WordPressを高速化する7つの方法

WordPressで作ったウェブサイトやブログの表示スピードを高速化する方法を解説します。

WordPressを高速化する重要性

WordPressに限らず、ブログやサイトは高速化すべきです。

ウェブサイトの速度が遅く、サイトの表示に時間がかかると、ユーザーはしびれを切らし、サイトへの訪問を諦めてしまいます

また、あまりにサイトの表示スピードが遅いと、SEO(Googleからの評価)も落ちる可能性があります

サイトの読み込みを分析する

WordPressの高速化に着手する前に、まず自分のブログがどのような状態なのか解析しましょう。

サイトのスピードを解析できるツールは色々ありますが、おすすめは「PageSpeed Insights」というウェブサービスです。

公式サイト:PageSpeed Insights

これはGoogleが提供しているサービスで、速度を確認したいページのURLを入力するだけで、カンタンにウェブサイトの速度が測れます。自分が所有していないサイトでもOKです。

このウェブサービスを使えば、自分のサイトがなぜ遅くなっているのか原因を確認できるので、参考にしながらWordPressの高速化に取り組むのがオススメです。

また、Google以外だとPingdomの「Pingdom Tools」(英語)などがオススメです。

WordPressを高速化するには

  • 軽いテーマを選ぶ
  • テーマのソースを圧縮する
  • 小さいサイズの画像を使う
  • 画像は圧縮して使う
  • 画像を遅延読み込みする
  • 使用するプラグインを減らす
  • 高速なレンタルサーバーを選ぶ

軽いテーマを選ぶ

画像が多く使われていたり、機能が豊富だったり、作りや装飾が複雑で重いテーマは避けましょう。

できる限りシンプルで軽いテーマを選ぶのがポイントです。

テーマのソースを減らす

もし自分でWordPressのテーマをカスタマイズできるなら、不要な要素を削除してしまうと良いでしょう。

筆者はWordPressのデフォルトテーマをカスタマイズして使っていますが、コメント欄など、使わない機能を大幅にテーマのソースから削除しています。

テーマのソースを圧縮する

WordPressのテーマに使われている、JavascriptやCSSを圧縮しましょう。

筆者は以下のサービスを使っています。

JavaScript Compression

使い方は上のボックス(欄)に自分のWordPressテーマのCSSを全てコピペして「compress」をクリック。

すると、下のボックスに圧縮されたCSSが表示されるので、それをコピペして自分のテーマファイルに入力、保存すれば完了です。

小さいサイズの画像を使う

ブログで利用する画像は小さいサイズのものを使いましょう。

デジカメやスマートフォンで撮影した画像は非常に大きいので、ブログに載せる際はサイズを小さくしてから載せましょう。

筆者はサムネイルなど、あまり高画質でなくても良いものは800 x 450、記事内で説明のために使う画像など、ある程度画質が良いものを使いたい場合は1280 x 720(HD)から1920 x 1080(フルHD)くらいの画像を使用しています。

画像はデータ量を圧縮して使う

WordPressで利用する画像は圧縮し、データ容量を減らしましょう。

圧縮と言っても難しい作業は必要ありません。プラグインやウェブサービスを使ってカンタンに画像を圧縮することができます。

プラグインを使って圧縮する

WordPressではプラグインを使うことで画像をカンタン&自動で圧縮できます。

筆者のオススメは「EWWW Image Optimizer 」というプラグインです。

これはアップロードした画像を自動的に圧縮してくれるプラグインです。

公式サイト:EWWW Image Optimizer – WordPress プラグイン

このプラグインなら、事前に圧縮をし忘れても、自動的に画像の圧縮を行ってくれるのでカンタンです。

ツールを使って圧縮する

パソコンのツール(アプリ)やウェブサービスを使って画像を圧縮するのも効果的です。

筆者は「TinyPNG」というウェブサービスを利用しています(PNGだけでなく、JPEGやWebPも圧縮できます)。

Macを利用していた際は「ImageOptim」というアプリを愛用していました。

画像の遅延読み込み(Lazy-loading)

WordPressに「画像の遅延読み込み(Lazy-loading)」を設定しましょう。

画像の遅延読み込みを設定することで、サイトやブログを読み込む際、サイトの下部などページをスクロールしなければ表示できない画像の読み込みを遅らせる(後回しにする)ことで、サイトの高速化が期待できます。

画像の遅延読み込み機能はWordPress 5.5から標準で搭載されています。なので、最新のWordPressを使っている方は何もしなくてもOKです。

画像をCDNで配信する

画像をCDNを使って配信しましょう。CDNとは、コンテンツ・デリバリー・ネットワークの略です。

ブログの画像などを専用のサーバーにキャッシュし、WordPressを設置しているサーバーの負荷を減らすことで高速化が期待できます。

画像はブログの要素の中でも特に容量が大きく、重いので、画像をCDN経由にすると、ブログによっては大幅な高速化が期待できます。

オススメのCDN

CDNサービスは「Clodflare」やWordPressのプラグインである「Jetpack」が有名です。どちらも無料で使用できます。

私はJetpackを使っています。管理画面から有効化するだけで難しい設定が不要で利用でき、高速化の効果もかなり高いのでオススメです。

静的ファイルをCDNを使って配信する

CSSやHTMLなどの静的ファイルをCDNを使って配信することで、ページの読み込みを高速化することができます。

筆者は、静的ファイルも画像同様、JetpackのCDNを使っています。

使用するプラグインを減らす

WordPressではプラグインを使ってカンタンに機能を追加することができます。

ですが、あまりにたくさんのプラグインを追加してしまうと、WordPressが重くなってしまいます。

WordPressを高速化するために、使用するプラグインは最低限に押さえましょう。目安があるわけではありませんが、一般的なブログなら、プラグインの数は10~15個以下に抑えましょう。

参考:WordPressのプラグインは何個まで入れて良いのか?

また、使っていないプラグインはセキュリティのためにも、停止するだけではなく削除してしまった方がオススメです。

記事一覧を減らす

トップページやカテゴリーページには記事の一覧が表示されていますよね。

この記事一覧に表示される記事の数を減らしましょう。あまりに表示件数が多いと、表示スピードが落ちてしまいます。

記事一覧の表示件数を減らすには「設定」→「表示設定」と進み、その中の「1ページに表示する最大投稿数」の数字を減らせばOKです。

また、管理画面の投稿一覧なども、同様に表示件数を減らすことで、軽量化が期待できます。

高速なレンタルサーバーを選ぶ

WordPressを高速化するためには高性能なレンタルサーバーを選ぶことも重要です。

サーバーのスペックが低いと、どれだけWordPress側で高速化を頑張っても限界があります。

もし、格安レンタルサーバーなど低スペックなレンタルサーバーを使っている方は、サイトの規模に応じて、より良いスペックのサーバーに移ることをオススメします。

ただし、記事や画像が少ない場合や、アクセスが少ない場合はレンタルサーバーのスペックを高くしてもそこまで性能に影響はありません。

なので、トラブルが多いというならともかく、特に現在のレンタルサーバーで困っていないなら、すぐにサーバーを引っ越す必要はありません。

オススメのレンタルサーバー

レンタルサーバーはスペックが高く、転送量が非常に多い「エックスサーバー」がオススメです。

エックスサーバーは性能が高く、WordPressが高速に動きます。安定感も高く、24時間365日ずっと安定して速いのでオススメです。

まとめ

ウェブサイトの高速化ができれば、ウェブサイトを読んでくれる方はもちろん、管理する自分も快適になりますし、SEO的にも良い効果が得られるので良いことずくめです。

WordPressでサイト表示スピードを高速化する方法の中には難しいものもありますが、気軽にできることも多いので、ぜひ臆せずチャレンジしてみてください。

エックスサーバーでアダルトサイトを作るのは禁止

エックスサーバー(Xserver)は非常に万能でコスパの良いレンタルサーバーです。

そのため、「アダルトサイトを作る際もエックスサーバーを使いたい!」という方も少なくないと思います。

しかし、エックスサーバーではアダルトサイト(エロサイト)をはじめ、年齢制限が必要なコンテンツを扱うサイトは公開できません。

アダルトサイト(エロサイト)は禁止

エックスサーバーの「よくある質問」の中に、コンテンツの制限について記述があります。

該当のコンテンツを運用されていることが発覚した場合、サービスの提供を停止することがございます。

  • ポルノサイト、またはそれに類似するもの
  • 売春を助長するようなもの
  • 第三者の知的財産権や肖像権・プライバシーを侵害する、または侵害するおそれのあるもの
  • 無限連鎖講(ねずみ講)、マルチ商法、またはそれらに類似するもの
  • 日本国内の法律に違反するもの
  • 以上のようなサイトへのリンクが含まれるもの

なお、当サービスでは、風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は、禁止事項に該当をいたしません。
しかしながら、性行為、またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、禁止事項に該当するコンテンツであるとの判断をいたします。

出典:レンタルサーバーならエックスサーバー

アダルトサイト(エロサイト)に該当するのは最初の「ポルノサイト、またはそれに類似するもの」という項目ですね。

明らかなポルノサイトだけでなく、「それに類するもの」もアウトなので注意しましょう。

「風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は、禁止事項に該当をいたしません」ともありますが、性行為、またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、NGなので、事実上、それらのコンテンツを扱うことも難しいと思います。

アダルトサイトへのリンクもNG

気を付けたいのは、リストの最後に「以上のようなサイトへのリンクが含まれるもの」という記述がある点です。

つまり、引用やまとめ、キュレーションなどの形でアダルトサイトへのリンクを貼ることもNGということです。

アダルトコンテンツがNGだからといって、「アダルトサイトはこちら」と別サイトに誘導するのもNGということですね。

エックスサーバー上で運用するサイトは、アダルトサイトとは完全に切り離して運用しましょう。

利用規約にも同様の記述が

よくある質問だけでなく、利用規約の第16条である「禁止事項」にも同様の記述があります。

猥褻な表現を含む情報、または公衆に羞恥心を抱かせるおそれのある情報、その他公衆の射幸心を仰ぐ情報を掲載し、または他の利用者もしくは第三者に提供する行為

不倫・援助交際・売春・買春等の勧誘行為

人の死体、裸体、児童ポルノ、人を殺傷する現場もしくは児童虐待に相当するおそれのある画像または動画を掲載する行為

固い表現ですが、基本的には「よくある質問」と似たようなことが書かれています。

まとめ

エックスサーバーでアダルトサイト(エロサイト)を作りたい方もいるかと思いますが、規約で禁止されている以上、諦めるしかありません。

もし、規約を破ってアダルトサイトを運用すると、最悪の場合、エックスサーバーを利用できなくなる可能性もあります。

どうしてもアダルトサイトを作りたい方は、別途アダルトOKのレンタルサーバーを選びましょう。

昔は、アダルトサイトを運営できるレンタルサーバーは少なく、海外のレンタルサーバーやスペックの低いレンタルサーバーなど限られた選択肢しかありませんでした。

しかし、近年は日本国内でもアダルトOKのレンタルサーバーが充実してきています。

例えば、「mixhost」はアダルトサイトの運営OKです。公式サイトに明記されています。

全てのプランで合法なコンテンツに限りアダルトサイトを運営していただけます。

出典:mixhost(ミックスホスト)

アダルトサイトを運営したい方は、mixhostなどアダルトOKのレンタルサーバーを選びましょう。

ちなみに、筆者はアダルトサイトは運営していないので、当サイトを含め、全てのウェブサイトをエックスサーバーで運営しています。

公式サイト:エックスサーバー|高速・安定の高性能レンタルサーバー

【HTML】リンクの張り方

HTMLでリンクを記述するには、以下の様に記述します。

<a href="リンク先のURL">アンカーテキスト</a>

例えば、「Example Domain」へのリンクを作成したい場合は、以下のように記述します。

<a href="https://example.com/">Example Domain</a>

リンク(aタグ)のマークダウン

リンクをマークダウンで記述するには、URLを大なり記号と小なり記号で囲めばOKです。

<https://example.com>

この様に記述すると、リンク先とアンカーテキストにURLが入ったHTMLに変換されます。

<p><a href="https://example.com">https://example.com</a></p>

マークダウンでアンカーテキストを指定する

アンカーテキストを自由に指定したい場合は、まずアンカーテキストにしたいテキストを角括弧([])で囲みます。そして、その後ろに丸括弧で囲んだURLを記述すればOKです。

[Example](https://example.com)

これをHTMLに変換すると、以下の様に角括弧の中のテキストがリンクのアンカーテキストに、丸括弧の中のURLがリンク先のURLになります。

<p><a href="https://example.com">Example</a></p>

リンクにタイトル属性を入力する

リンクにタイトル属性(title、要素の補足的な情報)を入力したい場合は、「アンカーテキストを指定する」と同じ形式でリンクを作り、URLの後ろ(丸括弧の中)にダブルクォーテーション(”)でテキストを囲います。

[Example](https://example.com "This is Example")

HTMLに変換すると、ダブルクォーテーションで囲ったテキストがタイトル属性になります。

<p><a href="https://example.com" title="This is Example">Example</a></p>

まとめ

余談ですが、リンクタグ(a要素)の「a」はAnchorの意味で、「href」はHypertext Refernceの意味です。

参考

JavaScriptで基本演算(四則演算)をする方法

JavaScriptで四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)をする方法を解説します。

足し算「+」

加算(足し算)では「+」を使います。記号の左右の数字を足します。

一般的な算数と同じなので、分かりやすいかと思います。

例えば、以下のように記述すると、コンソールに「12」と出力されます。

console.log(10 + 2);

引き算「-」

減算(引き算)では「-」を使います。記号の左の数値から右の数値を引きます。

足し算同様、こちらも一般的な算数と同じなので、分かりやすいかと思います。

例えば、以下のように記述すると、コンソールに「8」と出力されます。

console.log(10 - 2);

掛け算「*」

乗算(掛け算)では「*」を使います(「*」は「アスタリスク」といいます)。

左右の数値を掛けます。

こちらは一般的な算数と違い、「×」を使用しないので注意してください。

以下のように記述すると、コンソールに「20」と出力されます。

console.log(10 * 2);

割り算「/」

除算(割り算)では「/」を使います。記号の左の数値を右の数値で割ります。

こちらも一般的な算数と違い、「÷」を使用しないので注意してください。

以下のように記述すると、コンソールに「5」と出力されます。

console.log(10 / 2);

なお、余りは表示されません。JavaScriptで割り算を実行した場合、小数点以下まで計算します。

例えば、以下のように記述すると、コンソールには「3.3333333」と表示されます。

console.log(10 / 3);

割り算の余りを求めるには以下で解説している「%」を使います。

余り「%」

除算(割り算)で余りを求める際は「%」を使います。

この場合、出力されるのは余りの数字だけです。

例えば、以下のように記述すると、コンソールに「1」と出力されます。

console.log(10 % 3);

参考

多言語サイトを作る際の7つのポイント

多言語サイト(複数の言語に対応したウェブサイト)を作りたい場合は、どうすれば良いのでしょうか?

多言語サイトは、ただ複数の言語で記事を書けばよいという単純なものではありません。様々な工夫や調整が必要です。

SEOやブランディング、そして何よりユーザーのために、多言語サイトを作る際に注意したい点を解説します。

1.言語をユーザーに選択させる

言語はユーザーが選択できるようにしましょう。

リダイレクトを設定し、ユーザーを強制的に特定の言語に飛ばすのは好ましくありません。

筆者はあるビジネスニュースサイトのアメリカ版を閲覧しようと〇〇〇.comにアクセスしたら、強制的に日本語版である〇〇〇.jpにリダイレクトされた事があります。

.jpを.comに変えてアクセスしてもまた日本版にリダイレクトされた時には本当にうんざりさせられました。

ユーザーが日本に住んでいるからと言って、必ずしも日本の(日本語の)ウェブサイトを読みたいと思っているとは限りません。

ユーザーの住んでいる国を勝手に判断してリダイレクトするのは止めましょう

利便性を追求するなら、強制リダイレクトの代わりに、日本語版(日本版)がある事を示すメッセージを表示しましょう。

例えば、AppleWordPressのウェブサイトは、英語版にアクセスした際、勝手にリダイレクトするのではなく、日本語版(日本版)がある事を示すメッセージが表示されます。

2.言語選択機能は分かりやすい場所に置く

言語を選択するためのボタンやリンクは分かりやすい場所に設置しましょう。

ナビゲーションメニューやサイドバーの一番上など、理想はファーストビュー(ウェブサイトを開いた際に、最初に表示される部分。スクロールせずに表示される範囲)に設置する事です。

言語選択機能はフッターに用意されている事が多いですが、一番下までサイトをスクロールするのは面倒なので、もしファーストビューに設置できるなら、ファーストビューに設置する事をおすすめします。

3.国旗アイコンを使用しない

多言語サイトを作る際、言語選択メニューに国旗のアイコンを使用するのは止めましょう。

多国籍サイトを作成する際に、各サイトが対象としている国を国旗のアイコンで示すのは構いません。

しかし、言語を表す際に国旗を使用するのは不適切です

ニュージーランドのように複数の言語が公用語となっている国や、英語のように複数の国家で使われている言語が存在する為です。

国旗と言語は対応しません言語選択のデザインに国旗を使うのは止めましょう

参考:多言語サイトの言語選択メニューに国旗アイコンの使用を避けるべき2つの理由

4.言語名は各言語の言葉で示す

リンク等で言語名を表示する際は、各言語の言葉で表示しましょう。

例えば、英語とスペイン語のリンクを表示する際は、それぞれ「English」と「Español」です。

日本語であれば、「Japanese」ではなく「日本語」です。

それぞれの言語で記した方が、その言語を利用する人にとって分かりやすく、ありがたいですよね。

言語名を表示する際は各言語の言葉で言語名を表示する方がより見つけやすくなります。例えば英語がメインのWebサイトにおいて、英語で「Japanese」と書かれるよりも、日本語で「日本語」と書かれたほうがわかりやすいですね。

出典:多言語Webサイトを制作する時に気をつけたいポイント

5.言語ごとに独立したURLを設定する

TwitterやInstagramは、1つのURLで複数の言語に対応しています(日本語でも英語でも同じURLで表示できる)。

しかし、SEOの面では、こうした1つのURLで複数の言語に対応するのはよくありません。

各言語のコンテンツには別々の URL を使用してください。つまり、多言語間で同一の URL を使って Cookie でコンテンツを切り替えるような構造は避け、それぞれの言語ごとに URL を設定しましょう。

出典:多言語ウェブサイトの作成について

1つの言語につき1つのURLを使用する事は、URLを直接書き換えるだけで言語が変更できるため、UI/UXの面でも好ましいです。

ユーザーによってはURLの言語部分を直接変更して言語選択しているユーザーも存在します。それができるためには分かりやすいURL設計をオススメします。

出典:多言語サイト構築時に知っておきたい【5つのポイント】

6.自動翻訳を利用しない

Google翻訳などの翻訳ツールを利用してコンテンツを訳すのはやめましょう。

ライターを補助するツールとしては使えるかもしれませんが、訳した内容をそのまま掲載できるレベルではありません。

時々、Google翻訳をサイトに搭載して多言語対応しているサイトを見かけますが、絶対に避けるべきです。

また、自動翻訳による誤った文章をサイトに載せていると、Googleにスパムサイトと見做され、検索で不利になる可能性もあります。

自動翻訳したページをインデックスの対象としないようにしてください。自動翻訳は意味が通じない場合があるため、スパムとみなされる可能性があります。また、自動翻訳されたコンテンツは、しばしばユーザーにとって理解できなかったり、不自然に感じることがあります。そのようなコンテンツを多言語のウェブサイトとして作成するのは、ユーザーにとって有益ではありません。

出典:多言語ウェブサイトの作成について  |  Google 検索セントラル ブログ

最近は「DeepL翻訳」という翻訳ツールが高性能で人気ですが、こちらもまだ完ぺきではありません。

翻訳は必ず言語の能力がある人が訳しましょう。もし自分で翻訳できないならプロの翻訳を利用しましょう。

7.本文だけでなく、全てのコンテンツを訳す

多言語サイトを作る際は、本文などメインコンテンツさえ訳せばよいというものではありません。

ナビゲーションや各種通知、SNSのシェアボタン、お問い合わせフォームの自動返信メールなど、メインコンテンツ以外も全て、ユーザーが選択した言語を表示・使用するようにしましょう。

参考

HTMLとは?

HTML(エイチ ティー エム エル)とは、ウェブページの作成に使用される言語の1つです。

ウェブページを作成する際は、そのページのコンテンツをHTMLを使ってマークアップ(ブラウザが理解できる様に定義)します。

HTMLを使うことで、文章に見出しを設定したり、リンクを設定したり、画像や動画を設置する事ができます。

例えば、ウェブページの中にGoogleへのリンクを掲載したい場合には、HTMLを使って以下のように記述します。

<a href="https://www.google.com/">Google</a>

この記述は、「リンクの文字は”Google”で、リンク先のURLは”https://www.google.com/”です」という意味です。

ブラウザはこのHTMLを読み込むと、Googleへのリンクが設定された「Google」を表示します。

ちなみに、HTMLとはHyperText Markup Language(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)の略です。

HTMLの使い方

  • 【h】文章に見出しを設定する方法
  • 【ruby】文字にルビ(ふりがな)を振る方法

見た目は別の言語・CSSで決める

HTMLは、文章に見出しを付けたり、文の一部を別ページへのリンクにしたり、画像や動画を表示したりするためのものです。

文字の大きさや背景の色、ウェブページのレイアウトなど、見た目(デザイン)については、CSS(シー エス エス)という別の言語を使って設定します。

HTMLでもある程度はウェブページの見た目を設定できますが、基本的にはCSSを使います。

参考

WordPressで記事を複数ページに分割する方法

WordPressならタグを入れるだけでカンタンにページを複数に分割することができます。

プラグインや特別な設定は不要です。

<!–nextpage–>を入れるだけ

WordPressではページを分割したい行に「<!--nextpage-->」を入れるだけでページ分割をすることができます。

<!--nextpage-->

WordPressはこのタグを入れるだけで、ページが分割されます。

記事ページを見ると、下記のようなページネーション(ページャー)が表示され、タグ以降に記述した内容は2ページ目以降に表示されます。

WordPressのページャー

タグを複数入れれば、3ページ以上に分割する事も可能です。

まとめ

特に設定せずに使えるのは便利ですね。

ブログの記事が長くなってしまった時など、1つの記事を複数のページに分割したい際にぜひ活用してみてください。

ただ、WordPressはテーマやプラグインによって機能が競合することがあるので、利用する際は自身のWordPressの環境に注意してくださいね。

紹介しておいて言うのもなんですが、筆者はページ分割は嫌いですね…読むのが面倒です。長文でも1ページに書いてほしいですね(´・∀・`)

エックスサーバーの料金|おすすめのプランは何?

エックスサーバーには以下の3つのプランがあります。

  • スタンダード
  • プレミアム
  • ビジネス

プランごとの月額料金(税込)は以下の通りです。

プラン スタンダード プレミアム ビジネス
月額料金 990円~ 1,980円~ 3,960円~
容量(SSD) 300GB 400GB 500GB
データベース(MySQL) 無制限
転送量 無制限

プランが一つ上がるごとに料金も倍になります。

なお、これはもっとも長い36ヶ月契約をした場合の1ヶ月あたりの料金です。契約期間が短いと、1か月あたりの料金が高くなるので注意してください。

例えばスタンダードの月額料金は契約期間によって以下のように変わります。

契約期間 利用料金 合計
3ヶ月 1,320円×3ヶ月 3,960円
6ヶ月 1,210円×6ヶ月 7,260円
12ヶ月 1,100円×12ヶ月 13,200円
24ヶ月 1,045円×24ヶ月 25,080円
36ヶ月 990円×36ヶ月 35,640円

エックスサーバーは長期契約するとお得です。

筆者はいつも1年ごとに更新しているので、12ヵ月を選んで契約しています。

エックスサーバーの支払い方法

エックスサーバーの料金を支払う際に使える方法は以下の5種類です。

  • クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express)
  • 銀行振込
  • ペイジー
  • 翌月後払い(コンビニ・銀行)決済
  • コンビニ払い

デビットカードやプリペイドカードもVISA、Mastercard、JCBであれば利用することができます(ただし、カードの自動更新は使えません)。

筆者はプリペイドカードのKyashを使いましたが、問題なく支払うことができました。

ちなみに、筆者がオススメする支払い方法はもちろんクレジットカード(デビットカード、プリペイドカード)です。

自宅にいながらカンタンに支払うことができますし、1ヶ月自動更新で契約できるのもクレジットカードの特徴です!

オススメのプランはスタンダード

エックスサーバーは一番下のスタンダードでも十分ハイスペックなので、よほどアクセスがある大規模なサイトでもない限り、スタンダードがオススメです。

エックスサーバーの場合、再度契約をしなくても管理画面からカンタンにプランを変更することができます。

なので、「将来的には規模の大きいサイトにしたい」と考えている方も、最初はスタンダードで大丈夫です。

公式サイト:エックスサーバー|高速・安定の高性能レンタルサーバー

参考

WordPressのプラグインとは?

「プラグイン」はWordPressに新しい機能を追加するための仕組みです。

サイトの機能追加ができる55,000個以上のプラグインが無料で利用できます。 目的にあったWordPress に拡張しましょう。 プラグインを使えばお問い合わせフォーム、ECサイト、ギャラリー、メーリングリストや掲示板、アクセス統計情報などの機能が追加できます。

出典:ブログから大規模サイトまで作れる CMS | WordPress.org 日本語

WordPressには最初から様々な機能が搭載されています。ブログやカンタンなウェブサイトを作るだけならば、最初から備わっている機能だけでも十分です。

ですが、サイトを運営していると、WordPressに様々な機能を追加したり、複雑な設定をしたくなる時があります。

例えばSNSのシェアボタン、お問い合わせフォーム、スパム対策、セキュリティ向上、SEOのための設定、表示スピードを速くするための設定…

こうした機能や設定を自分で実装するには、プログラミングの知識等が必要なのでとても大変です。

しかし、プラグインを利用すれば、管理画面からカンタンな操作をするだけで、様々な機能や設定をすることができます。

セキュリティには要注意!

プラグインを使えば、誰でもカンタンに高度なカスタマイズをすることが可能になります。

ですが、プラグインの中には古くてWordPressのセキュリティを低下させるものや、最初からウェブサイトに害を与えるために作られた悪意のあるものもあるので注意しましょう。

誤って危険なプラグインを追加してしまわない様に、事前にプラグインの評価を調べる等、対策しましょう。

基本的な対策として、WordPressのプラグインは公式サイト(WordPress プラグインディレクトリ)に掲載されているものの中から選ぶと良いでしょう。

まとめ

WordPressはプラグインを活用する事でカンタンに機能を追加する事ができ、非常に便利です。

うまく活用する事で、プログラミングの知識等が無くても、高機能なウェブサイトを作る事が出来ます!

公式サイト:WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

エックスサーバーとは?WordPress初心者にオススメのレンタルサーバーです!

筆者は趣味のブログやアフィリエイトサイトなどを複数持っており、それらを全てWordPressで作っています。

WordPressでサイトやブログを作るには、スペックが高くて安心できるレンタルサーバーを用意する必要があります。

筆者はこれまで何十というウェブサイトを作り、レンタルサーバーも格安サーバーを中心に多数利用してきましたが、その中でもっとも良かったレンタルサーバーが「エックスサーバー」です(もう圧倒的です)。

公式サイト:エックスサーバー|高速・安定の高性能レンタルサーバー

そんな訳で、この記事ではWordPressの利用にオススメのレンタルサーバーである「エックスサーバー」の料金や支払い方法、おすすめプランなどについて解説します。

エックスサーバーはどんなレンタルサーバー?

名前 エックスサーバー
月額 990円~
初期費用 0円
容量(SSD) 300GB~
転送量 無制限
MySQL 無制限
マルチドメイン 無制限
サポート 電話、メール、チャット
アフィリエイト利用 可能
無料お試し期間 10日間
上位プラン 有り

エックスサーバー(Xserver)は多くのブロガーやアフィリエイター御用達の老舗レンタルサーバーです。

個人だけでなく、官公庁や大手企業まで、規模を問わず使われています。

エックスサーバーは、個人の方から、官公庁や大手企業といった法人の方まで幅広く利用されており、現在では230万件以上のサイトが運用されています。

参考:利用事例 | レンタルサーバーならエックスサーバー

エックスサーバーのメリットと特徴

エックスサーバーのメリット(良い点)や特徴を紹介します。

価格が安い!

エックスサーバーはレンタルサーバーの中でも料金が安いです。

料金は一番安いスタンダードプランの場合、月額990円から(契約期間や支払い方法によって変わります。月額990円で利用できるのは36か月契約です)。

初期費用が無料!

エックスサーバーの初期費用はプランを問わず0円です。

スタンダード プレミアム ビジネス
初期費用 0円

以前は初期費用が3,300円(税込み)かかったのですが、2022年8月4日より初期費用が廃止されました。

今後はキャンペーン等でなくても、常に初期費用は必要ありません。

転送量が無制限!

エックスサーバーの転送量(どれだけのアクセスに耐えられるか)はどのプランでも無制限です。

データ転送量の課金はなく、無制限です。ただし、ネットワークやサーバーに対して過大な負荷が掛かる場合には、制限を行う場合があります。

出典:サーバー仕様 – よくある質問 | レンタルサーバーならエックスサーバー

かつてはプランごとに転送量の制限がありましたが、2022年3月1日に全プランで転送量が無制限になりました。これは非常に嬉しい点ですね。

よほど大規模でアクセスが多いサイトを運営していない限り、転送量で困る事は無いでしょう。

管理画面が使いやすい

エックスサーバーは管理画面が非常にわかりやすく、初心者でも安心です。

こちらが、エックスサーバーのサーバーパネル(管理画面)です。

エックスサーバーの管理画面

無駄な装飾や色がなく、シンプルでわかりやすい管理画面だと思います。

筆者はこれまで様々なレンタルサーバーを使ってきましたが、エックスサーバーの管理画面が最も分かりやすく、使いやすいです。

充実したサポート

エックスサーバーのサポートはとにかく手厚く、親切丁寧です。

エックスサーバーでは以下3つのサポートが用意されています。

  • 電話
  • メール
  • チャット

特筆すべきは電話サポートです。

月額わずか990円~という低価格帯のレンタルサーバーであるにも関わらず、メールサポートだけでなく電話サポートが用意されています。

電話サポートのおかげで、営業日であれば、悩んだことや困ったことがあっても、問い合わせればすぐに答えてもらえます。

また、メールサポートも非常に優秀で、営業日ならわずか数時間で返信がきます。

サポートが非常に親切丁寧で便利なので、初心者の方でも安心です。

WordPressが使える!

格安レンタルサーバーの中には、WordPressが使えないプランがある場合もあります。

例えば、さくらレンタルサーバには、年間約1600円ほどで使える「ライトプラン」がありますが、このプランではWordPressが使えません。

また、世の中には無料で使えるレンタルサーバーなどもありますが、こちらもWordPressが使えなかったり、使えても機能が大幅に制限されている場合が多いので、オススメしません。

ですが、エックスサーバーはどのプランでもWordPressが利用できます。

特にWordPressを使う上で制限はありません。

WordPressのどんな機能も一通り使えますし、複数のWordPressをインストールすることも可能です。

WordPressのインストール、引越がカンタン!

エックスサーバーには「簡単インストール」という機能があるため、WordPressのインストールも面倒な手間なくワンクリックで実行できます。

また、他のレンタルサーバーからのお引越しが簡単に行える「WordPress簡単移行」という機能も用意されています。

筆者も利用したことがありますが、とても簡単にサーバー移行を行う事ができ、非常に便利でした。

安定感抜群でトラブル・障害が少ない

レンタルサーバーには安定感が求められます。

  • アクセスが集中してもサイトの表示が重くならない
  • サイトの表示速度に速い遅いのムラがない
  • メンテナンスや障害の発生が少ない

こうした要素を持つサーバーが安定感が高いサーバーといえます。

やはりトラブルが多いレンタルサーバーは大きなリスクですからね。

サーバーがダウンしてはアクセスや収益を取りこぼしますし、データが消えたりした暁にはブログやサイトの継続すら危ぶまれます。

その点、エックスサーバーは安定感が高く、高い評価を得ています。

筆者の個人的な体感でも、安定感に関しては大満足です。

エックスサーバーは未成年でも契約できる

レンタルサーバーや各種ブログサービスによっては未成年者の利用を禁止、制限しているものがあります。

そのため、未成年の方がブログを書いたり、アフィリエイトをするのは少々ハードルが高いですよね。

しかし、エックスサーバーには年齢制限がなく、誰でも契約できます。

サイトはもちろん、利用規約にも年齢制限に関する記述はありませんし、実際にサポートにも確認しましたが、「未成年者でも申し込める(契約できる)」という答えをいただいています。

学生の方でウェブを学びたい方や未成年の方でアフィリエイトに挑戦してみたい方などはエックスサーバーを利用してみてはいかがでしょうか?

支払いも安心

未成年の中でも、18歳未満の方の場合、クレジットカードを持てないので、ウェブサービスの支払いに困ることもあると思います。

ですが、エックスサーバーの支払い方法はクレジットカードだけでなく、銀行振込やコンビニ決済(コンビニでの支払い)に対応しているのでクレジットカードが使えない方でも安心です。

無料でSSLが使える

SSLはサイトのURLをhttp://example.comをhttps://example.comに変更し、サイトのセキュリティを向上する技術です。

これにより、読者が安心してブログを読むことができ、SEOでも良い効果が期待できます。

エックスサーバーでは無料で独自SSLが取得できます。取得数に制限はなく、何サイトでもSSL化できます。

エックスサーバーのデメリットと注意点

エックスサーバーのデメリット(悪い点)と注意点です。

アダルトサイトは作れない

エックスサーバーでアダルトサイト(エロサイト)を作るのは禁止です。

関連:エックスサーバーでアダルトサイトを作るのは禁止

アダルトコンテンツを扱うと、アカウント停止などの処置が取られますから、絶対にやめましょう。

アダルトサイトを作ったり、アダルトアフィリエイトをしたい場合は、「mixhost」など、アダルトOKなレンタルサーバーを選ぶことが重要です。

日本国内において合法なアダルトサイトの運営を行う事ができます。
無修正など違法性の高いサイトは運用できません。

出典:アダルトサイトの運営について – mixhost ヘルプ&サポート

まとめ:安くて使いやすいサーバーを探している方にオススメ!

エックスサーバーは老舗のレンタルサーバーであり信頼性は抜群。

昨今はスペックをかなり向上させており、転送量は無制限!大規模なサイトやアクセスが多いサイトを作ろうとしている方でも安心です。

料金も安く、管理画面も使いやすいので初心者の方にもオススメです。

もちろん筆者もエックスサーバーを利用しています(このウェブサイトももちろんエックスサーバーで動いています)。

エックスサーバーには10日間の無料期間があるので、気になる方はぜひ試してみてくださいね!

公式サイト:エックスサーバー|高速・安定の高性能レンタルサーバー