独自ドメインを取得する際に注意すべき4つの点

WordPress等で自分のブログやウェブサイトを作る際は、独自ドメインを使いたいですよね。

この記事では独自ドメインを取得する際に注意すべき点を解説します。

  • 信頼できるサービスを使う
  • 信頼できるトップレベルドメインを選ぶ
  • 料金をよく確認する
  • Whois情報公開代行を使う

信頼できるサービスを使う

ドメインを取得する際は、信頼できるサービスを使うことが大切です。

ドメインは自身のウェブサイトを成す非常に重要なインフラなので、万が一トラブルが起これば大惨事に繋がりかねません。

例えば、Googleが提供していたドメイン取得サービスである「Google Domains」は、問題を見つけた際に事前の通知なくドメインを凍結したり、わずか8年(ベータ版を卒業してからわずか1年)でサービスを終了したりと、お世辞にも信頼できるサービスとは言えませんでした。

また、日本の著名なドメイン取得サービスのお名前ドットコムは、非常に使いづらいことで有名です。

他にも、ネットで調べると、ドメイン取得サービスの評判や過去のトラブルが分かるので、事前に最低限のリサーチをして、信頼できるサービスを使ってドメインを取得するようにしましょう。

信頼できるトップレベルドメインを選ぶ

トップレベルドメインとは、「.jp」や「.com」といったドメインの最後(一番右端)の部分です。

トップレベルドメインの中には、インフラとして脆弱なものや、スパムなどに多用されているものもあるので、あまりメジャーでないものは避けたほうが無難です。

例えば、IT系のサービスなどで採用されている.ioは信用性に難ありです。

独自のニュースフィードやアクティビティストリームを作れるサービスである「Stream」では、公式サイトのURL「getstream.io」でわかるように、.ioドメインを使ってきましたが、2017年9月20日にシステムモニタとヘルスチェックで断続的な障害が発生。ドメイン名の解決ができなくなり、サービスが実質的に使えなくなる事態に陥ったとのこと。

(中略)

Steamでは今回の「事件」を受けて、コアAPIでの.ioドメイン利用を中止。信頼性を考えると「.com」「.net」「.org」のような広く使われているgTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)を使うのが最も簡単な方法だと結論づけています。

出典:「.io」ドメインを製品版で採用してはいけない理由

.xyzや.blogなど、新しいドメインやマイナーなドメインを使うのも、やめておいた方が無難でしょう。

オススメは.com

オススメのドメインは「.com」です。地名度抜群で信頼性も高いです。

メディアプラットフォームの「note」もSEOや信頼性の面からドメインを「note.mu」から「note.com」に変更しています

少し料金は高くなりますが、「.jp」もオススメです。

「.jp」は日本国内に住所を持つ組織・個人・団体しか取得できないため、.comより希望の文字列を取得しやすいです。

法人であれば、co.jpの取得を検討しましょう。「.co.jp」は日本の法人しか取得できないという制限があります。

なので個人が取得するのは難しいのですが、その分文字列が空いている事が多く、信頼感も特に高いです。

料金をよく確認する(特に更新料に注意!)

ドメインを取得する際は、料金をしっかり確認しましょう。

ドメインは多くの場合、1年ごとに更新料がかかるので、料金が高いドメインを取得した場合、(長い目で見ると)大きな負担になる場合もあります。

特に注意すべきは更新料です。

ドメイン取得サービスによっては、初年度や初めての利用のみ割引価格となっている場合があります。

その為、1年目の料金は安くても、2年目以降は高額という場合があります。

例えば、お名前ドットコムでは、.jpドメインの場合、1年目(取得)は330円ですが、更新には3,124円がかかります。

わずか300円で取得できると思って安易に取得すると、翌年から10倍近い料金がかかってしまうので、ドメインを複数個取得していると、大きな負担になりかねません。

こうした事例は多くのドメイン取得サービスで確認できます。

ですので、ドメインを取得する際は、取得料金だけでなく、2年目以降の更新料にも注意しましょう。

Whois情報公開代行を使う

有効なドメイン(誰かが登録しているドメイン)は、ドメインの所有者や管理者の名前や住所、連絡先が公開されています。

こうした情報を「Whois情報」といい、誰でもカンタンに閲覧することができます。

ドメインを持つ人は、Whois情報の登録と公開が義務付けられており(一部例外あり)、Whois情報を非公開にする事は不可能です。

Whoisとは、ドメインの保持者の氏名、住所、電話番号などの登録者情報を誰でも閲覧できる情報提供サービスです。登録者情報はICANN(※)より一般公開することが義務づけられています。

出典:Whois情報公開代行|ドメイン取るならお名前.com

しかし、趣味でブログやウェブサイトを作りたい人が、名前や住所をネット上に公開するのは抵抗がありますよね。

そこで利用できるのが「Whois情報公開代行サービス」です。

サービスにより若干名前が異なりますが、多くのドメイン取得サービスでは、自分の連絡先ではなく、代行会社の連絡先をWhois情報に登録できるサービスを提供しています。

例えば、お名前ドットコムでは「Whois情報公開代行」という名前で、エックスサーバー・ドメインでは「Whois代理公開サービス」という名前で提供されています。

このサービスを使えば、自分の個人情報を伏せたままドメインを取得・利用できるのでオススメです。

ただし、Whois情報の公開代行ができないドメインやサービスを提供していない企業もあるので、自分が取得したいドメインがWhosi情報公開代行できるのか、事前異しっかりとチェックしておきましょう。

まとめ

ドメインは誰でも簡単に取得できますが、ウェブサイトやメールアドレスに使うドメインは後から変更しづらいものなので、取得する前にしっかり考え、適切なドメインを取得しましょう。

無料ブログでアフィリエイトを使うべきでない8つの理由

ブログでアフィリエイトを行う際に無料ブログを使うのはおすすめできません。

その理由を解説します。

アフィリエイトに無料ブログではダメな理由

ブログでアフィリエイトを行う場合は、無料ブログを使うべきではありません。

その理由は主に以下の8つです。

  1. 自由度が低い
  2. 広告が入る
  3. 機能が乏しい
  4. 仕様変更のリスクがある
  5. サービス終了のリスクがある
  6. ブログの引越しが困難
  7. 無料ブログは譲渡ができない
  8. アフィリエイト側が禁止している場合も

それぞれ詳しく解説します。

無料ブログは自由度が低い

無料ブログにはさまざまな規約や機能の制限があるので、理想的な位置に広告や画像を設置できなかったり、そもそもアフィリエイトが禁止だったりします。

例えば芸能人が多く利用していることで有名な「アメーバブログ(アメブロ)」は無料ブログの中でも特に自由度が低いです。

デザインをカスタマイズすることがほとんどできず、Google AdSenseなどの広告を貼ることもできません。

もっと言うと、アメブロではアフィリエイトが禁止です(アメブロが自社が用意しているアフィリエイトサービス「Ameba Pick」のみ利用OK)。

誠に申し訳ございませんが、Ameba Pick以外のアフィリエイトリンクのご利用はできません。
※楽天ROOM、ポイントサイトの友達紹介のリンクは、ご利用いただけます。

出典:Amebaヘルプ|他ASPの利用について

また、コードをいじる事ができず、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleなど、アフィリエイトには必須の機能が使えない場合もあります。

そのため、無料ブログでは高度なアクセス解析やSEOを行う事が困難な可能性が高いです。

無料ブログには広告が入る

無料ブログを提供している会社も慈善事業でやっている訳ではありません。

彼らもお金を稼がなければいけないので、無料ブログではブログ上に強制的に広告が挿入されます(Mediumやnoteなど、広告が入らない無料ブログも一部あります)。

これらの広告はどれだけクリックされても、自分の収益にはなりません。

無料ブログは機能が乏しい

無料ブログはWordPressなどと比べて機能が乏しく、できることに限りがあります。

例えば、FC2ブログは2007~2010年くらいまでは非常に優秀なブログでした。

広告は非常に少なく、カスタマイズの自由度も高かったです。アフィリエイトもOKで広告も自由に貼れました。

しかし、その後は本気でアフィリエイトをするならばオススメできない状態になりました。

2011年以降のFC2ブログはスマホ対応やSNSとの連携が甘かったり、アイキャッチ画像(サムネイル)も公式ではサポートされないなど、機能不足による使いづらさが目立つ様になりました。

また、FC2の広告も非常に目立つ様になりました(現在は試験的に停止中とのこと)。

広告が目立つ様になったことを除けば、Fc2ブログが特に改悪したわけではありません。しかし、ブログやインターネットを取り巻く環境が変わる中、その変化についていけなくなり、時代遅れなものになってしまったのです。

筆者はここ数年、FC2ブログは使っていないので現在どうなっているのか詳しくはわかりません。

ですが、無料ブログは機能不足により、時代の変化についていけなくなる場合があるということはお分り頂けたかと思います。

現在はとても良さそうな無料ブログでも、将来はわかりません。

仕様変更のリスク

無料ブログはサービスを運営する会社の都合で、ブログの仕様が一方的に変更されるリスクがあります。

実際、無料ブログはここ数年の間に以下のようなことがありました。

  • ブログのURLが勝手に変更される(Bloggerなど)
  • 表示される広告の量が増える(FC2など)
  • スマホ対応やSNSとの連携にうまく対応していない(ライブドアブログなど)

どれもブログ上でアフィリエイトというビジネスを築くには大きなデメリットです。

数年前には、FC2ブログを利用していた月間180万PVを誇る人気ブログ「ホームページを作る人のネタ帳」が、SSL化を行う際のドメイン変更により、アクセスが10分の1に下がるというトラブルも起こっています

無料ブログは一方的に仕様変更されても文句は言えません。

仕様変更に対応できれば良いですが、対応できない場合には、収入やアクセス数において大きなダメージを負う可能性もあります。

サービス終了のリスク

上で無料ブログは仕様変更のリスクがあると述べましたが、場合によってはサービス自体が終了して、ブログのデータがなくなってしまうこともあります。

他のウェブサイトやブログにデータを移す機能や時間的な余裕があればまだいいですが、それらが無い場合にはコツコツ書いてきた記事が全て消えてしまいます。

無料ブログのサービス終了は決して珍しいものではありません。今非常に人気のnoteなども、将来はどうなるか分かりません。

仮に無料ブログで毎月100万円を稼げたとしても、サービスが終了してしまったらその時点で一文無しになってしまいます。これは大きなリスクです。

無料ブログは引越しが困難

無料ブログは別のブログサービスやWordPressなどにブログを引っ越しすることが困難です。

そのため、無料ブログが仕様変更したり、サービスが終了した際に、他のより良いサービスに移るということがカンタンにできません。

データをまとめてエクスポートする事ができれば良いですが、それが出来なければ、1記事ずつ手作業で記事や画像を別のウェブサイトに移動しなければなりません。

しかし、手作業で記事を移動しても、URLを引越し先のブログやウェブサイトにリダイレクトすることが出来ないため、アクセスが大幅に減ってしまう可能性があります。

無料ブログは譲渡ができない

更新しなくなったアフィリエイトブログを事業整理などを理由に売却する事があります。

しかし、無料ブログの場合、利用規約でブログの譲渡が禁止されている場合があります。

また、リダイレクトや記事のエクスポートなど、ブログの譲渡に使用する設定や機能が利用できない場合があります。

無料ブログを禁止しているアフィリエイトも

無料ブログ自体はアフィリエイトOKでも、アフィリエイト側が無料ブログの利用を禁止している場合があります。

自身や無料ブログ側に問題なくても、アフィリエイトを提供する企業側が無料ブログを避けている可能性もあるので、そうした面でも無料ブログでアフィリエイトをするのはおすすめできません。

まとめ

無料ブログはたくさんのアクセスにも耐えられますし、セキュリティが優れているものもあります。

何より手軽に使えて便利です。

なので「ブログを書くだけならば、アメブロなどの無料ブログを使えばいい」と思う方がいてもおかしくありません。

ですが、無料ブログは制限も多く、本気でアフィリエイトをするには向きません。

「とりあえずブログというものを試してみたい」「練習で記事を書きたい」といった本番前の練習やテストが目的ならともかく、本気でアフィリエイトで稼ぐためのサイトやブログを作るならWordPressなど自由度の高いCMSを使いましょう。

AdSenseの自動広告で特定のページを除外する方法

  1. Google AdSenseの「広告」をクリック
  2. 「サイトごと」タブのサイトの中から、除外ページを設定したいサイトの鉛筆のアイコンをクリック
  3. 「除外ページ」をクリック
  4. 「除外設定を追加」をクリック
  5. URLを入力し、「追加」をクリック
  6. 「サイトに適用」をクリックしましょう。

筆者は最後の「サイトに適用」を押し忘れていたため、除外ページを設定したにも関わらず、設定が反映されていませんでした。

「サイトに適用」は忘れずに押しましょう。

【HTML】文章に見出しを設定する方法

HTMLで「見出し要素」を使い、文章中に見出しを設定する方法を紹介します。

見出し要素とは?

見出し要素とは、名前の通り「見出しを作るため要素」のことです。

「見出しタグ」と呼ぶ場合もあります。

見出し要素にはh1~h6の6種類があります。

<h1>ここに見出し名が入ります</h1>
<h2>ここに見出し名が入ります</h2>
<h3>ここに見出し名が入ります</h3>
<h4>ここに見出し名が入ります</h4>
<h5>ここに見出し名が入ります</h5>
<h6>ここに見出し名が入ります</h6>

h1が一番大きな見出しで、h6が一番小さな見出しになります。

見出し要素を利用し、ウェブページの文章に階層構造を作る事で、論理的な記事を構成する事ができます。

実際にウェブページの文章を作成する際は、以下の様に利用します。

<h1>食べ物の種類</h1>

<h2>和食</h2>
<h3>和菓子</h3>

<h2>洋食</h2>
<h3>ピザ</h3>

<h2>中華</h2>
<h3>ラーメン</h3>
<h4>醤油ラーメン</h4>
<h4>塩ラーメン</h4>

一番大きな見出しであるh1はサイトや記事のタイトルに使用されます。

h2は大見出し、h3は中見出し、h4は小見出しになります。

各見出しの下に、通常の文章(上記の例では食べ物の解説など)を記します。

見出し要素は6種類全てを利用する必要はありません。

見出し要素の注意点

見出し要素を使う上での注意点をいくつか紹介します。

見出し要素は6種類

見出し要素はh1からh6の6種類です。

h0やh7はありません。

見出し要素は順番に使う

見出し要素の数字を飛ばさない様にしましょう。

例えば、h2の下に使う見出しはh3になります。h3の次はh4です。

数字を飛ばしても、特に問題なくページは表示されますが、適切ではありません。

デザインとは無関係

見出し要素に限らず、HTMLの役割はあくまで文章の構造を作る為のものであって、デザイン(色や文字サイズ)の変更を行うものではありません。

デザインは、基本的にCSSを使って調整します。

なので、「h1だと文字のサイズが大きすぎるから、h2を使う」というような使い方は適切ではありません。

そのような場合は、CSSを使い、h1の文字サイズを調整しましょう。

マークダウンの書き方

マークダウンで見出しタグ(hタグ)を書くためには、パウンド記号(ハッシュタグのハッシュ)を使います。

パウンド記号をhタグの番号と同じ数、文章の先頭に書けばOKです。

見出しはh1からh6まであるので、マークダウンでもh1からh6まで対応しています。

#h1 見出し
##h2 見出し
###h3 見出し
####h4 見出し
#####h5 見出し
######h6 見出し

上記のように書いた文章をHTMLに変換すると以下のようになります。

<h1>h1 見出し</h1>
<h2>h2 見出し</h2>
<h3>h3 見出し</h3>
<h4>h4 見出し</h4>
<h5>h5 見出し</h5>
<h6>h6 見出し</h6>

なお、h1、h2の場合は他にも記法があります。

h1の場合は直後の行にイコール「=」、h2の場合は直後の行にハイフン「-」を入力することで同様の結果が得られます。

h1 見出し
=

h2 見出し
-
参考

Google AdSenseは自己クリック禁止

自身のサイトに掲載しているGoogle AdSenseの広告を自分でクリックするのはポリシー違反です。

広告が正しく貼れているか確認するためのテスト目的であってもNGです。

自動、手動の手段を問わず、サイト運営者様が広告の表示回数やクリック数を作為的に増加させたりすることは禁止されています。これには、実際に掲載されている広告での動作テストも含まれます。

出典:アカウントの閉鎖につながった無効なトラフィックとポリシー違反 – Google AdSense ヘルプ

自分のウェブサイトを閲覧する際は、広告を間違ってクリックしないように気をつけましょう。

また、友人や知人、読者などにクリックを依頼するのもポリシー違反なので注意しましょう。表示されている広告に実際に興味があったとしてもダメです。

SEOに効果的なサテライトサイトの特徴

かつては無料ブログでサテライトサイトを量産したり、リンクを業者から購入することにも意味がありました。

しかし、現在ではそうした方法で獲得したリンクは、効果がないどころか、むしろマイナスの影響が出る可能性すらあります。

そうした時代の変化により、サテライトサイトはSEOにおいてその重要性が下がっています。

そのため、アフィリエイトで稼ぐためにサテライトサイトを作る際は、単にリンク目的(SEO目的)でサイトを作るのはオススメしません。

メインサイトを作る過程で得た知識が活かせるサブサイトや、将来的にメインサイトと並ぶサイトを目指せるサイト、メインサイトの内容を補完するサイトなど、よりリンク以外の実益を重視したサイトを作ることが大事です。

また、時代が変わってもリンクの重要性は変わりません。むしろ、リンクは今でもSEOにおいて重要な要素です。

メインサイトに向けてSEOに効果的なリンクを貼るためにも、サテライトサイトはクオリティ重視で作ることが重要です。

サテライトサイトを作る上で重要な点

メインサイトに向けて強力なリンクを貼れる、SEOに効果的なサテライトサイトを作る上で重要な点(特徴)を6つ解説します。

サテライトサイトは”量より質”で作る

サテライトサイトはページ単位でもサイト単位でも、量より質を重視して作りましょう。

無料ブログを量産する様なやり方ではNGです。記事も同様に、適当に他サイトの内容をコピペしたりするのではなく、ちゃんと読んでくれた人に価値を与えるクオリティが高いものでなければなりません。

量産した低品質なサテライトサイトからのリンクは意味がないだけでなく、スパム判定を受け、メインサイトのSEOに悪影響を与える可能性すらあります。

Googleも過去に、サテライトサイト(彼らの言葉では「誘導ページ」)についてブログで説明しています。

Google は、ユーザーの検索キーワードに最も関連性が高く、かつ有用な検索結果を提供するよう心がけています。そのため、ここで例にあげたような、検索エンジンからユーザーを誘導するだけのために作られた固有の価値を持たないページは、ガイドライン違反として対応させていただく場合があります。

ウェブマスターの方々の中には、ここまでの説明を読んで、実際ご自身の管理しているページに誘導ページに該当するものがあるかどうか、気になる方もいらっしゃることでしょう。その場合、検索エンジンがなかったとしても、そのようなページを作ったかどうか、考えてみてください。Google ではあくまでユーザーにとってそのページを訪れる価値があるかという観点から判断をおこなっています。本当にユーザーのために作られたページと、検索エンジンからの誘導のみを目的としたページとでは、手のかけ方に大きな違いがあることを Google は認識していますのでご安心ください。

出典:誘導ページ(Doorway Page)はガイドライン違反です

SEO目的であれ、直接の送客目的であれ、メインサイトのアクセスを増やすためだけに作られたページはGoogleに評価されないということです。

SEOを意識するのは当然ですが、サテライトサイト単体で価値あるサイトを作ることが大事だということです。

サテライトサイトもメインサイトと同様に丁寧に作りましょう。

世の中には何百というサテライトサイトからリンクを送るアフィリエイターの方などもいますが、効果的にも労力的にもオススメしません。特に初心者にはあまりにハードルが高いです。

メインサイトと関連したテーマを扱う

無関係のテーマを扱うサイトからリンクより、テーマに関連性のあるサイトからのリンクの方がGoogleに高く評価されます。

なので、サテライトサイトはメインサイトと同じテーマで作るようにしましょう。そうすることで、サテライトサイトからメインサイトへのリンクが(無関係のリンクより)評価されるようになります。

独自ドメインを使う

サテライトサイトを作る際は、無料ブログなどは使用せず、独自ドメインを取得して作成しましょう。

冒頭でも述べた通り、クオリティの高いサテライトサイトを作ることが重要です。

ですから、サービス終了などのリスクがある無料ブログは使わず、独自ドメインを使ってサイトを作ることが重要です。

特に近年はサテライトサイトにもクオリティが求められますから、最終的にはメインサイトとして活用することも考え、自由度の高い独自ドメインを利用することをオススメします。

中古ドメイン

サテライトサイトを制作する独自ドメインには中古ドメインを使う方法もありますが、中古ドメインを使ったSEOはハードルが上がりますし、リスクもありますから初心者の方にはオススメしません。

基本的にXserverドメイン(旧エックスドメイン)などで新しいものを取得してしまってOKです。

サーバーを分ける(IPアドレスを分散させる)

ウェブサイトを公開するためのサーバーにはIPアドレスが振られています。

このIPアドレスがメインサイトと一緒だと、サテライトサイトのSEO効果は弱くなってしまいます。

サテライトサイトのSEOの効果を高めるには、サーバーのIPアドレスがクラスC以上で分散するようにしましょう。

クラスCとは?

IPアドレスは点(ドット)で区切られ、クラス分けされています。

例:AAA.BBB.CCC.DDD

例えば、IPアドレスが123.456.789.000だったら789がCクラスです。

Cクラスが違えばGoogleは別サイトと認識し、リンクを貼った時の効果が上がりやすくなります。

別のサーバーを使えばIPも分散される(ことが多い)

一般的に、メインサイトと違うサーバーを利用すれば、IPアドレスはクラスC以上で分散されるはずです。

なのでサテライトサイトを作る際は、メインサイトとは違うレンタルサーバーを使って制作しましょう。

以前のようにサテライトサイトを量産する必要はないので、サテライト用にIP分散サーバーなどを契約する必要は(ほとんど)ありません。

安価なレンタルサーバーを1つ契約すればそれで十分です。

Googleのサービスに登録しない

せっかくサーバーを分けて自演しても、メインサイトと同じアカウントのGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleに登録しては意味がありません。

それではメインサイトとサテライトサイトの管理人が同じ人間であるとGoogleにバレてしまいます。

ですから、サテライトサイトではメインサイトと同じ広告やアクセス解析ソフトを使うのはやめましょう。

メインサイトのSEOに効果的なリンクの貼り方

実際にサテライトサイトができたら、メインサイトへリンク貼って、メインサイトの評価を高めましょう。

リンクは一方通行で

メインサイトとサテライトサイトを相互リンクしてしまうと被リンクの効果が薄まります。

リンクを貼る際はサテライトサイトからメインサイトに向けてのリンクのみ(一方通行)にしましょう。

メインサイトからサテライトサイトへリンクを貼ることオススメしません。

ディープリンクを貼る

サテライトサイトのトップページからメインサイトのトップページにリンクを貼るのはあまりオススメできません。

リンクを貼る際は下層(ディープ)から下層へ貼りましょう。

例えば、「投資のサイト」から「お金のサイト」へリンクを貼るのではなく、「投資のサイト」内の株に関する記事から、「お金のサイト」内の株に関する記事へリンクを貼る様にするのが大事です。

アンカーテキストをしっかり設定する

リンクを貼る際は、アンカーテキストをしっかり設定しましょう。

アンカーテキストとはリンクの文字列です。

株であれば「株の情報はこちら」という文字でリンクを貼るよりも、「初心者が株をする際に気をつけたいこと」など、リンク先のキーワードに合わせてアンカーテキストを設定しましょう。

リンク先の記事タイトルを使うのも悪くありませんが、アンカーテキストは分散させたほうが良いので、すべて記事タイトルで設定してしまうのはあまりオススメしません。

タイトルでリンクを貼るだけでなく、文章の一部をリンクにして貼るなど、工夫をしましょう。

まとめ

昔のように、無料ブログなどでいい加減なサテライトサイトを量産するやり方はオススメできません。SEOの効果がないどころか、むしろペナルティを受け逆効果になる可能性があるからです。

サテライトサイトを作る際はSEOやリンクのことだけを考えるのではなく、将来のメインサイトやグループサイトを作るつもりで取り組みましょう。

メインサイトはもちろんの事、サテライトサイトにおいてもクオリティの高いウェブサイトを作ることが重要です。

参考

Google AdSenseはグラドルの写真も禁止なのか?

Google AdSense(アドセンス)では、18禁の性的コンテンツだけでなく、全年齢でも閲覧可能なグラビアアイドルの画像であっても、広告配信が停止される可能性があります。

性的コンテンツは制限の対象

Google AdSenseは、性的描写が露骨なコンテンツを扱っているサイトには掲載できません。

また、描写が露骨でなくても、グラビアアイドルの写真のように性的なコンテンツを掲載している場合は、制限コンテンツの対象となり、そのページに広告が配信されなくなる可能性があります。

性的に満足させる、性的なものを暗示する、または性的刺激を目的とするコンテンツ
: 乳房、臀部、股間の拡大表示、衣服が透けて体が見えるシースルー、体の性的な部位をぼかしで加工したもの、誘惑するようにポーズを取ったり服を脱いだりしている男性や女性の、塗りつぶしなどで加工された画像

出典:性的なコンテンツ – Publisher Policies ヘルプ

基本的に、制限コンテンツの掲載は規約違反ではないので、そのページに広告が配信されないだけで済みます。

ですが、程度によってはアカウントの停止などペナルティを受ける可能性もあるので、AdSenseを利用しているサイトではグラドルの写真などを掲載しないのが賢明です。

【HTML】ルビ(ふりがな)を振る方法

HTMLでは、rubyタグを使う事で、文字にルビ(ふりがな)を振る事ができます。

rubyタグは以下のように記述します。

<ruby>漢字<rt>かんじ</rt></ruby>

<ruby>English<rt>イングリッシュ</rt></ruby>

こうして記述すると、それぞれ「漢字かんじ」「Englishイングリッシュ」と表示されます。

rubyタグは主要なブラウザすべてで対応しているので、特定の環境で表示がおかしくなるような事もまずないと思います。

参考

アフィリエイト初心者がサイトを作る際に気を付けたい事

アフィリエイト初心者がサイトを作る際に気を付けたい事を10点解説します。

  1. サイトやブログのテーマが明確か
  2. テーマがしっかりと絞られている
  3. 適切な広告が掲載されているか
  4. 広告が工夫して掲載されているか
  5. 読者に有益な情報が豊富にあるか
  6. 実際に自分で利用した感想など、広告主のサイトには載っていない情報が豊富に掲載されているか
  7. 他のサイトにはない、自分ならではの情報の見せ方や工夫など、オリジナリティや個性があるか
  8. デザインや画像・写真の利用など見やすい工夫がされているか
  9. 写真や画像がわかりやすく使われているか
  10. 継続して更新されているか

JavaScriptの略称はJS。Javaではない

プログラミング言語「JavaScript」を略す際は「JS(ジェーエス)」と略しましょう。

公式ウェブサイトにもこう書かれています。

JavaScript® (よく JS と略されます)

出典:JavaScript について – JavaScript | MDN

決して「Java」と略してはいけない

「JavaScript」を決して「Java」と略してはいけません。

なぜなら、プログラミング言語には全く別物の「Java(ジャバ)」という言語が既に存在しているからです。

つまり、「JavaScript」を「Java」と言ってしまうと、別のプログラミング言語を指してしまうという事です。

Javaの公式ウェブサイトにも、両者が別物であることが記されています。

JavaScriptプログラミング言語は、Netscape, Inc. により開発されたプログラミング言語で、Javaプラットフォームの一部ではありません。

出典:JavaScriptとJavaとの違い

まとめ

そんな訳ですので、JavaScriptを略称で呼びたい(書きたい)場合は、「JS」と呼ぶ(書く)ようにしましょう。

JavaScriptの略称はJS、Javaダメぜったい