スタンディングデスクを使い、立って仕事をすると生産性が上がる

皆さんは1日にどの程度の時間を座って過ごしますか?

ずっと座って仕事をしていると、健康に悪影響を及ぼし、集中力も失われていきます。結果として、仕事の生産性も落ちてしまいます。

運動をするのも良いですが、何度も仕事を中断して勤務中にストレッチをする訳にもいかないでしょう。

そんな方にオススメなのが立って仕事ができるスタンディングデスクです。

(画像:山善 スタンディングデスク

スタンディングデスクで生産性を向上させる

スタンディングデスク(立ち机)を使い、立って仕事をすると、座って仕事をする場合よりも生産性を向上させる事ができます。

テキサスA&M大学の研究によると、コールセンターでスタンド機能付きのデスク(高さが変更できる机)を使用した従業員は、従来の座って使う机を使用している従業員に比べ、生産性が46%も高かったと言います。

生産性が向上した理由の多くは、スタンディングデスクが従業員の身体的な快適さに起因すると研究チームは述べています。

また、過去の研究によれば、スタンド機能付きデスクを使用する従業員は、通常のデスクを使用する従業員に比べて1日あたり約1.6時間座っている時間が短かったそうです。

一方で、ただ立っているだけでは、座っているだけの状態とそれほど変わらないという意見もあります。

研究チームの一員で、同大人間工学センターを率いるマーク・ベンデン氏は、ただ従業員を立たせるだけでは、チームの研究結果を十分に説明できないだろうと述べる。「静的に立っているだけでは、静的に座っているだけとそれほど変わらない」からだ。

座りっぱなしや立ちっぱなしとの重要な違いは、机を立っても使えることで、より多く体を動かすようになることだという。「テクノロジー主導で不活動的になっている」現代においては、立つ人が「体を小刻みに動かしたり、揺らしたり、傾けたり」することが重要だと同氏は指摘する。

出典:立って仕事、座っているより生産性も向上 – WSJ

今回の研究では、ただのスタンディングデスクではなく、昇降可能なデスクを使っています。

つまり、状況に応じてデスクの高さを変更する事ができ、従業員が立っている状態と座っている状態の両方で仕事が可能になっていたという事です。

この点が、身体的な快適さを従業員にもたらし、生産性向上に繋がったという事ですね。

生産性向上に関する本である「ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250」にも、スタンディングデスクの使用が軽い運動に繋がるという感想が記されています。

実際にスタンディングデスクを利用してみると、集中力が高まると同時に、下半身の軽い運動にもなって心地よいので、しだいにクセになってきます。最初のうちは短時間から始めて、徐々に回数と1回あたりの使用時間を延ばしてゆくとよいでしょう。

ちなみに、この本ではスタンディングデスクの導入が難しい場合に、大きな箱で代用する方法も提案されています。

簡易的なスタンディングデスクとして利用できるのが、ミカン箱ほどの大きさの箱です。デスクの上に置き、そこにノートパソコンを置いて作業するのです。立って作業をする場合、手はなるべく腰の付近にあるほうがいいので、箱よりも一段階下の高さに外部キーボードを置く場所を、たとえば本を積んで作るのがおすすめです。

もう1つの方法として、IKEAの小卓にキーボード用の棚を取り付けて簡易のスタンディングデスクを作る方法もあります。材料費にして数千円ですので、置き場所があるなら挑戦してみるのもよいでしょう。

本格的なスタンディングデスクの導入が難しい方は、参考にしてみても良いかもしれません。

まとめ

座りっぱなしは身体に悪く、集中力や生産性にも悪影響を及ぼします。

生産性を上げる方法を探している方は、座りっぱなしを防ぎ、定期的に身体を動かすために、スタンディングデスクの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

参考