Rumble(ランブル)

Rumble(ランブル)は政治的に中立で「キャンセルカルチャーとは無縁」であると自称するカナダの動画共有サイトです

YouTubeのように、ユーザーが自由に動画を投稿することができ、収益化やライブ配信も可能です。

2013年にスタートしたランブルは、著名なIT起業家のピーター・ティール氏が出資している事でも知られています

Rumbleでは保守派の政治評論家であるスティーブン・クラウダー氏や、ダン・ボンジーノ氏の番組が人気となっています

Rumbleを運営しているRumble Inc.は、2022年9月19日にSPACを活用しNASDAQに上場しました。ティッカーシンボルは「RUM」です。

公式サイト:Rumble

xAI

xAI(エックス・エーアイ)はイーロン・マスク氏が米国のネバダ州で設立した、AIスタートアップ(新興企業)です。

マスク氏はxAIの株式の60%を所有しています

名前 xAI(エックス・エーアイ)
正式名称 X.AI LLC
タイプ 非公開企業
URL x.ai
住所 216 Park Road Burlingame, CA 94010
設立日 2023年3月9日
創業者 イーロン・マスク他

公式Xアカウントも公開されています。

X:xAI(@xai)

なお、このユーザー名は日本のユーザーから一方的にはく奪したものです。

ちなみに、xAIはマスク氏が他に運営するTeslaやX(Twitter)とは直接関係がない会社との事です

xAIは世界最大級の世界最大級のAIコンピュータ・クラスターである「Colossus」を開発しています。

Grok

xAIは、対話型のAI・Grokを開発し、Xに搭載しています。

Grokは当初、Xの有料プランであるX Premiumに加入しているユーザーしか使えませんでしたが、2024年12月6日から誰でもXのウェブサイトやアプリから無料でGrokを利用することができます

Grokを開発しているxAIは、「Grok は『銀河ヒッチハイク・ガイド』をモデルにした AI」であるとXのポストで説明しています。

Grokは「銀河ヒッチハイク・ガイド」をモデルにした AI であり、ほとんどすべての質問に答えられるように設計されており、さらに難しいことに、どのような質問をすればよいかを提案することさえできます。

出典:xAI / X

GrokのURLは当初 grok.x.ai でしたが、xAIはドメイン Grok.com を購入し、2025年1月ごろから grok.com で運用されるようになりました。

xAIの歴史

2023年4月、ネバダ州で「X.AI Corp.」を設立したと報じられる

7月12日、イーロン・マスク氏は自身のXに「現実を理解するため、xAIの設立を発表します」と投稿し、xAIの設立を正式に発表しました。創業メンバーはマスク氏を含め12人で、Google DeepMind、OpenAI、Google Research、マイクロソフト・リサーチ、テスラ等での経歴を持つ人材が集まっている

また、マスク氏は2023年4月17日に公開されたFoxNewsのインタビューで、「TruthGPT」(トゥルースGPT)という「宇宙と自然を理解しようとするAI」を開発すると述べています

2023年11月4日に、独自の言語モデルである「Grok」を発表しました

2024年3月11日にGrokについて、マスク氏は「今週、オープンソース化します」と発言しました。その後、3月17日にGrokがオープンソース化されました。

2024年5月26日、シリーズB資金調達ラウンドで60億ドル(約9400億円)を調達したとブログで発表。主要投資家にValor Equity Partners、Vy Capital、Andreessen Horowitz、Sequoia Capital、Fidelity Management & Research Company、Prince Alwaleed Bin Talal、Kingdom Holdingなど。

6月5日、テネシー州メンフィスのGreater Memphis商工会議所が、xAIがメンフィスに“世界最大のスーパーコンピュータ”である「Gigafactory of Compute」を建設すると発表

12月6日ごろからXの無料ユーザーにもGrokを提供開始

12月23日、xAIがシリーズC資金調達ラウンドで60億ドル(約9420億円)を調達しました。この資金調達ラウンドでは、通常の投資家以外にも、「戦略的投資家」であるNvidiaとAMDが参加しています。

2025年

1月9日、米国など一部の国で、Grokのスタンドアローンアプリ提供開始

1月19日に、日本でもGrokの独立したアプリを公開

2月18日、「Grok 3」を発表

2月20日、「Grok 3」がXで利用できるようになったと発表

3月18日、テキストから動画を生成する高度な動画生成モデルを開発しているAIスタートアップ「Hotshot」を買収。この買収に関して、マスク氏は「クールなビデオAIが間もなく登場する!」とXにポストしました

4月17日、Grokにメモリ機能が搭載される

5月19日、MicrosoftのAzure AI FoundryでGrok 3の一般利用が可能になった。同日に開催されたイベント「Microsoft Build」で発表された。この動きについては5月2日にThe Vergeが報じていた

5月23日、マスク氏が率いるDOGE(政府効率化省)のメンバーが、Grokを利用して政府が保有する機密データの分析を行っている事が報じられる

6月5日、米テネシー州メンフィスのGreater Memphis商工会議所は、xAIがメンフィスに“世界最大のスーパーコンピュータ”である「Gigafactory of Compute」を建設すると発表

6月30日、100億ドル(約1兆4300億円)を調達したと公表。半分は社債の発行や借り入れ、もう半分は株式発行によるもの。

7月4日のアップデートで、Grokが反ユダヤ的な主張を行ったり、「メカ・ヒトラー」を自称して話題になりました

7月9日、Grok 4を公開

8月19日、AIチャットアプリ「Grok」をアップデートし、「コンパニオンモード」のキャラクターに新衣装を追加した

関連ニュース

GETTR(ゲッター)

GETTR(ゲッター)はX(旧Twitter)のようなデザインが特徴のSNSです。

2021年7月1日にアプリが公開され、アメリカ合衆国の独立記念日である7月4日に正式スタートしました

2022年10月には日本法人を日本法人を設立し、日本市場に正式に参加しました。ウェブサイトも日本語に対応しています。

名前 GETTR(ゲッター)
ジャンル SNS
タイプ SNS
URL gettr.com
日本版 あり
開始日 2021年7月4日
運営者 GETTR USA, Inc.

サービス名は「Get Together(集まろう)」の略です。

1つの投稿の文字数は最長777文字、最大6枚の写真、1つのGIFファイルあるいは1つの動画を含めることが可能で、ギフトカード引き換えプログラム(収益化)の交換など珍しい機能もあります。

また、本人確認済みである事を示すバッジは赤色です

GETTRの使命

GETTRはドナルド・トランプ氏の元上級顧問であるジェイソン・ミラー氏が立ち上げました

言論の自由を標榜し、ビッグテック(GoogleやFacebook)に立ち向かう事を使命としています。

GETTRは、検閲と戦い、オンラインユーザーに言論の自由を取り戻すために生まれました。他のプラットフォームで行われている強引で政治的な検閲から守られながら、多様なアイデアを共有するためのプラットフォームを提供します。

世界で影響力を持つビッグテックに立ち向かい、言論の自由、独立した思想、政治的検閲を拒否する権利のために戦う何百万人ものユーザーの一員となって、歴史を作っていきませんか?

出典:GETTR

とはいえ、無法地帯という訳ではなく、利用規約もちゃんと存在し、ルールに違反したユーザーはX(Twitter)などと同様に凍結されます。

公式サイト:GETTR