アフィリエイトリンクをクリックしてもらっても、リンクが切れていたり、リンク先の商品が売り切れていては、ユーザーは買い物ができないため利益に繋がりません。
アフィリエイトサイトでは、書いた記事をそのままにせず、定期的に過去記事をメンテナンスし、リンク切れや売り切れがあれば修正しましょう。
アフィリエイトリンクがリンク切れする理由
アフィリエイトリンクがリンク切れする理由は様々ですが、主に3つの理由が考えられます。
- リンクの設置方法を間違えた
- アフィリエイトの提供が終わった
- 商品の販売が終了した(売り切れや取り扱い終了など)
それぞれ詳しく説明します。
リンクの設置方法を間違えた場合
アフィリエイトリンクの設置を間違えて、リンクがうまく動作していない場合は報酬が発生しない場合があります。
ASPが提供する通常のテキストリンクであれば特に失敗するようなことはないでしょう。
しかし、アフィリエイトのリンクをリダイレクトして利用している場合やアフィリエイトリンクをカスタマイズして利用している場合は設定ミスなどにより、リンクをうまく設置できていない場合があるので注意しましょう。
特にGoogle AdSenseなど、中にはリンクのコードが複雑で設定ミスをしやすいものもあるので、サイトの説明などを確認してしっかり設定しましょう。
アフィリエイトの提供終了
アフィリエイトはずっと提供されるわけではありません。
基本的には企業がCMなどと同様、期限や予算、目標数などを決めてアフィリエイト広告を出稿します。
企業がアフィリエイト広告をやめた場合、そこでアフィリエイトの提供は終了です。
ひたすら新しい記事を書いていくブロガーの方など、提供が終了したアフィリエイトのリンクをずっと記事に貼りっぱなしにしている方を多くみかけます。
アフィリエイトが終了したリンクは報酬が発生しないだけでなく、場合によっては商品ページへの移動もできない完全なリンク切れとなる場合があります。
その場合、アフィリエイトの機会損失だけでなく、読者にとっても残念な体験になってしまいますし、SEO的にも非常に悪いので、すぐにメンテナンスするようにしましょう。
売り切れや価格変動にも注意
Amazonアソシエイト(Amazonのアフィリエイト)等の場合、リンクが切れていなくても、リンク先の商品が売り切れていたり、販売が終了している場合があります。
また、販売されていても価格が定価から大幅に上がっている場合もあります。
これはリンク切れではありませんが、商品が買ってもらえないという点でほとんど同じ状況といえます。
読者の方がアフィリエイトリンクをクリックしても、その先のサイトで商品が売り切れていたり、サービスの提供を終了していた場合には当然、読者は購入することができません。
また、転売やプレミア価格などで大幅に値段が上がっている場合も、読者は購入しなくなってしまう可能性があります。
このような状態では、どれだけ上手に商品を紹介してもアフィリエイトの報酬に繋がりません。
アフィリエイトで継続して稼ぐためには定期的に紹介している商品の価格などを調べ、売り切れや価格の上昇が起こっていないか確認しましょう。
もし、商品が売り切れていたり、価格が上がっていた場合には別の商品やお店を探しリンクを張り替えましょう。
まとめ
アフィリエイトリンクのリンク切れは、大きな機会損失です。
筆者も以前、アクセスがあるにも関わらずアフィリエイトの報酬が発生しないということがありました。
原因を調べてみたら、自分が記事で紹介していた商品が非常に値上がりしていました。
すぐに同じような商品で、もっと安い商品のリンクに張り替えたところ、また報酬が発生するようになりました。
どれだけ記事がアクセスを集めていても、その記事のアフィリエイトリンクが無効になっていたり、商品やサービスが販売終了になっていては、利益(アフィリエイト報酬)を得ることはできません。
たくさんの記事を書いている方の場合、過去に貼ったアフィリエイトリンクの管理が難しくなる場合もありますが、リンク切れを確認したりASPからのお知らせなどに気を配り対応するようにしましょう。
筆者はウェブサイトをWordPressで管理しているので、「Broken Link Checker」というプラグインを使い、自動でリンク切れを確認しています。