4月14日、Intelは子会社・Alteraの株式51%を米投資ファンドのシルバーレイクに売却すると発表しました。残りの49%は今後もIntelが保有します。
売却額は約44億6000万ドル(約6400億円)で、売却は今年後半に完了する見込みです。
Altera(アルテラ)はFPGA(書き換え可能な半導体)と呼ばれる製品の設計・開発を手がける会社で、主に通信ネットワークに使用される汎用チップを生産しています。
Intelは2015年にAlteraを買収していました。
IT(情報技術)に関するカテゴリーです。
4月14日、Intelは子会社・Alteraの株式51%を米投資ファンドのシルバーレイクに売却すると発表しました。残りの49%は今後もIntelが保有します。
売却額は約44億6000万ドル(約6400億円)で、売却は今年後半に完了する見込みです。
Altera(アルテラ)はFPGA(書き換え可能な半導体)と呼ばれる製品の設計・開発を手がける会社で、主に通信ネットワークに使用される汎用チップを生産しています。
Intelは2015年にAlteraを買収していました。
IntelとTSMCの幹部は、Intelの製造工場を運営する合弁事業を設立することで暫定合意に達したとThe Informationが報じました。
TSMCは新会社の株式20%と引き換えに、半導体製造ノウハウの一部をIntelに提供する方向で協議しているとのこと。
この報道を受け、Intelの株価はニューヨーク時間午後2時55分時点では約4%高となりました。
また、TSMCの他に、他の米半導体メーカーが生産合弁を組み、Intelと米半導体企業で合弁会社の過半数株式を取得する見通しです。
トランプ政権は以前、Intelの国内工場の運営をTSMCに打診していました。
(2024年12月24日)
Xは12月21日に、X Premiumの最上位プラン「プレミアムプラス」を月額2,590円(年額27,300円)に値上げしました。
スマホのアプリから加入する場合は、手数料が加算されるため、月額3,900円(年額39,000円)となります。
他のプランの料金に変更はありません。
ちなみに、値上げ前の価格は月額1960円(年額20,560円)でした。
参考:Xのプレミアムプラス料金、世界で値上げ 日本では約30%(ITmedia NEWS)
余談:X Premiumは2025年2月17日に月額6,080円に値上げされました。
VisaはApple Cardの決済ネットワークをMastercardから引き継ぐことを希望しており、その実現のためにAppleに約1億ドル(約150億円)の提案をしているとウォール・ストリート・ジャーナルが報じました。
この報道によれば、VisaだけでなくAmerican ExpressもApple Cardの決済ネットワーク獲得に関心を示しているようです。
現在、Apple CardはMastercardのネットワークを利用して運営されていますが、このような大手決済ネットワーク企業間の競争は、Appleが共同ブランドのクレジットカードプログラムの中でも最大級の規模を誇り、その分だけ決済ネットワークの売上も高くなるためです。
もしAppleがネットワークを変更することを決定した場合、Apple Cardユーザーの決済体験や特典プログラムに影響を与える可能性があります。
ただし、Apple Cardが展開されているのは、米国のみなので、日本に住んでいる方には直接関係のない話です。
参考:Priceless.(The Verge)
The Informationの報道によると、ChatGPTは昨年末から450万人の有料会員を増やしたとのことです。
現在、全体で2,000万人の会員がChatGPTの有料サービスを利用しており、これによりOpenAIは「少なくとも毎月4億1,500万ドル(約620億円)の収益」を得ていると推定されています。
この数字は、企業向けの法人プランや月額200ドルのChatGPT Proプランを考慮に入れていない概算であるため、実際の収益はさらに大きい可能性があります。
さらにThe Informationのレポートでは、こうした有料会員の伸びにより、OpenAIが今年の収益予測である127億ドル(約1.9兆円)を「十分に達成可能」になる見込みだと付け加えています。
参考:ChatGPT has 20 million paying subscribers.(The Verge)
(2025年3月19日)
投資家らは、ソーシャルメディア「X」を運営するX社の評価額を440億ドルと評価しています。
これは、2022年にイーロン・マスク氏が同社(当時はTwitter Inc.)を買収した際と同額です。
2024年9月には、同社の価値が100億ドル未満と判断されていましたが、急激な上昇となっています。
BloombergはXがマスク氏の参加を得て「ほぼ10億ドルの新たな株式資金」を調達したと報道しています。
参考:X bounces back to $44 billion.(The Verge)
(2025年3月28日)
イーロン・マスク氏が率いるAIスタートアップのxAIが、同じくマスク氏が所有するSNSのX(旧Twitter)を330億ドル(約4兆9500億円)で株式交換を通じて買収しました。
マスク氏は、今回の買収について、「xAIの高度なAI機能と専門知識をXの巨大な影響力と融合させる」ものだとXで述べています。
元々、xAIが開発したAIチャットボットである「Grok」がSNSの「X」に搭載されたり、XのデータをGrokの学習ソースとりて利用したりなど、xAIとXは密接に関わってきましたが、今回の買収により両社の連携は一段と強化される事になるでしょう。
なお、この買収により、xAIの価値は800億ドル(約12兆円)、Xの価値は負債120億ドルを含め450億ドル(約6兆7500億円)になるとマスク氏はXで明かしています。
今後、XとxAIのすべての株式は、新会社「xAI Holdings Corp.」の株式と交換される予定です。
この新会社は2025年3月27日にネバダ州で登記されており、マスク氏が社長を務めています。
xAI Holdings Corp.の企業価値は負債を除き1000億ドル(約15兆円)を超える規模となる見通しであるとBloombergは報じています。
マスク氏は2022年に440億ドル(約6兆6000億円)でX(当時の名称はTwitter)を買収していました。
以前からxAIの評価額より、Xの評価額の方が圧倒的に低かったので、私は冗談で「XってAI(Grok)が搭載されているSNSと言うより、SNSがおまけで付いてるAI(Grok)って感じだよね」「XよりもX上の一機能(Grok)の方が価値が上だ…」と思っていましたが、今回の買収はまさにそんな状況を示すものですね。
しかし、Xのスーパーアプリ化と経営が上手くいかない中で、XをGrokの学習ソース&普及のインフラとして活用し、xAIを育てて、最終的にxAIでXを買収するというのは本当にすごいですね。
転んでもただでは起きない根性と経営センスは、さすがイーロン・マスクって感じです。
今回の統合により、社内のリソースが統合・洗練され、xAIはますます飛躍していきそうですね。
イーロン・マスク氏としても、これまでは会社をまたいで指示しなければならなかった事が、これからは隣の部署に指示するだけで済むわけですから、大きな無駄の削減でしょう。
AppleのWWDCとは、ソフトウェア開発者に向けたAppleのイベントです。
WWDCとは「Worldwide Developers Conference」の略で、日本語では「世界開発者会議」といいます。
Appleのエンジニアとソフトウェア開発者が交流するイベントです。
通常、6月の第1週に開催されます。
Appleの新製品(特にソフトウェア関連)も発表されます。例年、その年の秋にリリースされるOS(iOSやmacOS)が発表されます。2024年はApple Intelligenceが発表されました。
Appleは例年、ウェブサイトでイベントをストリーミング配信しています。
ストリーミングは誰でも無料で視聴できます。
また、Apple Park(カリフォルニアにあるAppleの本社)で、参加者限定の特別イベントも開催します。
3月18日にIntelのCEOに就任したリップ・ブー・タン氏は、苦戦している半導体メーカーの製造事業を全面的に見直し、抜本的な改革を目指すとロイターが報じました。
具体的には、中間管理層を中心とした人員削減や、今年初めに中止したAIチップの生産計画再開が含まれるとの事。
業界アナリストやIntel幹部によると、少なくとも2社の大口顧客を新たに獲得できれば、同社の受託製造事業が軌道に乗る可能性があるとしています。
参考:インテル新CEO、製造とAI事業見直しへ 人員削減も視野(ロイター)