※Appleが2025年2月20日に発表したiPhone 16eは、端子にLightningではなくUSB-Cを搭載しています。
(2025年1月23日)
現行のiPhone SE(第3世代)はiPhone 8の筐体をベースにしており、コネクタ(端子)にはLightning端子が採用されています。
ですが、第4世代のiPhone SE(通称・iPhone SE 4)では、iPhone 15や16シリーズと同様、端子にLightningではなくUSB-C(USB Type-C)を採用するとみられています。
iPhone SE 4はまた、今後予定されている欧州連合(EU)の規制に対応するため、USB-Cポートを搭載する予定だ。
私たちの情報筋は、アップルが内部的にUSB-Cと呼んでいるE85コネクタについて広範囲に言及しているのを確認している。
出典:iPhone SE 4 Details: Action Button, USB-C Port, Face ID, and More – MacRumors(英語)
EUの規制とは、EU圏内で販売されるすべてのスマートフォンやタブレット等に、USB-Cの採用を義務付けるというものです。
この法案は、2022年10月4日に正式に可決され、2024年12月28日に施行されました(Appleはこの規制に合わせ、同時期にほとんどのEU圏内で第三世代のiPhone SEとiPhone 14の販売を終了しています)。
Appleといえど、この規制を回避する事はできませんから、少なくともEUで発売されるiPhone SE 4は確実にUSB-Cを搭載するでしょう。
流出したCADデータからも、iPhone SE 4の外部接続端子は、USB-Cになるのが確実とみられています。
まとめ
iPhone SE 4は、iPhone 14のボディをベースにすると予想されています。
iPhone 14の端子はUSB-CではなくLightningです。
しかし、EUの規制に対応するため、iPhone SE 4はLightningではなくUSB-Cを採用する事が確実視されています。
現在の環境を考えると、一部のApple製品でしか使えないLightning端子より、様々な電化製品で使えるUSB-Cの方が何かと便利だと思うので、筆者としてはiPhone SE 4がUSB-Cに対応してくれたら嬉しいです(`・∀・´)
余談
Appleは2024年11月に、複数のLightning対応アクセサリーの販売を終了しています。
米Appleが、SDカードリーダーやUSBカメラアダプター、3.5mmヘッドフォンジャックアダプターなど、複数のLightning関連アクセサリの販売を終了した。
出典:アップル、Lightningアクセサリーを次々と販売終了に – ITmedia NEWS
こうした脱Lightningの姿勢を見ても、AppleがiPhone SE 4の端子にLightningではなく、USB-Cを搭載するのは確実でしょう。