ピーター・ティールは不老不死の研究に資金提供している!

ピーター・ティール氏は、若いころから不老不死に関心を持っていました。

PayPalのあるメンバーが、ティール氏と始めて会った時に交わした会話は、人体の冷凍保存についてであったといいます

そのため、ティール氏は寿命を延ばすことを目的とした技術や科学に多額の投資をしています。

アンチエイジング科学者のオーブリー・デ・グレイ氏の研究に何百万ドルも投資しています

また、アンチエイジングの非営利団体であるSENSリサーチ財団や、寿命延長に取り組む組織であるメトセラ財団にも寄付を行っています。’

遺体の冷凍保存

ピーター・ティール氏が関心を持っている”不老不死の技術”には、人体冷凍保存(クライオニクス)もあります。

ティール氏は、ジャーナリストのバリー・ワイス氏が主催するポッドキャストに出演し、将来的に蘇生されることを期待して死後の肉体を冷凍保存する「クライオニクス」について語りました。

番組の中で、「死んだら冷凍保存されて、将来生き返るかもしれない契約をしているというのは本当ですか?」と尋ねるワイス氏に、ティール氏は「はい。ただ、どちらかというとイデオロギー的な意思表示のようなものです」と答えました。

出典:億万長者が「死後の復活」のために死体を冷凍保存する計画にサインしたと発言 – GIGAZINE

2014年には、アルコー延命財団が提供する人体冷凍保存サービスに登録したことをテレグラフ紙に明かしています

とはいえ、ティール氏はこの技術が実際に機能するかどうかについては懐疑的であると付け加えています

パランティアの製品

Palantir(パランティア)の製品や関与したプロジェクトを紹介します。

Palantirの製品

Palantirの製品であるソフトウェアプラットフォームを紹介します。

Palantir Gotham

Palantir Gotham(パランティア・ゴッサム)は諜報機関、法執行機関、国土安全保障の顧客など、公共セクター向けの製品(ソフトウェアプラットフォーム)です

公共データを統合、管理、保護、分析します。

Gothamを使えば、大量の「構造化」データ(スプレッドシートなど)と「非構造化」データ(画像や動画など)を1つの集中データベースにインポートし、すべての情報を1つのワークスペースで視覚化して分析する事ができます。

この実現には「ダイナミック・オントロジー」と呼ばれる技術手法を用いています

10年以上にわたり、Gothamは世界中の防衛機関、情報機関、災害救援組織などの​複雑なデータから、数々のインサイト (知見、洞察) を引き出しています。Gothamは膨大な量のニアリアルタイム データを結合、リッチ化して1つの統合ビューで提供します。これによって、複数ユーザーが共により信頼できる意思決定をより迅速に行うことが可能になります。​

出典:Gotham | Palantir

価格は不明ですが、米国のFDA(食品医薬品局)に犯罪集団を検知するためにGothamを、わずか2万8000ドルで提供したことが判明しています

旧名称はPalantir Goverment(パランティア・ガバメント)。

Ghothamの利用者

Palantir Foundry

Palantir Foundry(パランティア・ファウンドリー)は、リスク対策及び業務効率化を目指す民間企業向けのソフトウェアプラットフォームです。

社内外のデータを統合、分析、的確な経営判断と事業成功を導出します

Foundryの利用者

富士通は同社の社会課題解決に向けたグローバルソリューションである「Fujitsu Uvance」にPalantir Foundryを後述するPalantir AIPと組み合わせて提供しています

Foundryには他にも以下の様な顧客がいます。

  • エアバス
  • フィアット・クライスラー
  • サノフィ
  • クレディ・スイス銀行
  • フェラーリのF1チーム

Palantir Apollo

Palantir Apollo(パランティア・アポロ)は、独自のソフトウェア製品のあらゆる環境での継続的な展開、構成管理及び中央ソフトウェア運用管理を可能にするソフトウェアです

Apolloは、開発者、オペレーター、セキュリティ チームの三者が連携してアプリケーションのデプロイとロールバックをスピーディに実行しながら、製品の品質、可用性、セキュリティを確保することを可能にするSaaSソリューションです。

出典:Apollo | Palantir

Palantir AIP

Palantir AIPは、「Artificial Intelligence Platform(人工知能プラットフォーム)」の略で、セキュリティを確保した顧客のプライベートネットワークで、ChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)や他のAI(人工知能)を安全に実行できるソフトウェア製品です。

Palantir AIPによって、お客様はPalantirが提供している機械学習(ML)テクノロジーのパワーを、大規模言語モデル(LLM)とともに、既存のPalantirプラットフォーム上で直接活用することができます。

出典:Palantir Artificial Intelligence Platform

例えば、ChatGPTのようなAIチャットボットを使用して、軍のオペレーターがドローン偵察を指示したり、複数の攻撃計画を作成したり、部隊の編成を構築したりといった事が可能です。

ただし、「人工知能プラットフォーム」という名前の通り、あくまでこの製品はAIを安全な環境で実行するためのプラットフォームであり、Palantirが戦争用のAIを開発・販売している訳ではありません。PalantirがYouTubeに公開した動画では、オープンソースのLLMが活用されています。

Palantirは「我が社のプラットフォームは合法的かつ倫理的な方法でAIを軍部に統合します」と語っています

公式サイト:AIP | Palantir

AIPの利用者

富士通は同社の社会課題解決に向けたグローバルソリューションである「Fujitsu Uvance」にPalantir AIPをPalantir Foundryと組み合わせて提供しています

また、ウクライナの地雷除去にも活用されています

Palantir Metropolis

Palantir Metropolis(パランティア・メトロポリス)は、ウォール街の銀行やヘッジファンド向けの定量分析に特化したソフトウェアです。

Palantir FedStart

Palantir FedStartは、連邦政府にソフトウェアを導入することを検討している適格企業やスタートアップ企業向けのSaaS サービスです。

競合製品を提供する企業に米防衛テックのSecond Front(セカンドフロント)などがあります。

公式サイト:Palantir FedStart

特殊事例

以下はPalantirが政府機関などに向けて特別に開発・協力した製品・プロジェクトです。

XKEYSCORE Helper

インターネット上のあらゆるデータを盗聴できるNSAのスパイツール「Xkeyscore(エックスキースコア)」で収集したデータを、Palantirのソフトウェアにカンタンに取り込めるように開発されたソフトウェアが「XKEYSCORE Helper」です。

XKEYSCORE Helperを利用すると、NSAがXkeyscoreで収集したデータを簡単にPalantirの製品にインポートし、調査できます。

Skywise

Palantirがエアバスと共同開発したオープンデータプラットフォームです。

航空機が収集した膨大なデータを、整理・分析する事で、トラブルを予防します。

エアバスはSkywiseを導入し、機材の運用や整備を効率化し、航空機地上滞留(AOG)を大幅に削減しました

Project Maven

Project Maven(プロジェクト・メイヴン)は、アメリカ国防総省が進めている、機械学習で戦場データを分析して標的をロックオンしたり、戦術を提案したりする軍用AIプロジェクトで、Palantirは主要なシステムの設計を担っています

TITAN

TITAN(タクティカル・インテリジェンス・ターゲッティング・アクセス・ノード)は、Palantirが米陸軍向けに開発する地上局のプロトタイプです。

この地上局は、人工知能と機械学習を使って、宇宙、空中、地上のセンサーから得られた標的情報を迅速に処理します。

TITANは、ノースロップ・グラマン、アンドゥリル・インダストリーズ、L3ハリス・テクノロジーズ、シエラネバダ、ストラテジック・テクノロジー、ワールド・ワイド・テクノロジーのシステムおよび技術、ソフトウェアを統合したものだといいます。

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に出てきたトンファー使いのストームトルーパー

これなかなか個性的で面白いバトルシーンですよね。

ちなみに、このトンファーは「Z6暴動鎮圧用警棒」といい、使っているストームトルーパーはFN-2199(ナインズ)というそうです。

Apple – Mac Pro(2013)

2013年に登場したMac ProのCM。

このMac ProのCMめちゃくちゃカッコいいですよね。

もちろんMac Pro自体もカッコいい。拡張性が低かったのでパソコンとしては失敗作だったようですが、デザインはカッコいいので、また別の機会に登場してくれたらいいなーと思ったり。

HIKAKINさんのMac Pro開封動画とか当時めっちゃ見てました。

【ホロライブ】水を入れずに加湿器を使うさくらみこ

SHARPさんの反応

可愛いキャラクター|X

Confinity(コンフィニティ)

Confinity Inc.(コンフィニティ)は、かつてアメリカのシリコンバレーに拠点を置いていたソフトウェア企業です。

創業

1998年にピーター・ティール氏、マックス・レフチン氏、ルーク・ノセック氏、ケン・ハウリー氏の4名によって設立されました。当初の社名は「フィールドリンク」という名前でした。

この会社は、Palm Pilot上で安全な支払い処理を行うためのソフトウェアを提供する事を目的としていました。

Confinityという名前は、「confidence(信頼)」と「infinity(無限)」の2つを合わせた造語で、「無限の信頼」を意味します。

合併

コンフィニティは、2000年に同じく金融サービスを提供していたイーロン・マスク氏のX.comと合併します。

その後、コンフィニティの事業がX.comの事業よりも利益率が高いことに気づいたマスク氏は、コンフィニティの送金事業にのみ注力することになります。

PayPal

PayPalは同社の決済サービスとして、2000年10月に正式に開始されました。

後に、社名もPayPalに変更しました。

参考

CGと狭い部屋のグリーンバックでSF世界を作り出せる圧巻のメイキングムービー

これ本当にすごいよね。

いずれ小規模なインディーズスタジオでも、スター・ウォーズのようなSF超大作が作れるようになるかも。

参考:VFXでここまで世界を作り出せるという比較映像&実際のBlenderを使った圧巻のメイキングムービーが公開中(GIGAZINE)