(2022年9月13日)
Vox Mediaが運営するテクノロジー系ニュースサイトのThe Vergeは、2022年9月13日に野心的な新デザインを発表しました。
リニューアルされた新しいウェブサイトは、サイトタイトルのロゴからブランドカラー、文章のフォントまで全て刷新されています。
中でも特に野心的なのは、X(Twitter)のタイムラインのような記事一覧ページです。
この「Storystream news feed」と呼ばれる新デザインは、ホームページやアーカイブページ、各カテゴリーなどの記事一覧ページに採用されています。
これは、通常の記事一覧が表示されるだけでなく、The Vergeや他社サイトの記事を要約して掲載したり、X(Twitter)やYouTube、TikTokのコンテンツを直接サイトに埋め込んで表示したりと、テクノロジーに関するトップニュースを様々な形で紹介する新機能です。
この機能を活用し、The Vergeはインターネット全体から重要なテクノロジー関連ニュースをホームページに集約しています。
Xなどのタイムラインがアルゴリズムで選ばれた情報を掲載するのに対し、The VergeのStorystream news feedは、ジャーナリストが厳選した情報を編集して掲載しています。
これまで自社で記事を書いていたところを、他社のコンテンツを紹介するだけで済むため、リソースが大幅に節約でき、The Vergeの編集部は独自のレポート、より深いレビュー、さらに鋭い分析を行うことに集中できるといいます。