10代のうちにやるべき15のこと

後悔のない人生を送るために、10代の内にやっておくべきことを15個紹介します。

1.読書をする

10代、特に中高生のような学生のうちは行動範囲が狭まります。

行動範囲が狭い中で、世界中の様々な事をコスパ良く(手頃な価格で)学ぶには読書が最適です。

入門書から専門書まで。漫画からビジネス書まで。自分のレベルにあった本をたくさん読みましょう。

著者が何度も構想を練り、編集者が何度も修正した”知識”が1,000円~2,000円、高くても数千円ほどで買えるのは本当にお買い得です。

電子書籍であれば、紙の本より安く購入出来ることもありますし、場所もかさばらないのでオススメです。

普段本を読まない方も、ぜひ読書に挑戦してみてください。

読書はストレス解消にも非常に役立つのでオススメです。

参考:読書によってストレスレベルが68%も軽減する

2.勉強する

上の読書と被りますが、たくさん勉強してとにかく知識を得ましょう。

世界は広く、無駄に思えても意外と役立つものがあります。逆に、有用に思えても意外と役立たない事も多くあります。

考えても仕方ないので、新しい知識や能力を貪欲に求め、沢山のことを勉強しましょう。

参考:10代のうちにやるべき4つの勉強

3.字を上手くする

世間ではあまり言われないけども(みんな字が上手いのかな?)字が下手だと意外と困ります。

パソコンやスマートフォンで事足りる時代だからこそ、いざ手書きの時、その下手さが際立つ。

もし字を書く機会があるなら、丁寧に書く事を心がけてください。

デジタルデトックス (ネットやSNSから離れる生活)を兼ねて、ペン字のワークブックなどをやってみても良いと思います。

筆者は以下の練習帳で学びました。

4.パソコンやスマホ、インターネットを活用する

パソコンやスマホ、インターネットを活用する事はとても大切です。

YouTubeやInstagram、TikTokなどで動画を見るだけでなく、様々な知識を得たり、効率化を図るためにパソコンやスマホ、インターネットを活用し、人生を豊かにしましょう。

難しい事に挑戦しなくても、テレビなどでは扱わないマニアックな情報を扱うニュースサイトを閲覧したり、興味がある業界の有名人をTwitterでフォローしたりして情報収集をするだけでも、多くのことを学べるはずです。

筆者が個人的に好きで、特に専門知識が無くても読めるオススメのニュースサイトは以下の2つです。

  • ライブドアニュース(様々なジャンルのニュースを浅く広く知ることができる)
  • GIGAZINE(IT系の話題を中心に、海外メディアが報じた珍しいニュースを知る事ができる)

もちろん新しい知識を得るだけでなく、YouTubeで英語やプログラミングを学んだり、お小遣い帳をExcelなどパソコン上で管理

5.お金について考える

お金について考え、金融リテラシー(お金に関する知識)を身につけましょう。

「サラ金と闇金の違い」「リボ払いの仕組み」「連帯保証人と保証人の違い」などなど…

あなたはこれらについて理解していますか?

お金はうまく使わないと、必要以上に借金をしてしまったり、無駄な出費が増えたりと、生活に大きな負担を発生させてしまいます。

お金に対する正しい知識を身につけましょう。

6.自分より”上のレベル”の人に会う

とにかく、人と会いましょう。

人と会って刺激を貰うのがとても重要です。

友達や家族など普段から会っている人ではなく、普段会わない人や年代が違う人と会いましょう。

また、”井の中の蛙“にならないよう、一流の人や尊敬する人、憧れの人など”自分よりレベルが高い人”と積極的に会ってみると良いでしょう。

尊敬するビジネスパーソンの講演に行ったり、憧れのアーティストのライブに行ったり、例え一対一で会えなくても、少しでも相手に近づきましょう。

積極的に自分の”普段のコミュニティ”から飛び出し、社会の広さ、人の多様さ、上には上がいる事を肌で感じましょう。

7.悪い付き合いを止める

世の中には残念ながら、あまり関わるべきではない人もいます。

セクハラやパワハラをしてしまう人や、夜遊びをするクラスメイト、性格の悪い同僚など。

例え家族や友達であっても、自分を傷つけたり、苦しめたりするのであれば、勇気を持って距離を取ることも大切です。

参考:縁を切ったほうがいい友達の特徴13個

8.立派な大人は稀と知っておく

立派な大人なんてまずいない。

学校の先生も親も立派じゃない。

それ前提で行動する。先生や親が情けなくても問題ない。”ただの人間”なのだから立派である方がおかしい。

9.常識を捨てておく

様々な文化や考え方に触れておき、自分の常識を捨てておく。

多くの10代は1つの中学高校で価値観を植え付けられる。洗脳と言っても良い。そんな小さなエリアではなく、もっとイロイロな考え方を知っておく事が大事。

1つの価値観や常識しか持っていないと、イレギュラーに対応できない、他人とわかりあえない、自分と違う人を差別するといったな人間になってしまいます。

多様な常識や価値観を身につけ、清濁併せ呑める大人を目指しましょう。

10.様々な生き方を知る

学校に通って就職するだけが人生じゃない。

高校のあとの進学先は大学、専門学校、短期大学だけじゃない。

自分とは全く違う生き方が無数にある。それを本でもテレビでも体験でも何でも良いから積極的に知りましょう。

いろんな生き方がある…それを頭の片隅に置いておくだけで、あなたは様々なしがらみから自由になれます。

11.失敗を経験する

10代の場合、多くは失敗しても最終的には親や先生がなんとかしてくれることが多いはず。

「まだ子供だからしょうがない」

そんな言い訳が使えるうちに多くの失敗をするべきです。

失敗と言うとネガティブなイメージがつきまといます。

しかし、そんなことは無いのです。

失敗しても、そこからなにか1つでも得られるものがあればそれは立派な「実験」「勉強」です。

さらに成功すれば「プロセス」「過程」になります。

12.青春はなくていい

熱血運動部で燃えなくても、可愛くてお淑やかな子とイチャつかなくても、成績がパッとしなくても良いのです。

むしろそれが普通です。隣の芝生は青くない。

ドラヤや漫画、アニメで見るような”青春”に惑わされず、マイペースに、流されずに生きてください。

13.自分の好き嫌いをハッキリする。

「やりたいこと」や「好きなこと」を見つける事ができずに悩んでいる方は少なくないと思います。

しかし、20代や30代になっても「やりたいこと」や「好きなこと」が見つからない、分からないという人も珍しくありません。

無理して自分探しなんてしなくても良いのです。もっと気楽にいきましょう。

起業家の堀江貴文氏は著書の「ゼロ」でこう述べています。

やりたいことがない。就きたい仕事が見当たらない。はたして、その人はほんとうに「やりたいことがない」のだろうか?僕はこんなふうにたずねる。

「きみ、好きな女優さんはいる?」

「ええっ?まあ……新垣結衣さんとか」

「なるほど、ガッキーが好きなのね。じゃあさ、ガッキーと会ってみたいと思わない?」

「それは、会いたいです」

「じゃあ、どうやったら会えるようになるだろう?たとえばガッキーと共演できるような俳優さんになるとか、ガッキー主演の映画を撮る監督さんになるとか、テレビ局で働くとか、いろんな道があるよね。それができたら幸せだと思うでしょ?」

「え、ええ。でも僕にはとても……」

「ほら、きみだって『やりたいことがない』わけじゃないんだ。問題は『できっこない』と決めつけて、自分の可能性にフタをしていることなんだよ。別に俳優さんになれとは言わないけど、ちょっと意識を変えてみたらどうかな?」

なるべく話をわかりやすくするため、好きなタレントさんなどを糸口に話すことが多いのだが、言いたいことは伝わるだろう。

海外の旅番組を見ていて、フランスの田園風景が映る。こんなところに住めたら最高だなあ」と思う。英語に堪能な人を見て、羨ましく思う。自分と同年代のベンチャー起業家に刺激を受ける。

……それでも、これといったアクションを起こさないのは、なぜか?理由はひとつしかない。

最初っから「できっこない」とあきらめているからだ。

(中略)

「できっこない」という心のフタさえ外してしまえば、「やりたいこと」なんて湯水のようにあふれ出てくるのだ。

出典:ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

難しい自己分析が無駄だとは言いません。それはそれで重要でしょうが、時には自分の”心の整理”も兼ねて、「自分には無理だ」と可能性を抑え付けず、素直にやりたい事や好きなことを考えてみると良いでしょう。

14.夢中になる

人間の集中力はそう長く保ちません。

集中力の持続時間については様々な説がありますが、2時間以上保つ事はそうそうないでしょう。

しかし、2時間はおろか丸一日集中力が保ってしまう=夢中になってしまう物事はありませんか?

無いならないで良いのですが、あるならば幸せな事です。夢中になれる事、没頭できる事は様々な形で役立ちます。

これはよく、自己啓発本等で言われる事ですが、私自身夢中になれる事を通して「あーホントだなー」って思いました。

自分が没頭出来る事、夢中になれる事があるならばそれを大事にしましょう。

起業家の堀江貴文氏は、没頭し夢中になる事で、仕事や勉強も楽しくなると言います。

堀江氏はゼロの「仕事を好きになるたったひとつの方法」という項目で、仕事を好きになるためには、まず仕事に没頭することが大切だと述べています。

出典:堀江貴文から学ぶ仕事を好きになる方法

15.行動する

とにかく行動しましょう。

夢を見たり、目標を掲げるだけでなく、とにかく手を動かしましょう。

筆者も取り掛かりが遅く、行動も起こさなかった人間なので、行動の重要さが良く分かります。

ToDoリスト(やることリスト)を作っても、行動しなければ全て無駄です。

ToDoリストは先延ばしのツールにもなりえます。

仕事中、タスクに着手せず、ただリストをいじっていたことはありませんか。私自身、そんな経験が何度もあります。ToDoをいじっていると、実際は何も進んでいなくても、なんとなく生産的な気分になれるのです。

出典:ToDoリストが非生産的な理由と、生産性を高めるタスク管理術 | ライフハッカー[日本版]

もし夢や目標があるなら、ただ手を付けるだけでも良いので、まずは行動しましょう。

また、世界的な経済誌であるForbesによれば、行動をする際は”自分の理想像”と同じように行動すると良いそうです(以下はGIGAZINEに掲載された訳文です)。

何をやったらいいか分からないときも、こうありたいという理想像はあるはずです。従業員として望まれるビジネスパーソンに育っていくために「あたかもそうであるように」という行動をしていくことは有益であり、「もしも自分がそうなりたいと望む人物だったらどんな決断をし、毎日の計画を組み立て、そしてゴールを達成するだろうか?」というように考え、その行動を真似るべきです。

出典:若い頃に知っていれば良かったのにと感じるとても大切な20のこと – GIGAZINE

まとめ

あなたの人生はあなたのものです。

様々な誘惑や絶望に襲われることもあると思います。

それでも自分を大切に、自分を持ってこの世界を生き抜いてください。