ビジネスの場で使用される英語「LOI」とは何なのか?意味を解説します。
「LOI」とは?
「LOI(エル・オー・アイ)」とは「Letter of Intent(レター・オブ・インテント)」の略で、日本語で「基本合意書」という意味です。
場面によっては「仮契約書」「覚書」などと呼ぶこともあります。
見た目が一見分かりづらいですが、「lol」とは別物です(こちらは「エル・オー・エル」で、日本語の「(笑)」のような意味)。
LOIの意味
LOIは日本語訳からも分かる通り、契約をするにあたって、契約に関心があることを示し、本格的な条件交渉等に入ることを示すものです。
例えば企業間のM&Aでは、実際に企業を買収する前に、協議の途中で取り交わされることが多いです。
M&Aでは、取引の諸条件を確定させた最終契約の締結に先立ち、交渉段階において、秘密保持契約を結ぶだけでなく、いくつかの基本的な事項について合意書を締結することがあります。
これをLOI(Letter of Intent)、MOU(Memorandum of Understanding)、基本合意書、覚書などといい、その名称は案件ごとに異なります。
他にも、不動産の賃貸契約などでもLOIは活用されます。