iPhoneのカメラでも、ちょっとしたコツを抑えるだけで非常に綺麗な動画を撮ることができます。
そのためのコツやテクニックを紹介します。
カメラのレンズを掃除する
まずはiPhoneのカメラのレンズをキレイに掃除しましょう。
iPhoneのカメラのレンズは常に外に晒されており、汚れやすいです。
特別な道具は入りません。マイクロファイバーの布や綿棒などでほこりや油分をキレイに拭き取ればOKです。
撮影中は機内モードにする
動画の撮影中にFacebookやLINEの通知が出てきたら邪魔ですよね。
ただ通知が出てくるだけならともかく、電話のように処理するまでずっと音がなっているようでは集中して撮影できないどころか、撮影を中断しなくてはなりません。
そこで、撮影をするときはiPhoneを機内モードにしましょう。
機内モードは文字どおり、飛行機内で利用することを想定している機能で、Wi-Fiは使えますが、LTEや通知をシャットアウトできる便利な機能です。
機内モードにするには、設定画面を開くか、画面を上にスワイプしてコントロールセンターを表示し、飛行機のマークをタップすればOKです。
横向きで撮影する
iPhoneで動画を撮影する際は常にランドスケープモード (横向き画面)で撮影しましょう。
スマートフォンなので縦向きで写真を撮影することもあるかもしれませんが、動画はやはり横で撮影するのが良いです。
iPhoneはほぼ16:9の比率なので、横向きで撮影しておけば、のち、YouTube等にアップした際にも上下左右の黒いバーが出ないため見栄えが良いです。
ズーム機能を使用しない
iPhoneのズーム機能は、レンズを使用した光学ズームではなく、ソフトウェア上で処理しているデジタルズームです。
そのため、ズームを使うと細部がきれいに撮れず、画質も悪くなってしまいます。
iPhoneで動画を撮る際はズームを使わず、被写体に近づいて撮影しましょう。
ただし、iPhone 7 PlusやiPhone 8 Plusにはデュアルカメラが搭載されているため、レンズを使って、キレイな画質のままズームすることが可能です。
露出ロックを使用する。
iPhoneは自動的に被写体にピントを合わせ、露出 (カメラに入る光の量)を調整してくれます。
喋っている人など、動きがある被写体を撮影する場合、この自動調整機能のせいで動画がガタガタしてしまうことがあります。
そこで、自動的に露出を調整するオート露出/オートフォーカス機能をロックしましょう。
「AE/AF ロック」を使用するには、画面をカメラアプリを立ち上げた状態でAE / AFボックスが表示されるまで長押しします。
すると、フォーカスがロックされ、指を上下にドラッグすることで露出を調整できるようになります。
普段はあまり使わない機能かもしれませんが、動画をシャープにするために役立つので覚えておきましょう。
タイムラプスやスローモーション機能を利用する。
iPhoneには通常のビデオに加えて、タイムラプスやスローモーションを撮影する機能がついています。
カメラアプリを開いたら、画面下部を左右にスライドすることで、写真、動画、スローと選択できます。
これらの機能をうまく使うと、シンプルな動画も面白くできるので、ぜひテクニックとして覚えておきましょう。
タイムラプスやスローモーションの動画をiPhoneで撮影するときは、iPhoneを三脚等で固定するとうまく撮れます。
アタッチメントレンズを利用する。
様々な企業がiPhoneやAndroidで使える外付けのレンズを発売しています。
魚眼レンズや広角レンズなど、様々なレンズがあり、そのままのiPhoneでは撮影できない雰囲気の動画が撮影できます。
こうしたレンズを使うと動画の幅が広がるので、こうしたレンズにこだわってみるのもいいでしょう。
まとめ
最近ではiPhoneで撮影された映画やドラマも登場しています。
YouTubeなど、作品を公開する場もたくさんありますから、iPhoneを持っている方は動画作成に挑戦してみてはいかがでしょうか?