InstagramのThreads、実は昔からあった?

InstagramはX(Twitter)に似たSNS・Threads(スレッズ)を2023年7月6日に提供開始しました。

しかし、Instagramは以前にも「Threads」という名前のアプリを提供していました

それが、Instagram上で設定した「親しい友達」とだけつながる写真・メッセージ共有アプリ「Threads from Instagram」というアプリです。

Threadsは、親しい友達とより簡単につながること、瞬時にやりとりができること、そしてプライバシーを考えてデザインされた単独アプリです。利用者は、Instagramで作成した「親しい友達リスト」に追加されているアカウントと、写真・動画・メッセージ・ストーリーズなどをシェアすることができます。

出典:Instagram、新しい単独メッセージアプリ「Threads(スレッズ)」を発表

2019年にリリースされたThreadsですが、2021年の12月に終了しました

当時、Threadsで提供されていた全ての機能はInstagramに移植されたとのことです

2021年に終了している事からも分かる通り、現在提供されているThreads(Threads, an Instagram app)とは完全に別物です。

Instagramはブランド名を使いまわしたという事ですね。

関係ないですが、Googleも終了したサービス(Google Currents)の名前を新サービスに名付けていました。ややこしいですね…(´・ω・`)

AppleがTwitter上の広告を停止&App StoreからTwitterアプリを削除?マスク氏自らAppleのCEOと話し合い

(2022年12月17日)

イーロン・マスク氏はAppleがTwitter上の広告をほぼ停止したことを明かしました

また、同氏はAppleがTwitterのアプリをApp Storeから削除すると脅してきたとTwitterで述べています

こうした事態を受け、マスク氏は2022年12月1日にAppleの本社(Apple Park)を自ら訪問。Apple Park内の丸い池の近くで撮影した動画をTwitterで公開しました。

さらに、続くツイートでマスク氏は「TwitterがApp Storeから削除されるという誤解を解消できました。ティムが『AppleがTwitterを追い出さない』と考えていることは明らかでした」とツイートし、クック氏からApp Storeに関する説明を直接受けたことを明かしています

また、広告に関しても12月3日にAppleがTwitter上での広告を全面的に再開したとマスク氏は述べています

イーロン・マスクによるTwitterの買収が完了

(2022年10月29日)

起業家のイーロン・マスク氏によるTwitterの買収が10月27日に完了しました

これにあわせマスク氏はTwitterで「the bird is freed(訳:その鳥は解放された)」とツイートし、プロフィールを「Cheif Twit(Twitterのトップ)」に変更しました

Twitterの買収総額は440億ドル(約6兆4000億円)ですが、多くのアナリストはこの価格について、ユーザー拡大に苦労するTwitterに対して過大だと評しています

もっとも、マスク氏もそれを自覚しており、あくまでマスク氏はTwitterに”とてつもない可能性”があると考えて買収したようです

当初マスク氏は「従業員の75%を解雇する」と宣言していましたが、買収に先立ちTwitter本社を訪問した際に「75%を解雇するつもりはない」と前言を撤回しています。

一方、上層部に関してはTwitterのスパムアカウント数について誤解を招く情報を提供したとして、直ちに解雇しました

同社の株式は、11月8日から上場廃止となります(追記:11月8日に予定通り上場廃止となりました)。

今後、マスク氏はTwitterをスーパーアプリ「X」に変える考えです。

TumblrをWordPress.comを運営するAutomatticが買収

Verizon Mediaは傘下のTumblrを、WordPress.com等を運営するAutomattic社に売却すると2019年8月12日に発表しました

Tumblrの買収について、AutomatticのCEOであるマット・マレンウェッグ氏は「Tumblrはウェブを代表するブランドの1つです」「Tumblrは、新しいアイデアや文化、経験を共有するのに不可欠な場であり、何百万人もの人々が共通の関心事を中心にコミュニティを作り、それを形成するのに役立っています。」「(Tumblrを)当社のラインナップに加えられることをうれしく思います」と述べています

売却の条件や売値など詳細は明らかにされていませんが、Wall Street Journalは「当初の価格に比べれば捨て値」、Axiosは「2000万ドル(約21億円)をかなり下回る」と報じています

Tumblrは6年前の2013年に(Verizonに買収される前の)米Yahooが11億ドル(約1160億円)で買収しました

報道が事実なら、わずか6年でTumblrの価値は50分の1以下に下がった事になります

Automatticはインターネット最大の無料ブログサービスであるWordPress.comを始め、インターネット上での表現とコミュニティ作りに敬意を払っており、ジャーナリストであるBrian Heater氏は「少なくとも表面上は、(YahooやVerizonより)Automatticの方がTumblrとの相性良さそうだ」とTechCrunchの記事で述べています

事実、Automatticは買収から3年後の2022年に、Tumblrのアダルトコンテンツ規制を緩和するなど、再び表現の自由を尊重するプラットフォームに変えようと努力しています。

WordPress.comの運営企業がオフィスから退去し完全リモートワークに移行

(2017年6月12日)

WordPress.comを運営するウェブ開発企業・Automatticは、サンフランシスコに本社オフィスを構えていました。

将来性のある新興企業がひしめき合うサウス・オブ・マーケット(SOMA)地区にある1万4千平方フィートの倉庫を改造して作られたそのオフィスは、高い天井、図書館、特注の納戸を備えた美しいオフィスでした。

しかし、2017年にAutomatticはこのオフィスの契約を更新せず、退去し完全リモートワークに移行することを選択しました。

なぜAutomatticはオフィスから退去したのか?

Automatticがオフィスを退去し、完全リモートワークに移行した理由は「(オフィスが)思ったより活用されていないから」とのこと。

事実、Automatticの従業員は550人以上いますが、本社オフィスを利用する従業員は1日5人程度だったとウォール・ストリート・ジャーナルは報じています。

なぜこのような事態になったのか?いくつかの理由がありますが、直接的な理由は”サンフランシスコで働く従業員が増えなかった”ことにあると、Automatticの従業員であるトニ・シュナイダー氏はブログに記しています

氏のブログによれば、2011年後半の時点でAutomatticの従業員は約100人がおり、そのうち15人がサンフランシスコのベイエリアに住んでいたといいます。

その後、オフィスの移転に迫られた際、Automatticは今後5年間で500人以上に成長する予定だったため、従業員の15%(100人中15人)がサンフランシスコのオフィスを使うなら、オフィスは75〜100人程度のスペースが必要だと判断し豪華なオフィスに引っ越したという訳です。

しかし、その後Automatticは確かに500人を超える会社に成長しましたが、サンフランシスコのベイエリアで働く従業員は思ったより増えず、20~30人程度にとどまりました。その結果、人数に対して大きく豪華なオフィスを持て余す事になったと言う訳です。

平たく言えば、「オフィスを構える際の予想(予定)が外れた」という事ですね。

また、サンフランシスコのオフィスはイベントやコワーキングスペースとしても利用できますが、サンフランシスコの物価が高い事から、よそからサンフランシスコに集まるより、別の場所でイベントやミーティングを行った方が安いというのも、オフィスを手放すことにした理由だそうです。

なお、同社は、南アフリカのケープタウンとメイン州ポートランド郊外に同様のオフィスを構えていますが、利用するか否かは自由となっており、他の場所で働きたい場合は会社が月に250ドルの支給を行っているとのことです。

自前のオフィスこそあるが、完全にリモートワークで働くことができるという事ですね。

参考

動画サイトの再生速度を変更できる機能は障害者の視聴を助ける

Netflixは2019年に、スマートフォンやタブレットで動画を視聴する際、動画の再生速度を変更できる機能を追加しました。

Netflixのニュースルームによれば、動画の再生速度を変更できる機能は、聴覚障碍者や視覚障碍者が動画を視聴する際に、良い助けになると言います。

聴覚障害を持ち、かつ読解が容易でない人々にとって、クローズドキャプションのスピードを落とす選択肢があると作品の理解が一層深まります。また、聴覚障害を持つ人々はゆっくりしたスピードで視聴できることを評価する一方で、視覚障害を持つ人々はスクリーンリーダーを使用するなど、デジタル音声をより速いスピードで視聴することに慣れています。

出典:About Netflix – プレーヤーコントロールテスト

全米ろう者協会のハワード・A・ローゼンブラム氏によると、画面上の映像に合わせて字幕を遅くする(速くすることもある)ので、少し遅い速度での字幕を好むかもしれないろう者を助けることができるといいます。

また、全米盲人連合の理事であるエヴェレット・ベイコン氏は声明の中で、「盲人社会の多くの人々は、ほとんどの目の見える人々にとって快適な速度よりも、はるかに速い速度で再生される音声を理解し評価できる」と述べています。

障碍を持っている人にとって、動画の再生速度を変更できる機能は、作品を視聴する環境をより良くする機能なんですね。

まとめ

再生速度コントロールにはそんなメリットがあったんですね。知りませんでした。

筆者はこれまで、再生速度コントロールには、動画を急いで見たい人やアクションシーンをスロー再生するくらいの役割しかないと思っていましたが、これは重要なポイントですね。

健常者には知らない世界があるのだなと戒めになる話でした。

参考:Netflix is letting people watch things faster or slower with new speed controls – The Verge

iPod touchをDFUモードで復元する方法

iPod touchが起動しなかったり、再起動を繰り返すなど、致命的なトラブルが起こった場合には「DFUモード」を利用し初期化しましょう。

注意:DFUモードはApple(公式)が案内していない方法です!

DFUモードは公式の方法ではありません。そのため、DFUモードを利用すると、Appleのサポートが受けられなくなる可能性もあります。

DFUモードを利用する際は十分注意しましょう。

DFUモードとは?

iPod touchを利用していて不具合が起こった場合、通常は再起動やiOSのアップデート、リカバリーモードなどを使うことでiPod touchの不具合を解決できます。

しかし、時には再起動などではどうしても修復できないトラブルが発生する場合もあります。

そんな時に使えるのが「DFUモード」です。

DFUモードを使えば、iPod touchのデータを完全に削除して復元することができます。

DFUモードはAppleが公式で案内している「リカバリーモード」より強力です。

参考:iPod touch のパスコードを忘れた場合 – Apple サポート (日本)

本体(物理的)の問題ではなく、ソフトウェアの問題でiPod touchが使えなくなった際に使える最後の手段と言えます。

iPod touchでDFUモードを使う方法

DFUモードにしたiPod touchを復元するにはパソコン(iTunes)が必要なので注意しましょう。

1.iPod touchをパソコンと接続し、iTunesを起動

iPod touchとパソコンをUSB-Lightningケーブルで接続します。

iPod touchの電源はオンでもオフでも構いません。

そしてパソコン側でiTunesを起動しましょう。

2.iPod touchのバックアップ

DFUモードを利用すると、iPod touchの全てのデータが消え、初期化されます。

もしiPod touchのバックアップが取れる状態なら、バックアップを取っておくとよいでしょう。

3.iPod touchをDFUモードにする

iPod touchのホームボタンと本体上部にある電源ボタン(スリープボタン)を同時に長押し(10秒ほど)します。

10秒ほど経ったら、電源ボタンを話、ホームボタンだけを押し続けましょう。

ホームボタンを押し続けるとパソコン側(iTunes)が認識し、「iTunesはリカバリーモードの…」というメッセージ(ダイアログ)が表示されます。

これでiPod touchがDFUモードになりました。

4.iTunesを操作し、iPod touchを復元する

DFUモードになったiPod touchは操作することができません。

あとはパソコンのiTunesを操作し、iPod touchをバックアップ から復元させましょう。

この復元作業によってiPod touchのデータは全て完全に削除されます。

なお、iTunesのバックアップを使って復元しても問題が解決しない場合は、iPod touchをバックアップを使わずに初期化・復元し、1から設定しましょう。

5.iPod touchのDFUモードを解除する

iTunesを利用しiPod touchの復元が完了したら、DFUモードを解除しましょう。

iPod touchの電源ボタンとホームボタンをAppleのロゴが画面に表示されるまで長押しすればOKです。

まとめ

DFUモードを使ってiPod touchを復元すればソフトウェアの問題は解決するはずです。

DFUモードを使ってもiPod touchの問題が解決しない場合は修理に出しましょう。

参考

iPod touchを再起動する方法

iPod touchの電源を一度切り、再起動する方法を解説します。

また、通常の方法で再起動できない場合に備え、強制的に再起動する方法も合わせて解説します。

iPod touchを再起動する手順

iPod touchを再起動する方法

  1. iPod touchの本体上部にある電源ボタンを長押しします。
  2. 電源ボタンを長押しすると、電源オフスライダが表示されます。
  3. 電源オフスライダをスワイプ(スライド)し、iPod touchの電源を切ります。(電源が切れるまで30秒ほどかかります)。

これでiPod touchの電源を切ることができます。

再起動する場合には再びiPod touchの本体上部にある電源ボタンを長押ししましょう。Appleのロゴ(リンゴマーク)が画面に表示されればOKです。

iPod touchを強制的に再起動する

iPod touchが通常(上記)の方法で再起動できない場合には、以下の方法で強制的に再起動することもできます。

iPod touch 第7世代(現行モデル)

iPod touchの本体上部にある電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に10秒以上、Appleのロゴが表示されるまで押し続けます。

Appleのロゴが表示されたら、あとは自動的に再起動されます。

iPod touch 第6世代(旧モデル)以前

iPod touchの本体上部にある電源ボタンとホームボタンを同時に10秒以上、長押しします。

Appleのロゴが画面に表示されたらOKです。

まとめ

iPod touchが不調な時は再起動を試してみましょう。再起動するだけで不具合が直ることがあります。

カンタンな手順なので、不具合が起きた時に備え覚えておくと良いでしょう。

画像・参考:iPod touch を再起動する – Apple サポート

テスラの(本当の)創業者はイーロン・マスクではない

イーロン・マスク氏はテスラの創業者として扱われる事がありますが、実際には創業者ではありません。

テスラの(本当の)創業者は、マーティン・エバーハード氏とマーク・ターペニング氏です。

マスクは投資家として創業から1年後に参画

マスク氏は投資家として創業から1年後にテスラに参画しました。

テスラとマスク氏の関わりを時系列にすると、以下のようになります。

  • 2003年:エバーハード氏とターペニング氏がテスラを創業
  • 2004年:マスク氏が投資家としてテスラに参加。取締役会長に就任
  • 2008年:マスク氏がテスラのCEOに就任
  • 2009年:マスク氏が(名義上)テスラの創業者に(*後述)
  • 2018年:マスク氏がテスラの株式を非公開化する方針をTwitterで明かした後に撤回。これによりSECより提訴され、マスク氏は取締役会長を辞任(CEOは続投)

マスク氏はテスラの初期の投資家として、テスラ創業の1年後にテスラに参画した人物であり、マスク氏自身がテスラを創業したわけではありません。

今では本当に”創業者”に?

2009年、テスラの(本当の)創業者であるエバーハード氏は、マスク氏が「自分がテスラの創業者あるいは創造者であると偽り、歴史を書き換えようとした」としてテスラを訴訟しました。

エバーハード氏の訴えが事実なら、マスク氏がテスラの創業者だというのは、世間の勘違いではなく、マスク氏の言動が原因なのかもしれません。

その後、訴訟の結果、本来の創業者であるエバーハード氏とターペニング氏に加え、イーロン・マスク氏、JB・ストローベル氏、イアン・ライト氏の3人も「創業者」を名乗れるようになりました。

(ストローベル氏は当時テスラでCTOを務めていた人物。ライト氏はテスラの3番目の従業員でエンジニア。)

本来の創業者(〜2009年)

  • マーティン・エバーハード
  • マーク・ターペニング

現在、創業者を名乗っている(名乗れる)人物(2009年〜)

  • マーティン・エバーハード
  • マーク・ターペニング
  • イーロン・マスク
  • JB・ストローベル
  • イアン・ライト

マスク氏とエバーハード氏はこの5人を「テスラの創業者」とすることで合意し、”仲直り”したとの事です。

まとめ

創業者が後から訴訟によって”増える”なんて事があるんですね。

いずれにせよ、物理的な事実としてはイーロン・マスク氏はテスラの創業者ではありません。

ですが、先述の創業者の肩書きを巡った訴訟により、イーロン・マスク氏の肩書きはテスラの創業者です。

参考