シリコンバレーの名門ベンチャーキャピタルで、WhatsAppに投資を行っていたセコイア・キャピタルは、2013年の社内メモに以下のように記しています。
Facebook、Microsoft、Yahoo、Google、Twitter、Tencent、NHNなど、合計時価総額7,500億ドルを超える複数の企業が、様々な時点でWhatsAppにアプローチしてきた。
戦略的関心の高まりは、WhatsAppが大規模でグローバル、独立系、そして成長を続けるモバイル専用資産という独自のポジショニングにあると考えられる。
このメモは、Metaと連邦取引委員会(FTC)間の独占禁止法裁判の中で明かされました。
名前が挙げられているNHNは、日本法人を通してLINEを開発した会社です(参考)。
もしNHNがWhatsAppを買収していたら、日本で普及しているメッセージアプリも、LINEではなくWhatsAppだったかもしれませんね。
参考:Plenty of companies were interested in WhatsApp before Facebook bought it.(The Verge)
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