WordPressのメリットとデメリット

ウェブサイトやブログを作る際に、WordPressを使うメリットとデメリットを解説します。

WordPressのメリット

WordPressにはたくさんのメリットがあります。

  • 誰でも無料で利用できる
  • どんな用途でも利用できる
  • カスタマイズが自由自在
  • ネット上に情報が多い
  • 日本語に対応している
  • 専門知識は不要
  • テーマが豊富
  • プラグインが豊富でカンタンに機能を追加できる

誰でも無料で利用できる

WordPressはオープンソースで、誰でも完全に無料で利用することができます。

利用料やライセンス料は一切かかりません。アフィリエイトや企業のウェブサイトなど、商用利用の場合でも無料です。

(WordPress自体は無料ですが、ウェブサイトを作るには、別途ドメイン代やレンタルサーバー代がかかることがあります。)

どんな用途でも利用できる

WordPressは作成するサイトや利用方法に制限がありません。

個人での利用はもちろん、会社や同好会など複数人での利用や商用利用もOK。

作るサイトのジャンルもアダルトサイトや暴力的なサイト、政治利用や商用サイトなどなんでもOKです。

もちろん、どんな用途でも無料です。

カスタマイズが自由自在

WordPressのメリットや特徴の中でも、特に大きなポイントが「自由度が高い」ことです。

例えば、パーマリンク(記事のURL)を好きな文字列にしたり、デザイン(WordPressでは「テーマ」と呼びます)を自由にカスタマイズしたりと、一般的な無料ブログではできないカスタマイズができます。

機能も自由に追加できるので、写真ギャラリーサイトやゲームサイト、通販サイトといった普通の無料ブログでは作れないようなサイトでも作れます。

ネット上に情報が多い

WordPressは非常に普及しており、世界で最も使われているCMSです。

そのため、WordPressに関する情報は非常に充実しています。ネットで調べるだけでも、最初のセットアップからカスタマイズまであらゆる情報が手に入ります。

もちろん、書籍や学習サイトのコンテンツも多くあります。

すでに利用者が多いため、さまざまな事例の情報があり、わからない事があっても、調べれば多くの情報が手に入るのはWordPressの大きな強みです。

日本語に対応している

WordPressは元々米国人のマット・マレンウェッグ氏とイングランド人のマイク・リトル氏によって開発がスタートしました。

しかし、現在では日本語にもしっかり対応しています。

デザインや機能をカスタマイズしていく過程では、日本語以外の言語が出てくることもあります。

ですが、少なくとも初期の状態では全てが日本語に対応しているので、WordPressを始めるにあたって、文字が読めなくて困るということはまずありません。

専門知識は不要

WordPressを使うにあたって、プログラミングなどの専門知識は必要ありません。プログラマーなど専門の技術者でなくても問題なし。

サーバーの設定やカスタマイズなどは少々面倒ですが、一度インストールすれば、普段の利用(記事の更新や削除など)は無料ブログ(noteやライブドアブログなど)と同じくらいカンタンに行うことができます。

そのため、ウェブの専門家でない人、例えばライターや記者でもカンタンに扱うことができます。

テーマが豊富

テーマとはデザインのテンプレートのことです。

世界中の開発者が有料・無料問わず、様々なWordPressテーマを配布しています。

自分でデザインや機能の開発ができなくても、魅力的なWordPressテーマを選ぶことで優れたデザインのウェブサイトをカンタンに作ることができます。

プラグインが豊富でカンタンに機能を追加できる

WordPressには非常に多く(少なく見積もっても何万)のプラグインがあります。

プラグインを使うことで、お問い合わせフォームやSNSのシェアボタン、アクセス解析、バックアップなど、ウェブサイトの運営に必要な機能をカンタンに追加することができます。

WordPressのデメリット

  • サーバー代などの費用がかかる
  • 保守(メンテナンス)が面倒
  • セキュリティが心配

サーバー代などの費用がかかる

WordPress自体は無料で利用できますが、WordPressをインストールするためのレンタルサーバーを借りるとお金がかかってしまいます。

例えば、レンタルサーバーの「エックスサーバー」の場合、月額990円~です。

WordPressが使える無料のレンタルサーバーもいくつかありますが、広告がついたり、WordPressの全ての機能をつかないなど、制限がある場合が多いです。

ライブドアブログやFC2ブログ、noteなど、無料で使えるブログが多くありますから、ウェブサイトやブログを作るのにお金がかかるというのは、少し抵抗がある方もいるかもしれません。

保守(メンテナンス)が面倒

WordPressは無料ブログと比べ、自由度が高い反面、トラブルが起こりやすいです。

ただブログを書きたいだけであれば、ライブドアブログやnoteなど、シンプルな無料ブログサービスを使った方が手間がかからず良いかもしれません。

セキュリティが心配

WordPressは非常に普及しているので、悪意のあるハッカーの格好のターゲットとなっています。

自身でWordPressを使うには、信頼できるサーバーを選んだり、プラグインやテーマが安全かを確認する必要があります。

無料ブログのようにパスワードさえしっかりしておけばOKとはいかないので注意が必要ですね。

まとめ

WordPressは企業のウェブサイトやアフィリエイトサイト、様々な機能を搭載したブログなど、本格的なウェブサイトを作る際にはベストな選択です。

最初はレンタルサーバーの契約やWordPressの設定など、戸惑う点もあるかもしれませんが、ネットで検索すれば様々な解説が見つかるので、興味がある方はぜひWordPressを使ってみてください!

参考:WordPress(ワードプレス)7つの長所と9つの短所 – あきばれホームページ作成大学