クレジットカードのリボ払いとは?

クレジットカードの支払額を毎月一定額にできる支払い方法「リボ払い」について解説します。

*この記事で紹介しているリボ払いはショッピング(買い物)のリボ払いに関してです。キャッシングについては触れていません。

リボ払いとは?

「リボ払い」とは「リボルビング払い」の略でクレジットカードの利用代金の支払い方法の1つです。

毎月、あらかじめ決められた(決めた)一定の金額を返済していくのが特徴です。

例えば、15,000円の買い物をした場合、一回払いであれば当然、引き落とし日に15,000円が一度に銀行口座から引き落とされます。

しかし、リボ払いの場合、例えば一回の支払い(引き落とし)を5,000円に指定しておくと、毎月5,000円ずつ引き落とされます。

つまり15,000円であれば3ヶ月かけて支払うことになります(実際には金利手数料が発生するので3ヶ月以上かかる場合もあります)。

金利が高額なので危険

リボ払いは年利15%の金利(手数料)がかかります。

これは1か月あたり1.25%の計算です(15÷12=1.25)。

つまり、5万円の買い物をリボ払い(毎月1万円の支払い)にした場合、初月は10,125円の支払いになります。125円が手数料です。

リボ払いの金利は非常に高額なので、返済期間が長ければ長いほど多くの金利を支払う事になり、最終的に支払う額が商品の額に対して高額になってしまう危険性があります。

まとめ

自由に分割して支払いができるからといって、リボ払いでパソコンや家具、車など、高額な買い物をすると、金利手数料だけで大きな額になってしまい危険です。

クレジットカード会社からすると、リボ払いは多くの金利手数料を稼げる美味しいビジネスなので、カード会社の中には頻繁にリボ払いを勧めてくる所もありますが、使わないようにしましょう。

リボ払いのメリットはほとんどありません。

今すぐお金が必要だけど、手持ちのお金がないという場合は、信頼できる家族や友達に借りるなどして対応しましょう。

リボ払いは金利手数料の計算や支払いの綿密な計算ができない状態で利用すると、借金が雪だるま式に増えていく可能性がありとても危険です。