先延ばしを防ぎ、生産性を向上させる方法である「2分間ルール」を紹介・解説します。
「2分間ルール」とは?
「2分間ルール」とは、「予定を立てる際や新しい仕事が入ってきた際に、2分以内で終わることであればスケジュールに加えずその場で終わらせよう」というルールです。
2分間ルールのメリット
2分間ルールを守ることで、以下のようなメリットが得られます。
- 細かい作業がその場で終わるため、予定を立てるだけで時間を浪費しない
- タスク(やるべきこと)の先延ばし(先送り)を防げる
- 細かいタスクが積み重なり、予定が肥大化するのを防ぐ
- 作業時間の見積もりが得意になり、「2分間でできるタスク」が瞬時に判断できるようになる
2分間ルールのルーツ「GTD」
2分間ルールは、コンサルタントのデビッド・アレン氏が提唱する生産性を高めるためのテクニック「GTD(Getting Things Done)」の一部です。
GTDで重要なのは「頭の中を空にすること」です。そのために、GTDではまず最初に頭の中にある全ての「やるべきこと」や「気になっていること」を書き出します。
そして、書き出した内容を具体的に予定やスケジュールに落とし込んでいくのですが、その際に2分以内でできる事であれば、予定に組み込まず、その場でやってしまうというのが「2分間ルール」です。
まとめ
予定を立てているだけで時間が経過してしまったことはありませんか?
そんな経験がある方は、2分間ルールを徹底し、すぐに終わる作業は予定を立てずその場で片付けるように心がけましょう。
そうすれば、細かい予定を立ててるだけで時間を浪費してしまったり、細かい作業が積み重なり、結果的に大きな作業になってしまうリスクを減らすことができます。