Google AdSenseはグラドルの写真も禁止なのか?

Google AdSense(アドセンス)では、18禁の性的コンテンツだけでなく、全年齢でも閲覧可能なグラビアアイドルの画像であっても、広告配信が停止される可能性があります。

性的コンテンツは制限の対象

Google AdSenseは、性的描写が露骨なコンテンツを扱っているサイトには掲載できません。

また、描写が露骨でなくても、グラビアアイドルの写真のように性的なコンテンツを掲載している場合は、制限コンテンツの対象となり、そのページに広告が配信されなくなる可能性があります。

性的に満足させる、性的なものを暗示する、または性的刺激を目的とするコンテンツ
: 乳房、臀部、股間の拡大表示、衣服が透けて体が見えるシースルー、体の性的な部位をぼかしで加工したもの、誘惑するようにポーズを取ったり服を脱いだりしている男性や女性の、塗りつぶしなどで加工された画像

出典:性的なコンテンツ – Publisher Policies ヘルプ

基本的に、制限コンテンツの掲載は規約違反ではないので、そのページに広告が配信されないだけで済みます。

ですが、程度によってはアカウントの停止などペナルティを受ける可能性もあるので、AdSenseを利用しているサイトではグラドルの写真などを掲載しないのが賢明です。

アフィリエイト初心者がサイトを作る際に気を付けたい事

アフィリエイト初心者がサイトを作る際に気を付けたい事を10点解説します。

  1. サイトやブログのテーマが明確か
  2. テーマがしっかりと絞られている
  3. 適切な広告が掲載されているか
  4. 広告が工夫して掲載されているか
  5. 読者に有益な情報が豊富にあるか
  6. 実際に自分で利用した感想など、広告主のサイトには載っていない情報が豊富に掲載されているか
  7. 他のサイトにはない、自分ならではの情報の見せ方や工夫など、オリジナリティや個性があるか
  8. デザインや画像・写真の利用など見やすい工夫がされているか
  9. 写真や画像がわかりやすく使われているか
  10. 継続して更新されているか

JavaScriptの略称はJS。Javaではない

プログラミング言語「JavaScript」を略す際は「JS(ジェーエス)」と略しましょう。

公式ウェブサイトにもこう書かれています。

JavaScript® (よく JS と略されます)

出典:JavaScript について – JavaScript | MDN

決して「Java」と略してはいけない

「JavaScript」を決して「Java」と略してはいけません。

なぜなら、プログラミング言語には全く別物の「Java(ジャバ)」という言語が既に存在しているからです。

つまり、「JavaScript」を「Java」と言ってしまうと、別のプログラミング言語を指してしまうという事です。

Javaの公式ウェブサイトにも、両者が別物であることが記されています。

JavaScriptプログラミング言語は、Netscape, Inc. により開発されたプログラミング言語で、Javaプラットフォームの一部ではありません。

出典:JavaScriptとJavaとの違い

まとめ

そんな訳ですので、JavaScriptを略称で呼びたい(書きたい)場合は、「JS」と呼ぶ(書く)ようにしましょう。

JavaScriptの略称はJS、Javaダメぜったい

お名前ドットコムは管理画面が使いづらく広告メールも非常に多いので不便!

ドメイン取得サービス「お名前.com(お名前ドットコム)」は悪質&不誠実なのでオススメできません。

この記事ではお名前ドットコムの不便な点を紹介します。

広告メールが非常に多い

お名前ドットコムは、1つでもドメインを取得すると、広告メールを大量に送ってくる事で有名です。

大事なメールを見落としてしまうほどの大量のメールは非常に迷惑です。

お名前.com 使いづれえ。もうとっくに登録してるのに、ドメインが安いだのと宣伝メールが1日何通もくる。かといってインターフェイスが使いやすいわけでもないどころか、冷静に値段を比較してみると、むしろ高いくらい。ちゃんと調べてから登録すればよかった…

— Walt Ander (@Gane_DD)

LINEやSMSにも広告を送ってくる

筆者が経験したことあるのはメールだけですが、最近はLINEやSMSでも宣伝を送ってくるようですね。

管理画面も嘘と広告が多い

お名前ドットコムは単に広告メールが多いだけではありません。

管理画面は様々な嘘(ユーザーを意図的にだますダークパターン)でユーザーが間違ってドメインを購入するように誘導してきます。

加えて、動作が重く、広告も邪魔で使いづらいです。

まとめ

筆者もかつては料金が安いと思い、お名前ドットコムを利用していましたが、広告メールがあまりにも多く、管理画面も使いづらいので別のサービス(Xserverドメイン)に引っ越しました。

更新料金が多少上がってしまうのは仕方ない…と思っていたのですが、他社サービスが値下げしたのか、今では料金もお名前ドットコムが特に安い訳では無いので料金面でも得しました。

これからドメインを取得する方は、お名前.com以外のサービスを利用する事をオススメします。

WordPressでコメントを無効にする方法

WordPressでコメント機能を無効にして、コメントを受け付けないようにする方法を解説します。

プラグイン等を利用しない方法なので、安全でカンタン・確実です。

WordPressの設定からコメントを無効にするには

WordPressのコメントを無効にする方法は以下の2種類があります。

どちらも、プラグインや特別なカスタマイズは不要で、WordPressの管理画面から出来る方法です。

全ての投稿でコメントを無効にする方法

WordPressのサイドバーにある「設定」から「ディスカッション」へと進みます。

WordPressの設定からディスカッションを開く

「ディスカッション設定」のページに進んだら、「デフォルトの投稿設定」の項目にある一番下の「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外し、一番下にある「変更を保存」という青いボタンをクリックしましょう。

「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外す

これで、今後投稿される新しい記事のコメント機能が無効になります。

過去の投稿へのコメントも許可・無効にする

上で紹介した方法では、既に公開している投稿にはコメントをつけることが可能です。

公開済みの過去の投稿へのコメントも無効にしたい場合は、下にある「他のコメント設定」の項目の中にある「_日以上の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる」にチェックを入れ、日付を入力します。

初期は14日になっているはずです。過去の投稿も全てコメントができないようにするには「0」を入力しましょう。

設定を終えたら、一番下にある「変更を保存」という青いボタンをクリックし、設定を保存します。

これで全ての投稿でコメントが無効になり、投稿にコメントをすることはできなくなります。

再びコメントを受け付けたい場合には、これらの設定を元に戻せばOKです。

投稿ごと個別にコメントを許可・無効にする方法

WordPressでは投稿ごと個別にコメントを許可・無効に設定することもできます。

投稿ごと個別の設定は、上で紹介したWordPress全体の設定よりも優先されるので、サイト全体でコメントを有効・無効にしていても、投稿ごと個別にコメントを有効・無効にすることができます。

編集画面からコメントを許可・無効にする

投稿の編集画面(投稿を編集)を開き、「ディスカッション」の中の「コメントを許可」にチェックを入れるだけです。

WordPressで投稿ごとにコメントを許可する

(「コメントを許可」という項目が表示されていない場合は、編集画面の右上にある「表示オプション」から「ディスカッション」を表示させましょう。)

投稿一覧ページからコメントを許可・無効にする

コメントの許可・無効は投稿一覧ページから「一括操作」も可能です。

この方法であれば、記事の編集画面を開かず、記事一覧の画面からコメントの許可・無効を操作することもできます。

まとめ

近年はSNSでのコミュニケーションが盛んなので、コメント機能は必要ないという方も多いかと思います。

コメントを無効にしたい方はぜひこの設定を試してみてください。

どれもWordPressに最初から備わっている設定で、プラグインなどは必要ないので安全です。

【SEO】長文記事は複数の小さな記事に分割すべき?

SEOにおいて、長文の記事を複数の小さな記事に分割し、記事間でリンクさせても良いのか?

記事を分割する事で内容が薄いコンテンツ(≒低品質コンテンツ)と見做されてしまわないのか?

長文記事を分割して複数の短文記事にする事の是非について解説します。

記事分割の是非はケースバイケース

長文の記事を分割して複数の短文記事にする事が、SEOにおいてどう扱われるのか?

結論から言うと、その是非はケースバイケースです。

Googleの検索オフィスアワーで、Google検索チームのリジー・サスマン氏は「長いトピックを扱っている記事を小さな記事に分割して相互リンクさせたら、薄いコンテンツとみなされるのでしょうか?」という質問に対しこう回答しています

まあ、そのコンテンツを見ないとわからないですね。しかし、文字数だけでは、コンテンツの薄さを示すことはできません。あるトピックを深く掘り下げる徹底的な記事もいいですし、理解しやすいトピックに分割することも同様にいいことです。

トピックとそのページのコンテンツによりますし、読者のことを一番よく知っているのはあなたです。ですから、私はユーザーにとって何が一番役に立つか、そしてどんなトピックであれ、各ページで十分な価値を提供できているかということに焦点を当てます。

参考:November Google SEO Office Hours  |  Google Search Central Blog  |  Google Developers

「長文だから良い」「短文の方が良い」という単純な話では無く、読者にとってもっとも良い形を取るべきだというのがGoogle検索チームの回答だという事ですね。

しかし、「読者の事を考えて判断しろ」というのは正論ではありますが、さすがに曖昧過ぎて良く分からないですよね。

では具体的にはどうすれば良いのか?次の項目で解説します。

記事を分割するか否かを判断する基準

記事を分割するか否かどうやって判断すれば良いのか?

月間250万PVを超えるウェブメディア「サルワカ | サルでも分かる図解説明マガジン」の管理人(当時)であるcatnose氏は、以下の2点を判断基準として挙げています。

1つめに、ユーザーが求めている情報により簡単にアクセスできるようになるかということです。例えば「1つの記事にA、B、C、D、Eとたくさんの情報が盛り込まれているものの、Cの情報だけを知りたいユーザーが多数いる」場合には、Cを別記事に分けるのは有効だと思います。記事の文字数が多く「Cの情報が埋もれてしまっている」ような場合にはなおさらです。

2つ目は、テーマが異なっているかどうかということです。今回のケースでは、2つの記事で明らかにテーマが異なっていました。分割された記事がどちらも似たテーマの場合には重複コンテンツとみなされて、新規は上位に上がらず、元記事は検索順位が落ちてしまう、なんていうこともあり得そうです。

出典:1記事を公開後に複数に分割するのはSEOに悪影響を与えるか

筆者もこの考え方に賛同です。

読者が何を目的に記事にアクセスしているのかは、Google Search Consoleで記事の検索キーワード等を調べる事である程度は把握できるので、記事公開後にそうしたデータを見ることで、記事を分割するべき判断する事ができます。

逆に、記事を統合する場合も同様です。似たようなテーマで文章も少ないのであれば、記事を統合して1つの記事で読めるように対応すると良いでしょう。

もし、記事を公開する前でGoogle Search Console等のデータが無い場合には、「1記事1テーマで書く」「読みやすい文章量に収める」ということを基本的な指針として判断すれば良いでしょう。

まとめ

ウェブサイトの中には、一度記事を書いたらそのまま放置してしまうサイトがありますが、それはよくありません。

定期的に過去記事を確認し、読者の反応や内容の変化に応じて記事を分割したり、逆に統合すると、読者にとって便利で読みやすい記事を作る事ができます。

ウェブサイトの文章は後から容易に加筆修正する事ができるのが強みです。過去記事も放置せずアップデートし、SEOを強化しましょう。

【SEO】過去記事は定期的に更新すべき

Googleや読者に評価されるウェブサイトを作るための方法は、ただ新しい記事を書いて更新するだけではありません。

記事を書いた後も放置せず、定期的にチェックして追記や更新を繰り返し、内容の充実を図る事も大切です。

過去記事をチェックしてみると、案外加筆修正の余地がある記事が見つかるものです。

ホームページ制作やメディア事業を行っている株式会社WEB企画の水野氏は自身のブログでこう述べています。

記事数単位でもいいですし、期間単位でもいいので更新し続けるサイトは定期的に見直し日を明確に決めることって大事だなと痛感しています。

(中略)

外注記事だけをどんどん新規記事で入れ込んでいくのは、1、2年は問題ないのですが、その後、どんどん記事が劣化していくので、その対策を今のうちから仕組みの中に取り入れることがすこぶる大事なのではと思います。

現に何も手付かずの5年前の記事がずっと上位に居続けているサイトってあまりみたことがないからです。

2年以上運営しているブロガーさんも記事をどんどん追加しているのに昔のようにトラフィックが伸びない場合には過去記事のリニューアルを疎かにしているからかなー、と。ブロガーさんの知り合い少ないのでわかりませんが。

出典:1万記事以上入ったサイトをフルリニューアルした過程と結果!ゴクリ – アフィリエイト戦記

例え書いた当時は完璧だと思っていても、時間が経つにつれて記事の質が落ちることは決して珍しい事ではありません。

記事の内容が古くなって役立たなくなったり、自分の知識が増えた事で(相対的に)過去記事の内容が薄く感じたり、出典のリンクが切れていたり…

記事が時代遅れの低品質なものにならないよう、定期的に過去記事をチェックし、適宜加筆修正しましょう。

筆者の個人的な体験談から言っても、過去記事の更新はSEOやアクセスアップの為に非常に重要です。

【SEO】サイトに低品質コンテンツがある場合の4つの対処法

自身のウェブサイトに質の低い記事…いわゆる「低品質コンテンツ」がある場合、どのように対処すればよいのでしょうか?

低品質コンテンツに対処し、SEOにおいて良い結果を得るための方法を解説します。

全てGoogle自身が推奨している方法です。

低品質コンテンツの対処法

サイト内の低品質な記事を削除したり、内容を更新して改善することで、サイト全体の検索順位が改善する可能性があります

もし、サイト内に品質に低い記事があった場合は、以下の方法で改善・対応しましょう。

  • ページを削除する
  • noindexを付けてGoogleから認識されないようにする
  • 記事を加筆修正して改善する(更新する)
  • 他のウェブサイト(ドメイン)に移動する

1つ1つ解説します。

ページを削除する

低品質なコンテンツへの対処法としてもっともカンタンなのはそのページを削除してしまう事です。

品質が低く、アクセスもない、特に改善できる点もない…そんな低品質コンテンツ(クオリティが低い記事)を削除することで、他の記事やウェブサイト全体の評価が上がり、Google検索で自分のコンテンツが上位に表示される可能性が高まります。

Googleは公式のドキュメントでこう記しています。

ウェブサイトの一部に質の低いコンテンツが掲載されている場合に、サイト全体のランキングに影響が及ぶ可能性があります。

そのため、質の低いページを削除する、コンテンツの内容が薄いページを有用なページに統合あるいは改善する、または質の低いページを別のドメインに移動することによって、コンテンツの質が良くなり、掲載順位が上昇する可能性があることをもう一つの具体的なガイダンスとして提示しています。

出典:質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス  |  Google 検索セントラル ブログ

こちらの記事が最初に公開されたのは2011年ですが、2019年にはGoogleのスタッフであるジョン・ミューラー氏が低品質コンテンツに対処する方法の1つとして「コンテンツを削除すること」をあげています

さらに、2022年にはヘルプフル コンテンツ アップデートの導入に併せて、公式ブログでこの点が再び強調されました。

有用でないコンテンツ自体だけでなく、そうしたコンテンツを比較的多く含むと判断されたサイトにあるコンテンツも、ウェブ上の他のコンテンツを優先して表示すべきと判断されて、検索での掲載順位が下がります。そのため、有用でないコンテンツを削除することで、他のコンテンツのランキングが改善する場合があります。

出典:Google 検索のヘルプフル コンテンツ システム | Google 検索セントラル

SEOにおいて、サイト全体の評価を高めるために、低品質コンテンツを削除する事が現在でも有効である事がよく分かります。

この方法が有効である事は、SEOの専門家によっても確認されています。

SEOやマーケティングのコンサルティングやサービスを提供している会社「MOZ」の創設者であるランド・フィッシュキン氏は、Xでこう述べています

粗末なページを削除してランキングを上昇させた事例ならいくらでもある。公のもので十数件、表に出せないものなら数百件はある。

日本のSEO業界で有名な鈴木謙一氏も、Web担当者Forumの記事でこう述べています。

低品質ページをごっそり削除した結果、残っているページの検索順位が改善した事例を2~3件知っている。

出典:低品質コンテンツは削除すべき? 改善すべき? ゲイリーの正論vsランドの現実【SEO記事11本まとめ】

しかし、削除すべきコンテンツを見極めるのは案外難しいものです。

海外では、文字数(英語なので正確には単語数)が少ないページを低品質コンテンツと考え削除したところ、アクセスの60%を失った事例もあります(厳密には、検索からのアクセスのうち、60%が404ページにたどり着く結果になってしまった)。

「低品質コンテンツ」と一言で言っても、具体的にどのページが低品質コンテンツなのか適切に判断しなければ、逆にサイトの評価を落としたり、アクセス数が減ってしまう可能性があるという事です。

ですので、「文字数が少ない」とか「アクセスが少ない」といった安易な理由でページを削除してはいけません。良く分からなければ削除しない方が良いでしょう。

そのコンテンツの品質については、慎重に判断することが大切です。

noindexを付与する

コンテンツは残しておきたいが、検索結果には表示されなくて良い(Googleに評価対象にしてほしくない)という場合には、noindexの利用がオススメです。

noindexについては、Googleの公式ウェブサイトの情報が参考になります。

参考:noindex を使用してインデックスから除外する | Google 検索セントラル

WordPressなどを利用していると、カテゴリー一覧やタグ一覧のように、意図せずに生成されてしまうページがあると思います。

noindexを利用すれば、そうしたページをGoogleの評価対象外にする事ができます。

逆にいうと、noindexを設定するとそのページはGoogleから評価されず、検索にも出なくなってしまうので、設定する際は重要なページにnoindexを設定しないように気を付けましょう。

記事を改善する(更新する)

サイトのクオリティを高める方法は、新しい記事を書くことだけではありません。

既存の記事を加筆修正し、クオリティを高めることも大切です。

Googleスイスのサーチトレンド・アナリストを務めるゲイリー・イリェーシュ氏は、低品質コンテンツの対処法として、記事の改善(低品質な記事を高品質な記事に作り直すこと)を最も推奨しています。

低品質だと思われるページが見つかった場合、そのページからの検索トラフィックを期待するのであれば、「削除」や「noindex」ではなく、「品質改善」が最も望まれる対処法となる。イリェーシュ氏はこれを推奨している。

出典:低品質コンテンツは削除すべき? 改善すべき? ゲイリーの正論vsランドの現実【SEO記事11本まとめ】

これはブロガーやアフィリエイターに限った話ではありません。海外では大手メディアも取り組んでいる方法です。

アップデートが定期的になされ、いつまでも賞味期限が切れない内容のコンテンツもパブリッシャーにとって重要だ。検索で見つけてもらう大きな助けとなるからだ。たとえば、ハウツーものやレシピ紹介などは時間が経っても古くならない。

ライフスタイル系のメディア「About.com」ではトラフィックの約2/3は、健康や会計関連といった、いつまで経っても実用的なコンテンツに検索で訪れるユーザーから成り立っている。そのため、CEOのニール・ヴォーゲル氏は、「About.com」のライターたちは新しいコンテンツを作るのと同じくらいの時間を、すでに配信したコンテンツをアップデートするのに費やしているという。

「About.com」の健康にフォーカスしたバーティカルサイト「ベリーウェル(VeryWell)」には、約5万ものコンテンツがある。同メディアのコンテンツの平均寿命は285日なのだそうだ。もっとも人気の記事は、もっともアップデートされる記事となっている。

出典:コンテンツの再利用、米大手パブリッシャーの取り組み:記事の平均寿命をいかに伸ばすか? | DIGIDAY[日本版]

既存のコンテンツを更新することは、既存の記事…すなわち自身のブログやウェブサイトに蓄えられた資産を活用する事です。

内容が古くなってしまった記事を更新したり、内容が薄いページを加筆修正するだけで、多くのアクセスを得られるチャンスがあります。

誤字脱字の修正や新情報の追加など、記事を更新してクオリティを保ち、読者の役に立ち続けるよう努力しましょう。

他のウェブサイトへ移動する

質の低いコンテンツを別のウェブサイト(別のドメイン)に移動するのも良い方法です。

この方法もGoogleの公式ブログで紹介されています。

ウェブサイトの一部に質の低いコンテンツが掲載されている場合に、サイト全体のランキングに影響が及ぶ可能性があります。

そのため、質の低いページを削除する、コンテンツの内容が薄いページを有用なページに統合あるいは改善する、または質の低いページを別のドメインに移動することによって、コンテンツの質が良くなり、掲載順位が上昇する可能性があることをもう一つの具体的なガイダンスとして提示しています。

出典:質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス  |  Google 検索セントラル ブログ

なお、ここでいう別のドメインとは完全に独立したドメインであって、サブドメインでは意味が無いようです。

サブドメインでは効果がないようです。

WebmasterWorldのスレッドによれば、いっときは改善するもののすぐに再びランキングが下がってしまったとのことです。

パンダ・アップデートで低品質とみなされてしまったサイトは親ドメインでくくられてしまっているのかもしれません。

移動するなら完全な別ドメインにした方がよさそうです。

出典:低品質なコンテンツを“サブドメイン”に移動するのはパンダ・アップデート対策になるのか

まとめ

ウェブサイトのクオリティを高め、SEOで良い結果を出すためには、ただ新規コンテンツを作るだけでなく、既存のコンテンツに目を向けることも大切です。

もし既存のコンテンツの中に低品質なコンテンツがある場合には、ここで紹介した内容を元にコンテンツを改善・処理すると良いでしょう。

参考