(2026年1月29日)
イーロン・マスク氏が率いるTeslaは、1月28日に2025年第4四半期と通期の決算を発表しました。
この中でTeslaは、同じくマスク氏が率いるAIスタートアップのxAIに約20億ドル(約3100億円)の出資を行うことを発表しました。
イゴール・バブシュキン(Igor Babuschkin)はロシア系アメリカ人のAI研究者。
2025年8月14日にxAIを退社。AIの安全性研究を支援し、人類の発展と宇宙の謎の解明に貢献するAIおよびエージェントシステムのスタートアップ企業を支援する「Babuschkin Ventures」の設立を発表。
過去に、Google傘下のDeepMindとOpenAIでも研究者として働いている。
ロンドンのハイドパークを一望できるペントハウスを約5700万ポンド(約121億5500万円)で購入することで合意したと2026年にBloombergが報じた。
| ウェブサイト | Igor Babuschkin(babuschk.in) |
| X | Igor Babuschkin(@ibab) |
Colossus(コロッサス)はxAIのAIコンピュータ・クラスターです。データセンターそのものを指す場合もあります。
テネシー州メンフィスにあるデータセンターで運用されています。
わずか1`22日で構築されたColossusは、「コンピューティングのギガファクトリー」と呼ばれています。
ColossusにはNVIDIA Hopper アーキテクチャをベースとするデータセンター向けGPU「NVIDIA H200」が10万基搭載されており、それらを制御する為にIntelのワークステーション向けプロセッサ「Xeon」が使用されています。
その後、xAIはColossusの規模を倍増し、合計20万基のNvidia Hopper GPUを搭載させました。
現在(2025年12月31日)は近隣で2つ目となる「Colossus II」を運用する為のデータセンターを建設中です。Colossus IIはNVIDIAの半導体55万基を備える見通しです。
公式サイト:Colossus | xAI
イーロン・マスク氏が率いるTesla(TSLA)は、1月28日に2025年第4四半期と通期の決算を発表しました。
2025年10~12月期決算は、EV販売の落ち込みなどで最終利益が前年同期比61%減の8億4000万ドルで、通期の売上高(948億2700万ドル)は初めて前年を下回りました。
Teslaのバイブハブ・タネジャ最高財務責任者は、2026年の設備投資を2倍以上に増やし、その額は過去最高の200億ドル超(約3兆640億円超)と発表しました。
投資の大半は自動運転タクシーの「Cybercab」やセミトラック、人型ロボットの「Optimus」、リチウム生産工場の生産ラインに充てられるとのこと。
CEOを務めるマスク氏は「非常に大規模な設備投資の年になる。壮大な未来に向けて大きな投資を行っている」と述べています。
ザックス・インベストメント・リサーチの株式ストラテジスト、アンドリュー・ロッコ氏は200億ドル超の設備投資を「必要な支出」と評価しています。
この中でTeslaは、高級セダンの「Model S」と高級SUV「Model X」の生産を縮小、中止すると発表しました。
同モデルを生産していたカリフォルニア州フリーモントの生産施設は同社の人型ロボット「Optimus(オプティマス)」の生産に転用するとのこと。
Teslaは、同じくマスク氏が率いるAIスタートアップのxAIに20億ドル(約3000億円)の出資を行うことも発表しました。
既にTeslaとxAIは協業関係にあり、TeslaはxAIに大型蓄電池システム「メガパック」を供給しているほか、xAIが開発するAIチャットボット「Grok」は一部のTesla車両に搭載されています。
マスク氏はGrokが将来的に数千万台規模になる自動運転車やロボット群を効率的に管理するための「オーケストラの指揮者」のような存在になると説明しています。
また、Optimusの次世代モデルにもGrokが搭載される予定です。
xAI Holdingsは2025年に誕生したイーロン・マスク氏が率いる持株会社です。
SNS「X」を運営する「X Corp.」と対話型AI「Grok」を開発する「xAI」が傘下にあります。
| 名前 | xAI Holdings(エックス・エーアイ・ホールディングス) |
| 正式名称 | X.AI Holdings LLC |
| タイプ | 持株会社(非公開企業) |
| 創業者 | イーロン・マスク |
| 親会社 | SpaceX |
| 子会社 |
|
評価額は2025年3月28日時点で800億ドル(約12兆円)、2026年2月3日時点で2500億ドル。
2025年3月28日、イーロン・マスク氏はxAIが全額株式交換で、Xを買収したと発表しました。
新たに両社の持株会社となる「xAI Holdings(正式名称:X.AI Holdings Corp.)」が設立され、投資家が保有するxAIとXの株式は全てxAI Holdingsの株式と交換されます。これにより、XとxAIの2社はxAI Holdingsの傘下で運営される事になります。
単なる買収や合併ではなく、持株会社を設立する企業再編であり、両社は規模も大きい事から、経済誌のWall Street Journalはこの手法を「ウォール街のルール破り」「あらゆる通常の規則を破った」「異例のプロセス」と評しました。
2026年2月3日、xAI Holdingsは、同じくイーロン・マスク氏が経営するSpaceXに買収されました。
登記情報によれば、この買収のために「X.AI Holdings Corp.」は合併と解散による再編が行われ、2026年1月21日から「X.AI Holdings LLC」として存続しています。
上述の経緯により、xAI Holdingsの子会社にはXとxAIが存在します。
正式名称は「X Corp.」です。かつてTwitterとして知られた企業です。同名のSNS(厳密にはSNSではなくマイクロブログ)を運営していました。
イーロン・マスク氏に買収され、SNS・法人名ともに「X」となりました。
イーロン・マスク氏が2023年に設立したAI開発企業です。正式名称は「X.AI Corp.」です。
対話型AIの「Grok」を開発している事で知られています。
(2025年7月16日)
イーロン・マスク氏、以前デスノートのミサミサに”いいね”していたけど、こんな感じの女性が好みなのかな。
イーロン、過去にミサミサのイラストにいいねしたのがフェミニストにバレてバカにされた的な話あったけど、GrokのAniちゃんのデザインを見ると本当にミサミサが好きなのかもしれないっていうのが伝わる。自分の超資産に物言わせて、自分の性癖とオタクの夢を正直に叶えるイーロン・マスク面白すぎる。 pic.twitter.com/cZdjdLN6X4
— ポテ〇 (@Poteanime_sub) 2025年7月15日
「もう政治には手を出すな。お前は趣味全開で企画とか開発に専念してろ」って言われるの、シャア・アズナブルとイーロン・マスクが筆頭→「マスクだけに」「逆襲のイーロン来るか」 – Togetter
「もう政治には手を出すな。お前は趣味全開で企画とか開発に専念してろ」っていうわれるのシャア・アズナブルとイーロン・マスクが筆頭なんですよ。 https://t.co/6lfAAp90uA
— 織部ゆたか (@iiduna_yutaka) 2025年7月16日
後日追加された衣装チェンジ機能。
「Grok」のAIキャラクター「Ani」ちゃんに待望の新衣装が追加。水着がかわいい!https://t.co/g9dilFKnrT
8月に米国向けに追加された3種類の衣装がついに日本でも利用可能に。「Ani」ちゃんを自分好みの姿に着せ替えて、たくさんお話しちゃおう pic.twitter.com/5agnMeLFun
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) 2025年9月4日
「Grokipedia」はxAIが提供している辞書サイトです。
2025年10月27日にを公開されました。
Wikipediaの記事を流用していますが、各記事がGrokによって定期的にファクトチェックされているのが特徴となっています。
メールアドレスやXのアカウントを利用してログインする事ができ、ログインすると記事の誤りを送信したりすることが可能になります。
xAIが提供していますが、GrokやXとは直接関係が無いサービスです。
| 公式サイト | Grokipedia |
| X | Grokipedia(@Grokipedia) |
Grokipediaのコンテンツはイーロン・マスク氏の政治的価値観を反映しており、右翼的な論点、ファクトチェックの誤り、主流メディア批判、トランスフォビア的、人種差別的、そして根拠のない陰謀論が含まれているとThe Vergeは評しています。
一方で、イーロン・マスク氏の経歴やビジネスに関しては非常に肯定的に書かれているとのことです。
(2025年7月5日)
これまでX(Twitter)の翻訳機能はGoogle翻訳が利用されていましたが、今後は自社開発のGrokになるんですね。
地味にすごい変化だと思う。
Grok Translate is now available to all English-speaking users on X! pic.twitter.com/GJWLSpyp7z
— Ray Hotate 保立怜 (@rayhotate) 2025年7月5日
7月半ばごろから、日本語→英語にも対応した模様。
(2025年3月29日)
3月28日(現地時間)、イーロン・マスク氏は自身が率いるAIスタートアップのxAIが、同じくマスク氏が所有するSNSのX(旧Twitter)を全額株式交換で買収したと発表しました。
マスク氏は今回の統合について、Xへの投稿で以下のように述べています。
xAIとXの未来は密接に結びついています。今日、私たちはデータ、モデル、計算リソース、配信網、人材を統合する第一歩を正式に踏み出しました。この統合により、xAIの高度なAI能力と専門知識をXの大規模な影響力と結びつけることで、計り知れないほどの可能性を解き放つことになります。統合された会社は、何十億もの人々によりスマートでより有意義な体験を提供しつつ、真実の追究と知識を発展させるという我々の核となる使命に忠実であり続けます。これにより、単に世界を反映するだけではなく、人類の進歩を積極的に加速させるプラットフォームを構築することが可能になります。
元々、xAIが開発したAIチャットボットである「Grok」がSNSの「X」に搭載されたり、XのデータをGrokの学習ソースとりて利用したりなど、xAIとXは密接に関わってきましたが、今回の買収により両社の連携は一段と強化される事になるとみられています。
なお、xAIの価値は800億ドル(約12兆円)、Xの価値は450億ドル(約6兆7500億円)から負債120億ドルを除いた330億ドル(約4兆9500億円)になるとマスク氏はXで明かしています。
今後、XとxAIのすべての株式は、新会社「xAI Holdings Corp.」の株式と交換される予定です。
この新会社は2025年3月27日にネバダ州で登記されており、マスク氏が社長を務めています。
xAI Holdings Corp.の企業価値は負債を除き1000億ドル(約15兆円)を超える規模となる見通しであるとBloombergは報じています。
マスク氏は2022年に440億ドル(約6兆6000億円)でX(当時の名称はTwitter)を買収していました。