スウェーデンのウプサラ大学の研究によれば、ゲーム「テトリス」は、嫌な記憶のフラッシュバックを減少させる効果があるとされています。
同大学の研究者であるエミリー・ホームズ氏は、患者に嫌な記憶を思い浮かべた後、20分間テトリスをプレイさせる実験を行いました。その結果、患者は4週間後にはフラッシュバックの頻度が減少したといいます。
また、ゲームデザイナーのジェイン・マクゴニガル氏も、テトリスがフラッシュバックやトラウマ、軽度のうつ病の緩和に効果的であり、ショッキングな出来事の後、24時間以内に10分間プレイすることで、精神状態の改善が期待できると述べています。