SEOは、安易な思考なので避けたほうがいいと思います。たしかに、Googleの検索上位のページは、文字数が多い傾向にはあります。

しかし、これは文字数の多さそのものが評価されているわけではなく、記事の網羅性(他サイトの記事を読む必要がないほど充実した内容)やキーワードの関連性(関連語が豊富に含まれている)などが評価されているからであって、文字数を増やせば検索順位が上がるという単純な図式ではありません。

(中略)

そもそも、検索順位の決定には複数の要因が関係しているので、長文にすれば評価されるわけでは決してありません。文字数にこだわるよりも、検索キーワードに対する回答を盛り込んだり、キーワードと関連性のある情報を掲載したりすることのほうが重要であり、その目的を達成するために必要な文字数を書けばいいのです。

つまり、キーワードで検索するユーザーのニーズありきであって、文字数ありきではない、ということです。もし、ユーザーの求める情報を1000文字で伝えられるなら、1000文字程度で構いません。

「最低5000文字」 といった縛りを設定することに、ほとんど意味はないのです。

出典:もはや意味がない7つのSEO施策 | ワードプレステーマTCD

まとめ

文章があまりに少ないページは低品質なのではないか?

長文を書かなければSEO面で不利なのではないか?

そのような疑問を持つ方は珍しくないかと思います。しかし、文章が少ない辞書サイトや動画サイトのページがGoogleに表示されている事からも分かる通り、大切なのは文字数だけではありません。

文字数が少ない=記事の質が低いという訳では無いのです。

その記事が読者の役に立つかどうかは、文字数やアクセス数だけでなく、記事を作った自分自身で判断しましょう。

参考