サイバー犯罪の巣窟「防弾ホスティング会社」を実際に訪れるノートンのドキュメンタリー「インターネットで最も危険な街」

『インターネットで最も危険な街』は、現実世界とデジタル世界の境界をあいまいにするような未知の場所を探るドキュメンタリーシリーズです。ネット犯罪者の真の姿を明るみにして、ネットの脅威が現実世界にどのような影響をもたらすかを浮き彫りにします。『サイバー犯罪が潜む場所』では、地下壕、海上要塞、廃屋に設置されたりネット上に分散して設置されたりしている、防弾ホスティングの知られざる世界を探索します。匿名性がもたらす自由と混乱、そして有益な使用例と有害な使用例を、偏らない視点でご紹介します。

とても面白かった。ここから何年も経っている今ではまた状況は変わっているだろうけど…

参考:サイバー犯罪の巣窟「防弾ホスティング会社」を実際に訪れるノートンのドキュメンタリー「インターネットで最も危険な街」(GIGAZINE)

元Google幹部が立ち上げた広告がない検索エンジン「Neeva」とは?

Neevaは広告がなく、ユーザーのデータを第三者に提供する事もない、プライバシー重視を特徴としたサブスク型の検索エンジンです。

多様なウェブサービスを横断検索できるのが特徴です。

2023年5月21日にサービス終了が発表され、同月24日にSnowflake社による買収が発表されました

Neevaの特徴

Neevaはユーザーへの直接課金やQuoraやMediumといった他社との収益の共有をビジネスモデルとしており、広告がないのが特徴です。

また、プライバシー保護を掲げているのも特徴で、Neevaは利用者の情報を第三者に提供しません。

自身が利用しているウェブサービス(例えばGoogle、Office 365、Dropbox、Slack、GitHubなど)を登録する事で、ウェブ検索だけでなく、それらサービスのデータも対象に横断検索が可能です。

サービス終了

Neevaは2023年5月21日にサービス終了を公式ブログで発表しました。

元Google幹部で創設者のスリダー・ラマスワミ氏とヴィヴェク・ラグナタン氏は公式ブログで、新規ユーザーの獲得に苦心しており、現在のビジネスモデルを続けることはもはや不可能だと語った。

「無限のリソースを持つ巨大組織とわずか50人のチームで対抗するのは困難だ」と両氏。「一般ユーザーに、使い慣れた検索エンジンから切り替える必要性を説得するのは、本当に困難だった」という。

出典:Googleに挑戦したNeeva、サブスク検索エンジン提供終了へ 企業向けLLMにシフト

さらに3日後の24日には、米Snowflake社に買収されることが発表されました。

Neevaの歴史

2019年1月31日に、元Google幹部として広告部門を率いてきたスリダール・ラマスワミ氏とYouTubeのマネタイズ部門を担当していたビベック・ラグネイサン氏が創業

2021年3月に、セコイア・キャピタルやグレイロック・パートナーズらから4000万ドル(約44億円)を調達。評価額が3億ドル(約327億円)に。

6月3日、QuoraとMediumとの提携を発表

2021年6月29日、米国でサービス開始

2022年1月、「Free Basic」と「Premium」の2つのプランが導入され、基本的に完全無料で利用できるようになる。

2022年3月2日、Premiumの新機能として、VPN機能とパスワードマネージャーのプライバシーツールを提供開始

2023年1月6日、ジェネレーティブAIを搭載した検索機能「NeevaAI」のベータ版を発表

2023年5月21日、Neevaを向こう数週間中に閉鎖すると発表

2023年5月24日、SnowflakeがNeevaを買収すると発表

参考

iPhoneがついにUSB-Cを搭載!Proの転送速度はLightningの20倍

(2023年9月13日)

Appleは9月12日にUSB Type-C(Appleの表記はUSB-C)を採用した初のiPhone(iPhone 15)を発表しました。

iPhone 15シリーズでは、Lightningではなく、USB-Cを利用して充電やデータ転送を行うことになります。

AppleがiPhoneにUSB-Cを採用したのは、EUの規制が理由です。

転送速度はLightningと変わらず?

USB-Cが搭載されたiPhone 15シリーズですが、モデルによって種類が違うので注意が必要です。

製品 iPhone 15/15 Plus iPhone 15 Pro/15 Pro Max
転送速度 最大480Mbps(USB 2) 最大10Gbps(USB 3)
映像出力 DisplayPort
充電 〇(USB-PD)

iPhone 15と15 Plusに搭載されたUSB-Cは、転送速度が従来のLightningと同じ480Mbpとなっています。

一方で、上位モデルであるiPhone 15 ProとPro Maxには、最大10Gbpsのデータ転送ができるUSB 3のUSB-Cが搭載されています。仕様的にはUSB 3.2 Gen 2になりますUSB 10Gbps)。

対応したUSB-Cケーブルを使用する事で、Lightningの約20倍のデータ転送速度を発揮することができます(ただし、iPhone 15シリーズに付属するケーブルはUSB 3に対応していないので、20倍の転送速度を発揮するには別途ケーブルの購入が必要です)。

平たく言うと、「iPhoneはProシリーズの方が転送速度が速い高性能のUSB-Cを搭載している。無印のiPhone 15はLightningとデータ転送速度が一緒」ということです。

多様な周辺機器に対応

USB-Cのメリットとして、変換アダプターなどを使う事なく周辺機器をつなぐことが可能という点があります。

Appleのイベントを現地で取材しているジャーナリストの西田宗千佳にしだ むねちか氏によると、iPhone 15もProもさほど差はなく、大半の周辺機器を問題なく接続・利用する事ができたそうです。

※西田氏が実際につないで確かめたものには以下のようなものがあります

  • USBメモリー
  • SDカードリーダー
  • USBマイク
  • ハイレゾ対応USBオーディオDAC
  • イーサネットアダプター
  • HDMIケーブル

DisplayPortも対応

iPhone 15シリーズに採用されたUSB-Cは、DisplayPortもサポートしているため、対応ディスプレイとケーブルがあれば、ケーブル1本でiPhoneの画面を大画面に出力する事ができます

AirPodsとEarPods

AppleはiPhone 15シリーズの発表に合わせて、USB-Cに対応した新しい「AirPods」と「EarPods」も発表しました。

新しいAirPods Proは充電ケースにUSB-C端子を採用し、USB-C to CケーブルでiPhoneとつなぐことで、iPhoneからAirPods Proへ充電をすることが可能です。

ただし、AirPods Proの「USB Type-C対応充電ケース」は単体では販売されないので、ケースをUSB-Cに切り替えるには本体を丸ごと買い直す必要があります。

また、Appleの有線イヤフォン「EarPods」もコネクタにUSB-Cを採用したモデルを導入するとのことです。

まとめ

iPhoneはiPhone 5(2012年)から長らくApple独自のLightningを採用していました。

それから10年以上経って、Appleはついにコネクタを刷新し、USB-Cを採用しました。

USB-Cは他社のスマートフォンやタブレット、ゲーム機など様々なものに採用されているので、iPhone用のケーブルを他のデバイスと使いまわすことが可能になります。

便利になって嬉しいですね(`・∀・´)

公式サイト:iPhone – Apple

参考

YouTube Premiumとは?料金等を解説

YouTube Premium(ユーチューブ・プレミアム)」は、YouTubeの有料プラン(サブスク)です。

料金は月額1,280円、年単位では12,800円です。

公式サイト:YouTube Premium

ちなみに、iOSアプリ(iPhoneやiPad)から申し込むと、Appleの手数料がかかるため、値段が高くなります。

YouTube Premiumに入会する際は、ブラウザかAndroidアプリから入会するのがオススメです。

YouTube Premiumの特典

YouTube Premiumに加入する事で以下のようなメリットがあります。

  • 広告なし
  • バックグラウンド再生
  • 動画のオフライン保存
  • ピクチャーインピクチャー

YouTube Music Premium

YouTube Premiumに加入すると、併せて「YouTube Music Premium」という音楽聞き放題サービスも利用する事ができます

YouTube Originals

また、YouTubeのオリジナル番組(独占配信コンテンツ)である「YouTube Originals」が視聴できるのも特徴です。

日本ではYouTuber・はじめしゃちょー氏の「The Fake Show」や劇団スカッシュの「隙間男 (Stalking Vampire) Movie」などがあります。

海外のコンテンツも見る事ができるので、気になる方は公式ウェブサイトをチェックしてみてください。

公式サイト:YouTube Originals

ただし、「YouTube Originals」は(ほぼ)閉鎖されたので、今後ラインナップが充実する事はないと思います。

まとめ

筆者は、UQ mobileの特典でYouTube Premiumを使った事がありますが、純正アプリで広告無し&バックグラウンド再生が利用できるのは非常に便利でした(=´∀`)

YouTubeは課金しなくても、広告ブロッカーやBraveを利用する事で、広告なしで動画を楽しむことができます。

ですが、使いやすい公式アプリで快適な利用が出来る点は、YouTube Premiumの非常に大きなメリットだと思います。

公式サイト:YouTube Premium

イーロン・マスク、Windows 11のセットアップに苦戦。マイクロソフトCEOに改善要望

Wi-Fiをオフにしてセットアップを進めたときにのみ、MicrosoftアカウントではなくローカルアカウントでWindows 11のセットアップが続けられる

出典:Gadget Gate

へー。そんな仕様なんだ。

確かに、アカウント無しでもセットアップできたら便利だね。

元祖スマートフォン「BlackBerry」は激しく浮き沈みして消えていった

当時のBlackBerryは「物理キーボードがなく、電池が1日も持たずに少しの衝撃でスクリーンが破損してしまうスマートフォンなど誰も欲しがらない」という市場調査を信じていたとみられます。

出典:GIGAZINE

スティーブ・ジョブズの「人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ」という言葉が響くね。

GoogleはAMP以外の広告の読み込み時間に1秒の遅延を加えていた

司法省が集めた情報によると、Googleの社員は「AMPはパフォーマンスの中央値を改善するだけであり、顧客が使っていた速度最適化手法よりも読み込み時間が遅い」と知っていたとのこと。それにもかかわらず、GoogleはAMPの売り出しの際に「AMPを採用すると読み込み時間が速くなる」と説明していました。さらに、GoogleはAMP以外の広告の読み込み時に「人為的な1秒間の遅延」を加え、AMPを相対的に速く読み込むように設定していたことも明らかになっています。

出典:GIGAZINE

Googleってこんな卑怯なことしていたのか。

Do Evilじゃん…(´・ω・`)

NVIDIA Broadcastならヘアドライヤーの騒音でさえ消してくれる。

これめっちゃすごいやん。

NVIDIA BroadcastApp – AIで音声とビデオを強化

イーロン・マスクによるTwitterの買収とXへの改革

マスク氏によるTwitterの買収とXへの改革に関するニュースを時系列でまとめています。

2022年

4月にマスク氏はTwitterに対して普通株式1株につき54.2ドル(約7700円)での買収を提案、Twitter側が合意した事で、買収契約が締結される

7月に入り、マスク氏はTwitterのボットアカウントが同社の開示資料より多いとの疑惑を理由に、買収を取りやめることを発表

10月5日にマスク氏が「Twitterの買収でなんでもアプリ『X』の開発が加速する」とツイート。再び買収する方針を示す

2022年10月27日付で、起業家のイーロン・マスク氏によるTwitterの買収が完了。買収総額は440億ドル(当時のレートで約6兆4000億円)。

11月3日、自動車大手のフォルクスワーゲンがマスク氏によるTwitter買収を受け、Twitterへの広告出稿を一時停止しました。他、薬品大手のファイザーや米食品大手のゼネラル・ミルズ等も、同様の措置を取っています

11月4日、マスク氏がTwitterの従業員削減を開始。CEOであるパラグ・アグラワル氏など経営陣の3人を解雇し、同社の取締役会も解体。

11月5日、誰でも認証マーク(青いチェックマーク)が取得できる新しいTwitter BlueをiOS(iPhone)向けに提供開始。月額7.99ドルで、米国(アメリカ)、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国(イギリス)の5か国で展開しています

11月6日に、「Twitterは”明確な手続き”なしに凍結されたアカウントは解除しない」とイーロン・マスク氏がTwitterで述べました。凍結アカウント解除に関する明確なプロセス策定には少なくともあと数週間を要するとマスク氏は述べています

11月8日にTwitter Inc.が上場廃止

11月9日、イーロン・マスク氏は、政府機関や大手メディアのアカウントに「公式ラベル」を付ける仕組みの導入を撤回すると表明

11月12日、サブスク「Twitter Blue」の提供を一時停止しました。理由は加入者特典である認証バッジの悪用により、なりすましが急増したためです。

2022年11月19日にイーロン・マスク氏が自身のTwitterアカウント上で「トランプ前大統領を復活させる」というアンケートを実施。その結果、賛成が反対を僅かに上回ったため、マスク氏は凍結されていたドナルド・トランプ前大統領のTwitterアカウント(@realDonaldTrump)を11月20日頃に復活させた。

11月25日にマスク氏が「来週から恩赦を始めます」とツイートし、永久凍結アカウントの凍結解除を開始。11月29日時点で62,000のアカウントが復活

12月2日から新しい認証マークを導入するとイーロン・マスク氏がTwitterで明かす

色の違いはアカウント所有者の属性を表すとの事。

  • 金色:企業向け
  • 灰色:政府機関
  • 青色:個人向け(著名人か否かは問わない)

12月9日にマスク氏はTwitterの休眠アカウントを削除し、ユーザー名(@から始まる文字列)を解放する予定だと自身のTwitterアカウントで発表しました。

12月12日、提供を中止していたサブスク「Twitter Blue」の提供を再開

2023年

1月11日、Twitterのサブスクサービスである「Twitter Blue」が日本で提供開始料金は月額980円ウェブサイトから登録した場合)。

1月25日、案件ツイート等には「#ad」や「#sponsored」などの記載を義務付け

1月29日にポリシー違反によるアカウント凍結の基準を緩和。凍結解除の基準も併せて緩和しました

3月9日、マスク氏がX Corp.を創業。さらに同月15日にTwitter Inc.との合併を申請。4月4日時点で、Twitterの運営企業はX Corp.となっており、Twitterの運営会社であるTwitter Inc.は消滅しています

7月23日、Twitterを「X」にリブランディングするとイーロン・マスク氏がTwitterで発表。ドメインもいずれはTwitter.comからX.comに変わるとのこと。

7月24日、Twitterのロゴが「X」のロゴに変更される

7月26日、X公式アカウントのユーザー名が「@twitter」から「@X」に変更される

8月12日頃、XのiOSアプリにおいて、シェア用URLがtwitter.comではなくx.comに変更される。

8月23日頃、メールアドレスのドメインがTwitter.comからX.comに変更される

8月24日、ドナルド・トランプ氏が凍結解除後初の投稿

8月25日、企業が求人情報を掲載できる新機能「X Hiring」が登場

8月30日、「X Premium(Twitter Blue)」の会員向けに「いいね」タブを非表示にできる機能を追加

9月13日頃、iOSアプリに続き、ブラウザ版においてもシェア用URLがtwitter.comではなくx.comに変更される。

9月22日、特定のユーザーに限定してツイートを公開する「サークル機能」が2023年10月31日に廃止することを発表

9月29日、プライバシーポリシーを更新し、Xが収集した情報や一般公開された情報を機械学習や人工知能モデルのトレーニングに使用することがあると明記。

10月5日、これまでXではリンク付き投稿をした場合、リンク先のメディア名や記事の見出しなどを自動表示していましたが、画像とドメイン名だけが表示される仕様に変更されるマスク氏曰く、見た目の美しさや、煽り立てるようなサムネイル画像や誇大なタイトルでクリックを招くような形式の投稿を減らすためとのこと。

11月17日、求人情報検索ツールである「X Job Search」を公開

2024年

2月27日、求人サービス「X Hiring」の求人件数が100万件を超えた発表

5月17日、URLがtwitter.comからx.comに変更される。

6月12日、今週中に「いいね」を非公開にすると、エンジニアリングチームの公式アカウントで発表した

6月13日、Xの「いいね」が非公開になる

6月22日、ライブストリーミング機能(配信)を有料サブスクリプションサービスであるXプレミアム限定の機能として提供する予定であると発表

7月9日、ブックマークに検索機能が搭載される

8月30日、ブラジル連邦最高裁のアレクサンドル・デ・モラエス判事は、Xがブラジルでの法定代理人を任命しなかった為、ブラジルでのXの運営の即時完全停止を命じたと発表した

11月11日、日本支社の社名を「Twitter Japan 株式会社」から「X Corp. Japan 株式会社」へ変更する

2025年

1月28日、新たな決済サービス「X Money」を開始すると同社のCEOであるリンダ・ヤッカリーノ氏がXで発表しました

3月28日、xAIがXを買収する

4月30日、X Premiumのユーザーに向けて4K動画の投稿を一部開放

6月1日までにXChatを提供開始

7月5日、Xがポストの翻訳機能をGoogle翻訳からGrokによる翻訳に移行開始。この時点で全ての英語ユーザーが利用可能

7月9日、リンダ・ヤッカリーノCEOが辞任を表明

7月17日、Grokの翻訳機能をXの日本語ユーザーに向けて提供開始

8月13日、Grokによるポストの自動翻訳機能を米国の全ユーザーにリリース