iPod touchを再起動する方法

iPod touchの電源を一度切り、再起動する方法を解説します。

また、通常の方法で再起動できない場合に備え、強制的に再起動する方法も合わせて解説します。

iPod touchを再起動する手順

iPod touchを再起動する方法

  1. iPod touchの本体上部にある電源ボタンを長押しします。
  2. 電源ボタンを長押しすると、電源オフスライダが表示されます。
  3. 電源オフスライダをスワイプ(スライド)し、iPod touchの電源を切ります。(電源が切れるまで30秒ほどかかります)。

これでiPod touchの電源を切ることができます。

再起動する場合には再びiPod touchの本体上部にある電源ボタンを長押ししましょう。Appleのロゴ(リンゴマーク)が画面に表示されればOKです。

iPod touchを強制的に再起動する

iPod touchが通常(上記)の方法で再起動できない場合には、以下の方法で強制的に再起動することもできます。

iPod touch 第7世代(現行モデル)

iPod touchの本体上部にある電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に10秒以上、Appleのロゴが表示されるまで押し続けます。

Appleのロゴが表示されたら、あとは自動的に再起動されます。

iPod touch 第6世代(旧モデル)以前

iPod touchの本体上部にある電源ボタンとホームボタンを同時に10秒以上、長押しします。

Appleのロゴが画面に表示されたらOKです。

まとめ

iPod touchが不調な時は再起動を試してみましょう。再起動するだけで不具合が直ることがあります。

カンタンな手順なので、不具合が起きた時に備え覚えておくと良いでしょう。

画像・参考:iPod touch を再起動する – Apple サポート (日本)

クレジットカードのリボ払いの金利手数料を計算する方法

クレジットカードでリボ払いを利用した場合、手数料はいくらかかるのか?

リボ払いの金利手数料を計算する方法を解説します。

リボ払いの金利の計算方法

リボ払いの金利で多いのは年率15%なので15%を例に考えます。

年率15%というのは「1年間で15%の金利が付く」ということです。

つまり、リボ払いの残高が100万円なら1年間で15万円の金利(手数料)が発生するということです。

非常に高い金利ですよね(苦笑)。クレジットカードの支払いをリボ払いに設定すると払っても払っても借金が減らない理由がよくわかります。

リボ払いの手数料をシミュレーション

例えばリボ払いの利用残高が10万円で、毎月の支払いが1万円、金利が年率15%の場合は以下のようになります。

回数 手数料 支払い金額 支払い後残高
1 1,250円 11,250円 90,000円
2 1,125円 11,125円 80,000円
3 1,000円 11,000円 70,000円
4 875円 10,875円 60,000円
5 750円 10,750円 50,000円
6 625円 10,625円 40,000円
7 500円 10,500円 30,000円
8 375円 10,375円 20,000円
9 250円 10,250円 10,000円
10 125円 10,125円 0円

式にすると以下の通りです。

返済額 + (残高 × 1.25%) = 支払額

リボ払いの場合、10万円を10ヶ月かけて支払うと、6,875円もの金利手数料がかかります。

かなりの金額ですよね。もちろん、新たに買い物をしたらその分も払わなければいけないわけですからかなり大変です。

例えば自動車ローンなんかだと高くても年率3~4%くらいなのでリボ払いがいかに高いかわかります。

リボ払いはなるべく早めの返済を

リボ払いは元金に年率をかけて手数料が決まるので、返済に時間がかかると多額の手数料が取られてしまいます。

手数料は当然ですが何も生み出さな無駄なお金です。支払わない方が良いに決まっています。今リボ払いを使ってしまっている方はすぐに繰上げ返済等を利用してできる限り早くリボ払いを解消しましょう。

大抵の会社はそうした臨時支払い(繰上げ返済)に対応しているので、お金に余裕がある月や臨時収入があった月は積極的に繰上げ返済しましょう。

少しでも早くお金を返しリボ払いの期間を短くするのが金利を抑え負担を軽くするコツです。

リボ払いを早く返済する方法について詳しくは以下の記事を参考にしてください。

参考:リボ払いを終わらせる方法!早く返済する6つのコツ

まとめ

リボ払いは金利の額を計算するのが面倒ですし、毎月の支払額が少なくて良いので負担が少なく感じてしまう方もいるかもしれませんが、リボ払いは非常に多額の手数料を払わなければいけない可能性がある支払い方法です。

その点をよく理解して使わないと余計なお金を払うことになり危険なので、リボ払いはよく調べてから使いましょう。

電卓を用意する必要はありません。「リボ払い シミュレーション」などで計算するとリボ払いの返済額を確認できるツールがあります。

私は楽天カードのツールを使いました。楽天カードの会員でなくても誰でも利用できます。

参考:楽天カード: ショッピングリボ払い返済シミュレーション

クレジットカードのリボ払いとは?メリットとデメリットを解説

クレジットカードの支払額を毎月一定額にできる支払い方法「リボ払い」について解説します。

*この記事で紹介しているリボ払いはショッピング(買い物)のリボ払いに関してです。キャッシングについては触れていません。

リボ払いとは?

「リボ払い」とは「リボルビング払い」の略でクレジットカードの利用代金の支払い方法の1つです。

毎月、あらかじめ決められた(決めた)一定の金額を返済していくのが特徴です。

例えば、15,000円の買い物をした場合、一回払いであれば当然、引き落とし日に15,000円が一度に銀行口座から引き落とされます。

しかし、リボ払いの場合、例えば一回の支払い(引き落とし)を5,000円に指定しておくと、毎月5,000円ずつ引き落とされます。

つまり15,000円であれば3ヶ月かけて支払うことになります(実際には金利手数料が発生するので3ヶ月以上かかる場合もあります)。

リボ払いのメリット

あとで詳しく説明しますが、クレジットカードのリボ払いには大きなデメリットがあるため、世間的に評判が悪いです(筆者もよく思っていません)。

しかし、一応メリットもあります。

毎月の支払額を一定にできる

大きな買い物をしても、支払い方法をリボ払いにすれば月々の返済額を一定にすることができるので、毎月の支出が一定になります。

月々の支払い額を柔軟に決めることができる。

分割払いの場合、分割回数を決めたらあとから変更することはできません。

しかし、リボ払いであれば毎月の支払額を自由に増減できます(最低限支払わなければならない額はカードごとに決められています)。

お金に余裕のある際に支払いを増やすことで、利用残高の返済を早め、トータルの手数料(金利)を減らすことができます。

リボ払いのデメリット

クレジットカードのリボ払いはお金を使っているという実感がわきづらく、それでいて金利(利息、手数料)が非常に高く、無計画に使うと借金地獄に陥る可能性すらあります。

リボ払いのデメリットは非常に大きいので注意が必要です。ここからはリボ払いのデメリットについて解説します。

お金を使っている実感がわかない

リボ払いを使えば、お金を貯めなくても商品を買うことができます。しかも、買い物を続けて利用残高が増えても、月々の支払いは最小限で済むのでお金を使っているという意識が薄れてしまいます。

そのため、リボ払いを使うと安易にお金を使い過ぎてしまう恐れがります。また、自分がどれくらいお金を使ったのか(利用残高、借金)が把握しづらいといった問題も起こるため、お金がないにも関わらずクレジットカードの利用を続けてしまうといった危険性もあります。

金利(利息)が高い

リボ払いの金利(利息、手数料)はどこのクレジットカード会社も非常に高いです。いうまでもなく金利は何も生み出さないただの手数料なので支払うのは非常にもったいないです。

リボ払いの金利はクレジットカード会社によって差がありますが、だいたいどこも年率15%ほどに設定されています。

年率15%というのは「1年間で15%の金利が付く」ということです。

つまり、リボ払いの残高が100万円なら1年間で15万円の金利が発生するということです。

銀行の住宅ローンや教育ローンであれば金利は数%で済みます。リボ払いの金利はサラ金(消費者金融)と同様かなり高額な部類です。

金利は支払いに時間がかかればかかるほど支払うことになるので、リボ払いの支払い(返済)に時間がかかってしまうと金利だけでもかなりの金額を支払うことになります。

リボ払いの金利は非常に高額なので、返済期間が長ければ長いほど多くの金利を支払う事になり、最終的に支払う額が商品の額に対して高額になってしまう危険性があります。

借金が増えていく

リボ払いは支払い(返済)を先延ばしにできることが大きなメリットです。しかし、それは大きなデメリットでもあります。支払いに時間がかかるということは、それだけ金利手数料もかかるということです。

リボ払いの利用残高(借金)が多く、支払いに時間がかかると毎月しっかりと支払いをしても、同時に金利で利用残高が増えてしまうので、なかなか利用残高を減らすことができ図、支払いが終わらないといった事態に陥ってしまう可能性があります。

金利よりも多くのお金を支払い、元金(もともと自分が利用した分の残高)を減らすことができなければ利用残高は金利で増えてしまいます。

支払いが困難で毎月の支払額を減らしてしまうと、なかなか元金を減らすことができなくなってしまいます。すると金利で利用残高がさらに増えてしまい、ますます返済が困難になるという悪循環に陥ってしまいます。いわゆる借金地獄です。

リボ払いの危険性を抑えるには

リボ払いのメリットやデメリットについて説明してきましたが、基本的にリボ払いの利用はオススメできません。

リボ払いがオススメできない理由は何と言っても金利の高さです。先ほども説明しましたが、リボ払いの金利はどこも年率15%ほどです。つまり、リボ払いの残高が100万円なら1年間で15万円の利息が発生するということです。これは非常に高い利率です。

安易に使うと借金地獄に陥り、経済的に困窮してしまうリスクがあります。もちろん、計画的に利用しても金利が高い事には変わりないので、非常に勿体無いです。

リボ払いは金利の高さがあまりに大きなデメリットなので、メリットをかき消してしまいます。

リボ払いは使わない方が良い

リボ払いの危険性を避けるには、身も蓋も無いことですがリボ払いを選ばない(使わない)事が一番です。

例え計画的に使っても、高額な(割高な)金利を払っていることには変わりありません。クレジットカードは基本的に手数料のかからない一括払いを選択するようにしましょう。

逆に言えば、クレジットカード会社からすればリボ払いは多くの金利が手に入るため、カード会社はあの手この手でリボ払いを勧めてきます。

「リボ払いに登録すると年会費が無料!」といったサービスがあるのはこのためです。世の中にはリボ払い専用のクレジットカードまでありますからね…

しかし、そうした誘惑や勧誘に負けないようにしましょう!

まとめ

リボ払いはクレジットカードの支払いを先延ばしにすることでカンタンに借金ができてしまうシステムです。

毎月の支払い額を柔軟にコントロールでき、手元にお金がなくても買い物をすることができます。使い方によってはお得に利用できる場合も(ほとんどありませんが)あります。

しかし、リボ払いの金利は非常に高額です。そのためリボ払いを利用してしまうと、クレジットカードの割引やポイントを利用していくらお得に使っても、それらを帳消しにしてしまいます。むしろ帳消しどころか完全にマイナスです。

自由に分割して支払いができるからといって、リボ払いでパソコンや家具、車など、高額な買い物をすると、金利手数料だけで大きな額になってしまい危険です。

クレジットカード会社からすると、リボ払いは多くの金利手数料を稼げる美味しいビジネスなので、カード会社の中には頻繁にリボ払いを勧めてくる所もありますが、使わないようにしましょう。

今すぐお金が必要だけど、手持ちのお金がないという場合は、信頼できる家族や友達に借りるなどして対応しましょう。

リボ払いは金利手数料の計算や支払いの綿密な計算ができない状態で利用すると、借金が雪だるま式に増えていく可能性がありとても危険です。

止むを得ずリボ払いを利用してしまった場合はできる限り早く返済をすることが大切です。

クレジットカードを安全に処分する方法

クレジットカードを処分する際、そのまま捨ててしまうと不正利用される可能性があります。

クレジットカードを安全に破棄するためには以下の方法を使うと安全です。

  • 裏面の磁気ストライプは必ず切断する
  • ICチップは金槌などで叩いて壊すと安全
  • クレジットカード裏面の署名はハサミの刃などを使い削って読めないようにする
  • ゴミを出す際は、カードの破片を数回に分けてゴミ出しすると安全性が高まる

有効期限切れなどで使わなくなったクレジットカードは、上記の方法で不正利用できない状態にして、安全に破棄する事が大切です。

クレジットカードの暗証番号とは?

クレジットカードの暗証番号とは、クレジットカードでショッピングやキャッシングを利用する際に、カードの読み取り機やATMに入力する4桁の数字のことです。

暗証番号は(一般的に)クレジットカードを申し込む際に自分で考え、クレジットカード会社に登録します。

参考:クレジットカードの暗証番号の決め方|誕生日などは絶対NG

暗証番号はいつ使うのか?

暗証番号は店頭で商品を購入する際に、サインに代わって利用できるものです。

ネットショッピングで使うことはありません。

暗証番号を他人に知られてはならない

連番や誕生日などわかりやすい番号は避け、絶対に他人に知られないようにしましょう。

世の中には家族や知人、愛人にクレジットカードを渡し、暗証番号を教えて自由に使わせている方もいるようですが、そのような事は絶対にやめましょう。

クレジットカードの利用規約でも暗証番号を誰にも知られないように適切に管理することが求められています。

クレジットカードの裏側に暗証番号をメモするなど絶対にやってはいけないことです(さすがにそのような方はまずいないと思いますが…)。

暗証番号を他人に教えてしまうと、悪用される恐れがある上に、不正利用された際に(規約違反となり)補償が受けられなくなる可能性があります。

なので、クレジットカードの暗証番号は他人には絶対に教えず、推測もされない複雑なものにしなければいけません。

クレジットカードのアクティベーションとは?

一部のクレジットカードは使い始める前に「アクティベーション(有効化)」という作業が必要な場合があります。

アクティベーション(有効化)とは

クレジットカードの「アクティベーション(有効化)」とはクレジットカードの不正使用を防ぐための本人確認です。

「カードアクティベーション」とも言います。

アクティベーションが必要なクレジットカードは家に届いてもそのままでは使うことができず、アクティベーションを済ませることで利用が可能になります。

例えば、クレジットカードが自宅に届いた際、指定の電話番号に電話して本人確認を済ませることでカードが使えるようになるといった仕組みがアクティベーションです。

アクティベーションが必要な理由

クレジットカードのアクティベーションはセキュリティを高めるために設けられた手順のひとつです。

クレジットカードを発行すると、カードは一般的に契約者の元に郵送で届けられます。

そのため、悪意を持った人間にかかれば途中でカンタンにクレジットカードを抜き取られ、悪用される危険性があります。

そこで、そうした悪用の防止としてクレジットカードを受け取った段階ではまだ使用できない状態にしておき、契約者本人がカード会社へ連絡し本人確認を済ませることで、正式に利用できるような設定(アクティベーション)が設けられているのです。

まとめ

アクティベーションの手続きはほとんどのクレジットカードにはありません。筆者はこれまで10枚以上のクレジットカードを発行してきましたが、一度もアクティベーションが求められたことはありません。

しかし、アメリカン・エキスプレスやダイナース・クラブなど、稀にアクティベーションが必要なクレジットカードがあります。

ですがアクティベーションは特に難しい作業ではないですし、すでに審査が終わり発行されているわけですから慌てず気負わず対応しましょう。

参考:アクティベーション | クレジットカード決済代行のアナザーレーン

クレジットカードの限度額の決まり方

クレジットカードの限度額は審査によって決まります。

クレジットカードを申し込むと発行のため審査が行われますが、その際に限度額の審査が行われています。

限度額の審査の内容

クレジットカードの限度額は複数の要素を審査して決定します。具体的には以下の要素が代表的です。

  • 収入
  • 住まい(持ち家か賃貸か。または家族の所有かなど)
  • 今の住居で暮らしている年数
  • 職業
  • 借金の有無(金融機関からの借入れ状況など)
  • 配偶者や家族など生計をともにする人数
  • クレジットカードの利用状況(過去の利用履歴や他社のカードの状況も含む)
  • 自己破産や未払いの経験の有無

*これらの要素は一例です。必ずしもこれらの要素を対象に限度額の審査をしているわけではありません。

クレジットカード会社は当然、利用した分のお金を確実に払ってもらいたいと考えています。もしクレジットカードを利用するだけ利用されて、自己破産などをされてはカード会社は大損してしまいます。

そこで、これらの情報を元に審査し、無理なく支払える範囲の金額を限度額に設定します。

例えば、申し込んだ人が「正社員」「家を持っている」「携帯代の支払いを滞納したことがない」など信用できる要素があればあるほど限度額は高めに設定される傾向にあります。

一方、職業が学生やアルバイトの場合など、金銭面で信用が低い方は限度額が低めに設定されることがあります。

逆に、年収が少なくても公務員で安定した収入があったり、家族の持ち家で家賃がかからない場合であれば(年収と比べて)十分な限度額が設定される可能性があります。

同様に年収が多くても、借金があるなどして、お金に余裕がないと判断されれば限度額が低くなる可能性があります。

限度額の限界はクレジットカードによって様々

クレジットカードの中には限度額の上限が最初に決まっているものも多いです。

例えば、「三井住友カード」は限度額が10〜80万円(学生の方は10~30万円)と決まっています。なので、収入が多い方も最初はこの範囲で限度額が決まります。

楽天カードは最高で100万円までです。100万円の範囲内で申し込んだ方の信用に応じて様々な額が設定されます。

一方で、中にはアメックス(アメリカン・エキスプレス・カード)のように一律の限度額が決められておらず、申し込んだ方の信用に応じて様々な額が設定されるものもあります。

参考:アメックスの限度額は会員ごとに決まる!

限度額は後から上げることができる

学生の方やフリーターの方など、信用が低い方はクレジットカードの限度額が低く設定されることが多いです。

しかし、限度額が低いクレジットカードでも、後から限度額を上げることが可能です。

限度額を引き上げる方法

ウェブサイトや電話からカード会社に申請し、限度額を引き上げてもらうのが一般的です。

限度額を上げるにあたっては入会時と同様、審査が必要です。申し込み時と同様、年収や職業などが審査されます。

申し込み時と年収や職業が変わっていなくても、不正利用や支払いの滞納などを起こさず、クレジットカードを健全に利用していれば審査に有利です。

限度額の引き上げは必ずしもすぐに行えるとは限らないので、旅行などの予定がある方は早めに手続きをしましょう。

クレジットカードとは?

クレジットカードとは商品やサービスの支払いに利用できるカードです。政策などで話題になった「キャッシュレス」(紙幣や硬貨を使わないという意味)の1つです。

クレジットカードの特徴

商品やサービスの支払いに利用できるものとしてはクレジットカードの他にも現金、スマフォ決済(Apple PayやPayPayなど)、電子マネー(Suicaなど)があります。

クレジットカードが他の決済手段と大きく違う点は、後払いができることです。

例えば、現金は使ったらその場で無くなります。Suicaや楽天Edyなどの電子マネーは事前にお金をチャージして十分な残高を用意しておく必要があります。

一方、クレジットカードは使ってもその場でお金は無くなりません。クレジットカードで買い物した分のお金は後日、設定した口座から引き落としになります。

クレジットカードは借金

クレジットカードで利用した代金は後払いなので、一時的に借金をする形になります。

例えば、クレジットカードで10万円を利用したら、支払日まで10万円をクレジットカード会社に立て替えてもらっている形になります。

そのため、クレジットカードを発行するには、借金が出来るだけの信用が必要です。最低限の条件として高校生を除く18歳以上であることが求められます。

クレジットカードによってはさらに高い年齢制限が設けられていたり、十分な収入や安定した収入が求められる場合があります。

また、年齢や収入が十分でも、過去に自己破産をした方や借金を多く背負っている方は発行できない場合があります。

クレジットカードの仕組み

クレジットカードは以下のような仕組みになっています。

出典:クレジットカードの三井住友VISAカード

利用者はカード会社と契約し、クレジットカードを発行してもらいます。

利用者は発行してもらったクレジットカードを使ってお店で支払いをします。

その後、あらかじめ定められている支払日(引き落とし日)にカードの利用金額が利用者の銀行口座からカード会社によって引き落とされます。お店はカード会社からお金を受け取ります。

利用者はカード会社と契約し、クレジットカードを発行してもらいます。

利用者は発行してもらったクレジットカードを使ってお店で支払いをします。

その後、あらかじめ定められている支払日(引き落とし日)にカードの利用金額が利用者の銀行口座からカード会社によって引き落とされます。お店はカード会社からお金を受け取ります。

クレジットカードを複雑なものだと思っている方もいるかもしれません。

しかし、実は基本的なお金の流れはとてもシンプルなものです。

まとめ

クレジットカードを活用することで、現金を使わずスマートに買い物ができる様になります。

楽天カード等であれば、18歳以上であれば(ほとんど)誰でも発行できるので、まだクレジットカードを持っていない方は、ぜひクレジットカードを発行し、活用してみてください。

クレジットカードの還元率とは?

クレジットカードの「還元率」とはなんなのか?

還元率の意味や計算方法について解説します。

還元率の意味

多くのクレジットカードは支払いに使用するたび、ポイントが付きます。

そのポイントを現金に換算した場合、利用額に対して何%なのか?これがポイント還元率です。

例えば、クレジットカードの利用100円につき1円分のポイントがつく場合、還元率は1%となります。

還元率の計算方法

ポイントの還元率を計算する方法はカンタンです。

付与されるポイントから還元率を求める

付与されるポイントから還元率を求めるには、以下の式を使います。

貰えるポイント(円)÷利用金額(円)×100=ポイント還元率(%)

例えば、楽天カードは1,000円の利用で10円分のポイントが付きます。

この場合、式は「10÷1,000×100=1」となるので、ポイント還元率は1%になります。

*クレジットカードは必ずしも1ポイント=1円とは限らないので注意してください。

還元率から付与されるポイントを求める

還元率から付与されるポイントを求めるには、以下の式を使います。

利用金額(円)×還元率(%)=貰えるポイント(円)

例えば、楽天カードは楽天市場で買い物をするとポイント還元率が3%になります。

もし楽天市場で1,000円分の買い物をして、それを楽天カードで支払った場合、式は「1,000×3%(0.03)=30」となるので、付与されるポイントは30円分です。

まとめ:ポイント還元率が高いクレジットカードを作ろう!

利用に応じてポイントが付与されるのはクレジットカードの主なメリットの一つです。

特に大きな買い物をする際にポイント還元率が高いクレジットカードを使えば、ポイントがたくさん貯まって非常にお得です。

とはいえ、ポイント還元率が高いクレジットカードでも、年会費が必要だったり、ポイントの使い道が限られていて不便な場合もあります。

なので、ポイントを貯めることを考えてクレジットカードを作る際は、ポイント還元率の高さだけでなく、ポイントの使い道なども合わせて考えることが大切です。

筆者はAmazon Mastercard ゴールドをメインのクレジットカードにして普段の買い物で使っています。Amazon Mastercard ゴールドで貯まるポイントはAmazonポイントなので使い勝手が非常に良いです。

クレジットカードはうまく使い分けることで、それぞれのメリットを最大限引き出すことができます。

みなさんもぜひ自分のライフスタイル(例えば「楽天市場で買い物をすることが多い」など)に合ったクレジットカードを作って、お得な買い物をしてみてくださいね。

クレジットカードの利用残高とは?

クレジットカードの利用残高とは、利用して引き落としがまだ行われていない金額(クレジットカード会社に立て替えてもらっているお金の額)です。

例えばクレジットカードで1万円の買い物をした場合、利用残高は1万円です。

その後、クレジットカード会社に1万円を支払い(返済)をしたら利用残高は0円になります。

残高という言葉を「残りの使える金額」という意味で使う場合もありますが、クレジットカードの場合それは「利用可能額」と言います。

まとめ

クレジットカードの利用残高とは、クレジットカード会社への借金(未払金)、もしくは支払いが済んでいない金額という意味です。

クレジットカードは利用残高を確認しながら利用しないと、知らないうちにうっかり使いすぎてしまい、翌月の支払いに困ってしまう場合があるので注意しましょう!

関連記事:クレジットカードの限度額とは?