WordPressで使用する画像の表示スピードを高速化する方法を解説します。
サイズの小さい画像を使う
大きなサイズの画像は(えてして)画像のデータサイズも大きく、ページの表示スピードを遅くします。
文字が書かれている画像など、画質が重要な画像ならばともかく、サムネイルなど、さほど画質が重要でない画像はサイズを小さくしましょう。
パソコンによっては4Kの画像なども表示できますが、ウェブサイトに4K(3840×2160px)やフルHD(1920×1080px)の画像は大きすぎるのではないかと思います。
ではどのサイズが最適かというと、一概には言えませんが、自分が納得できる範囲でできる限り小さいサイズの画像を使いましょう。
デジカメやスマートフォンで撮った画像をそのまま使うと、非常に大きなサイズになってしまうので気をつけてください。
画像は圧縮して使う
画像はそのままアップロードするのではなく、事前に圧縮してからアップロードしましょう。
筆者は「Ccompressor.io」というウェブ上で使えるツールを利用しています。
また、WordPressにはアップロードされた画像を自動で圧縮してくれるプラグインもあります。筆者は「EWWW Image Optimizer」を使用しています。
画像の遅延読み込み(Lazy-loading)
WordPressに「画像の遅延読み込み(Lazy-loading)」を設定しましょう。
画像の遅延読み込みを設定することで、サイトやブログを読み込む際、サイトの下部などページをスクロールしなければ表示できない画像の読み込みを遅らせる(後回しにする)ことで、サイトの高速化が期待できます。
画像の遅延読み込み機能はWordPress 5.5から標準で搭載されています。
WordPress 5.5から、画像の遅延読み込みが標準機能になりました。プラグインを使わなくても遅延読み込みさせることができます。
なので、最新のWordPressを使っている方は何もしなくてもOKです。
画像をCDNで配信する
画像をCDNを使って配信しましょう。
ブログの画像などを専用のサーバーにキャッシュし、WordPressを設置しているサーバーの負荷を減らすことで高速化が期待できます。
画像をCDN経由にすると、ブログによっては大幅な高速化が期待できます。
オススメのCDN
CDNサービスは「Clodflare」やWordPressのプラグインである「Jetpack」が有名です。どちらも無料で使用できます。
筆者はJetpackの画像CDNを使っています。管理画面から有効化するだけで難しい設定が不要で利用できるのでオススメです。
高速化の効果もかなりありました。
まとめ
画像はデータ量が特に重いので、画像のサイズを小さくしたり、圧縮したりすることは、WordPressの高速化にとても効果的です。
初心者の方でも取り組みやすいことが多いので、ぜひ試してみてください。