オランダのチップ事情は?相場はいくらなのか?

オランダでは基本的にチップを支払う必要はありません。アメリカ等の様なチップ文化や習慣は特に無いためです。

しかし、チップを渡す習慣が全くないわけでは無く、良いサービスや特別な対応を受けた際にお礼や感謝の気持ちとしてチップを渡す事はあります。

「チップは不要」というより、「特にチップを払わなくても問題ないが、サービスが良かったら感謝やお礼としてチップを払うことはある」という感じですね。

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オランダでチップを支払う場合の相場

オランダでチップを支払う場合、いくら払えばよいのでしょうか?以下がチップの相場です。

  • タクシー:料金の10~15%程度。
  • レストラン:料金の5~15%程度。ただし、レストランの格にもよるので注意。また、サービス料が最初から含まれている場合は基本的に不要。
  • ホテル:ルームサービスや荷物を運んでもらった時など、スタッフに何かをお願いした際に1~2ユーロ。

また、端数が出ないように切り上げて渡す事もあります。

例えば、会計が48.50ユーロだったら、50ユーロを渡すという形です。日本円で例えると、4,980円を支払う際に5,000円を渡して、お釣りをそのまま相手に渡すイメージです。

ちなみに、クレジットカードでチップを支払う場合は、伝票の合計額にチップ相当額を自分で書き足して支払うことが出来る場合もあります。

まとめ

オランダでは特にチップは必要ありません。

サービス業に就く方々は、日本と同様にチップ無しで生きていける給料を得ているので、チップが貰えなくても特に困る事はありません(注:アメリカ等ではチップを受け取る事が前提の給与になっている)。

しかし、何か良いサービスを受けたら、感謝の気持ちとしてチップを払うと良いでしょう。言うまでもなく、チップは必ず喜ばれます。

参考