SEOにおいて文字数は関係ありません。
SEOの専門家やGoogleの”中の人”によって、「文字数=品質」ではないことが繰り返し説かれています。
例え記事の文字数が少なくても、読者が求める価値ある情報であれば、Googleからしっかりと評価されます。
Googleが公式に提供しているGoogle検索に関するドキュメントには、文字数で検索順位を決めるような設定は存在しないと書かれています。
Google が優先する文字数があるとどこかで聞いたか読んだかしたために、特定の文字数になるように記事を書いていますか(そのような設定は存在しません)。
また、Googleのダニー・サリバン氏は、Google 検索で成功するために最適な文字数は存在せず、大切なのはコンテンツを読む人のために、必要に応じて文字数を気にせず文章を書くことだとXで述べています。
同じくGoogleのジョン・ミューラー氏も「文字数は品質を示すものではありません」とXで述べています。
Google検索は、文字数で記事の検索順位を決めるような単純なものではないという事です。
海外では文字数(英語なので正確には単語数)が少ないページを低品質コンテンツと考え削除したところ、アクセスの60%を失った事例もあります。
「低品質ページ」の削除に注意
Harvey氏によると
・とあるサイトが低品質ページを削除
・1000単語以下のページを全て削除
・結果、アクセス数の60%を失った…私が思うに
・「低品質=1000単語以下」と定義
・段階的ではなく一括で消した事
が良くなかったと思う(つづくhttps://t.co/3kr8J3OMHH— SEO研究チャンネル (@seolabochannel) September 16, 2022
大切なのは読者の役に立つか否か
「文章が少ないページは低品質なのでは?」「長文を書かなければSEOで不利なのでは?」
このような疑問を持つ方は珍しくないと思います。
しかし、文章が少ない辞書サイトや動画サイトのページがGoogleに表示されている事からも分かる通り、大切なのは文字数ではありません。
大切なのはユーザー、すなわち読者や視聴者にとって価値があるか否かです。
著名なアフィリエイターである染谷昌利氏が監修している「毎月100万円以上の報酬を本気で狙う為の【アフィリエイト】上級バイブル」にもこんな一節があります。
これからアフィリエイトサイトを制作する上では、文字数や記事数を指標とせず、とにかく利用者が本当に満足してくれるサイトにブラッシュアップすることのみを愚直に追求すべきなのです。
(中略)
よく「1記事の文字数はどれくらい必要か」とか「1サイトに何記事くらい入れれば十分か」といった質問をいただきますが、これは残念ながら自分の都合しか考えていませんと大声で触れ回るようなものです。今後は「この内容で利用者は満足してくれるだろうか」「どうしたら競合よりも便利で親切なサイトになるか」と、自問する癖をつけて欲しいと思います。
出典:Google Books
大切なのは、文字数ではなく、読者の役に立つか否かです。
文字数にこだわらず、読者の役に立つコンテンツをしっかり作りましょう。